- 英
- peroxidase stain PO
- 同
- ミエロペルオキシダーゼ染色 MPO染色 myeloperoxidase stain
- 関
- ミエロペルオキシダーゼ MPO。佐藤・関谷法、急性骨髄性白血病
白血病細胞の鑑別
- 芽球陽性率:3%以上:骨髄性
- 芽球陽性率:3%未満:リンパ性、M0、M7 ← ペルオキシダーゼ染色陰性だからといってAMLを即否定してはいけない
急性骨髄性白血病の亜型
- 光顕的にミエロペルオキシダーゼ染色陽性:M1,M2,M3,M4
- 電顕的にミエロペルオキシダーゼ染色陽性:M7
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 口腔内腫瘤と多発性骨溶解を伴った犬の非定型リンパ腫の一例(短報)(臨床病理学)
- 伊藤 哲郎,久末 正晴,根尾 桜子,石川 武史,信田 卓男,渡辺 俊文,榎本 吉孝,奥田 優,土屋 亮,斑目 広郎,小方 宗次,山田 隆紹
- The journal of veterinary medical science 69(9), 977-980, 2007-09-25
- 8歳齢,避妊雌のゴールデンレトリバーに口腔腫瘤と跛行を認めた.全身骨格に骨溶解像が存在したが,血清および尿蛋白の電気泳動像では異常蛋白を認めなかった.口腔腫瘤組織検査では異型の骨髄球様異型細胞の増殖を認め,骨髄にも同様の異型細胞が浸潤していることが疑われた.これらの異型細胞群はペルオキシダーゼ染色,非特異的エステラーゼ染色共に陰性であり,PCR法によるリンパ球抗原受容体遺伝子再構成解析からBリンパ …
- NAID 110006388659
- 多剤併用化学療法により維持管理可能であった未分化型骨髄芽球性白血病(M1)の猫の1例(内科学)
- 真下 忠久,下田 哲也,吉岡 永朗,高橋 靖,光田 昌史
- The journal of veterinary medical science 68(1), 97-101, 2006-01-25
- 2歳, 雄の雑種猫が元気および食欲低下を主訴に来院した.血液検査では, 軽度の非再生性貧血, 血小板減少症, および多数の芽球出現を伴う白血球増加が認められた.骨髄検査では, 同様の芽球の増加を認めた.これらの細胞はペルオキシダーゼ染色陽性であり, FAB分類にしたがい未分化型骨髄芽球性白血病(M1)と診断した.シクロホスファミド, ビンクリスチン, プレドニゾロン, およびシタラビンを用いた多剤 …
- NAID 110004675703
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★リンクテーブル★
[★]
- 3歳の男児。顔色不良と発熱とを主訴に来院した。母親は1か月前から顔色不良に気付いていた。1週前から発熱し、自宅近くの診療所で抗菌薬を投与されていたが、症状が改善しないため紹介されて受診した。体温38.3℃、脈拍120/分、整。呼吸数24/分。皮膚は蒼白で、下肢に点状出血を認める。眼瞼結膜に貧血を認める。眼球結膜に黄染を認めない。心尖部に2/6度の収縮期雑音を聴取する。右肋骨弓下に肝を3cm、左肋骨弓下に脾を4cm触知する。血液所見:赤血球 196万、Hb 5.8g/dl、Ht 18%、網赤血球 0.3%、白血球 5,600(桿状核好中球1%、分葉核好中球6%、好酸球1%、単球2%、リンパ球86%、異常細胞4%)、血小板 1.9万。血液生化学所見:尿素窒素 11mg/dl、クレアチニン 0.3mg/dl、尿酸 6.2mg/dl、AST 72IU/l、ALT 58IU/l、LD 691IU/l(基準335-666)。CRPl.3mg/dl。骨髄検査を行ったところ、骨髄で増加している細胞はペルオキシダーゼ染色陰性で、表面マーカー検査ではB前駆細胞の形質を示す。骨髄染色体所見は51、XY、+4、+6、+10、+17、+21である。脳背髄液検査に異常を認めない。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No.15)を別に示す。
- この疾患の治療について誤っているのはどれか。
- a 多剤併用抗癌化学療法を行う。
- b 副腎皮質ステロイドが有効である。
- c 最も多い治療関連合併症は感染症である。
- d 中枢神経予防療法は必須である。
- e 約半数の症例が造血幹細胞移植の適応となる。
[正答]
E
予後
|
予後良好群
|
予後不良群
|
初診末梢血白血球数
|
1万/μl未満
|
10万/μl以上
|
年齢
|
1歳~10歳
|
1歳未満。10歳以上
|
免疫学的細胞形質
|
B細胞前駆性
|
T細胞性、 B細胞性、 mixed lineage
|
胸腺腫大
|
無
|
有
|
初診時中枢神経系/精巣浸潤
|
無
|
有
|
著明な肝脾腫
|
無
|
有
|
著明なリンパ節腫大
|
無
|
有
|
染色体
|
高2倍体、t(12;21)
|
低2倍体、t(9;22), t(4;11)
|
治療14日目の骨髄中の芽球
|
5%未満
|
25%以上
|
ステロイドに対する感受性
|
良好
|
不良
|
|
染色体異常
|
遺伝子異常
|
予後
|
B前駆細胞型ALL
|
t(9;22)
|
BCR/ABL融合
|
不良
|
t(4;11)
|
MLL/AF4融合
|
不良
|
染色体数45本未満
|
|
不良
|
t(12;21)
|
TEL/AML1融合
|
良好
|
t(1;19)
|
E2A/PBX1融合
|
良好
|
染色体数50本以上
|
|
良好
|
T細胞型ALL
|
t(11;19)
|
TAL1変異
|
不良
|
MLL/ENL
|
良好
|
HOX11高発現
|
良好
|
NOTCH1変異
|
不明
|
※国試ナビ4※ [105I057]←[国試_105]→[105I059]
[★]
- 30歳の男性。貧血の精査のため来院した。昨年の健康診断では異常を指摘されなかったが、2週前から労作時息切れが出現したため自宅近くの診療所を受診したところ、貧血を指摘され精査のため紹介されて受診した。脈拍 88/分、整。血圧 122/78mmHg。眼瞼結膜は貧血様で眼球結膜に黄染を認めない。胸骨右縁第2肋間を最強点とする収縮期駆出性雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 302万、Hb 8.3g/dL、Ht 28%、白血球 2,400(桿状核好中球 3%、分葉核好中球 28%、好酸球 2%、単球 5%、リンパ球 62%)、血小板 5万。血液生化学所見:総蛋白 7.4g/dL、アルブミン 4.2g/dL、総ビリルビン 0.5mg/dL、直接ビリルビン 0.2mg/dL、AST 27U/L、ALT 19U/L、LD 948U/L(基準 120~245)、ALP 476U/L(基準 115~359)、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、尿酸 8.5mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.0mEq/L、Cl 102mEq/L、Ca 10.0mg/dL、P 6.0mg/dL。CRP 0.8mg/dL。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 5)を別に示す。異常細胞のペルオキシダーゼ染色は陰性で、表面マーカー解析ではCD10とCD19が陽性で、CD20とCD33は陰性であった。染色体検査でPhiladelphia染色体が検出された。
- この患者に投与すべき薬剤はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D021]←[国試_114]→[114D023]
[★]
- 59歳の男性。易疲労感と発熱とを主訴に来院した。2か月ほど前から易疲労感を自覚していた。2週前に感冒様症状と37℃前後の微熱とを自覚し自宅近くの診療所で投薬を受けたが改善しなかった。身長 169cm、体重 66kg。体温 37.5℃。脈拍 92/分、整。血圧 118/72mmHg。眼瞼結膜は貧血様である。眼球結膜に黄染を認めない。頸部、腋窩および鼠径部の表在リンパ節を触知しない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫や紫斑を認めない。血液所見:赤血球 202万、Hb 6.9g/dL、Ht 19%、網赤血球 0%、白血球 59,400(桿状核好中球 10%、分葉核好中球 1%、単球 0%、リンパ球 5%、異型細胞 86%)、血小板5万。血液生化学所見:総蛋白 5.7g/dL、アルブミン 3.5g/dL、AST 34IU/L、ALT 45IU/L、LD 756IU/L(基準 176~353)、尿素窒素 19mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、Fe 134μg/dL。骨髄染色体検査では46,XYであった。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 16A)とペルオキシダーゼ染色標本(別冊No. 16B) とを別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I052]←[国試_110]→[110I054]
[★]
- 27歳の女性。咳と呼吸困難とを主訴に来院した。 1週前から前胸部の圧迫感を自覚していた。 2日前から息苦しくなり、昨日から咳が出始めた。自宅近くの医療機関を受診したところ、胸部エックス線写真の異常所見を指摘され、精査のために紹介されて受診した。既往歴に特記すべきことはない。体温36.8℃。脈拍96/分、整。血圧110/64mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 95%(room air)。口腔内に点状出血斑を認める。眼瞼結膜は貧血様である。呼吸音は左胸部で減弱している。右肋骨弓下に肝を3cm触知する。血液所見:赤血球308万、 Hb9.2g/dl、 Ht28%、白血球24,000、血小板2.2万。胸部エックス線写真(別冊No. 23A)、骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 23B)及びペルオキシダーゼ染色標本(別冊No. 23C)を別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106D053]←[国試_106]→[106D055]
[★]
- 12歳の女児。 7日前からの発熱と全身の倦怠感とを主訴に来院した。生来健康であった。 2週前から活気のないことに家族が気付いていた。 7日前から発熱し、自宅近くの診療所で抗菌薬を投与されたが改善しなかった。顔色は不良である。腹部では肝臓を右季肋下に 4 cm、脾臓を左季肋下に 2 cm触知する。血液所見:赤血球 316万、 Hb 6.4 g/dl、Ht 27%、白血球 32,000(異常細胞 65% )、血小板 2.3万。 LD3,015 IU/l(基準 176~353)。骨髄穿刺所見:細胞数 60万/mm3(基準 10万~ 25万 )(異常細胞 98% )、異常細胞のペルオキシダーゼ染色は陰性、表面抗原検査は CD10とCD19は陽性、 CD3と CD13は陰性。
- この疾患の予後に影響する因子はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [108A054]←[国試_108]→[108A056]
[★]
- 英
- Sato-Sekiya method
- 関
- ペルオキシダーゼ染色、オキシダーゼ反応、ベンチジン、ミエロペルオキシダーゼ染色法
参考
- http://www.seadict.com/ja/ja/%E4%BD%90%E8%97%A4%E3%83%BB%E9%96%A2%E8%B0%B7%E6%B3%95
[★]
- 英
- myeloperoxidase, MPO
- 関
- oxidative burst、ペルオキシダーゼ染色
[★]
ペルオキシダーゼ染色
[★]
ペルオキシダーゼ染色
[★]
ペルオキシダーゼ染色
[★]
ペルオキシダーゼ染色
[★]
- 英
- peroxidase Poase PO
[★]
- 英
- peroxyl、peroxy
- 関
- 過酸化、パーオキシ
[★]
- 英
- staining
- 関
- 染色法
[★]
- 英
- fern
- 関
- シダ植物