- 英
- solifenacin
- 化
- コハク酸ソリフェナシン, solifenacin succinate
- 商
- ベシケア Vesicare
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/12/16 21:06:00」(JST)
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ソリフェナシン
|
| IUPAC命名法による物質名 |
| 1-azabicyclo[2.2.2]oct-8-yl (1S)-1-phenyl-3,4-dihydro-1H-isoquinoline-2-carboxylate |
| 臨床データ |
| ライセンス |
US FDA:link |
| 胎児危険度分類 |
B3(AU) C(US) |
| 法的規制 |
POM (UK) ℞-only (US) |
| 投与方法 |
経口 |
| 薬物動態的データ |
| 生物学的利用能 |
90% |
| 血漿タンパク結合 |
98% |
| 半減期 |
45-68時間 |
| 排泄 |
腎臓 (69.2%)
便(22.5%) |
| 識別 |
| CAS登録番号 |
242478-37-1 |
| ATCコード |
G04BD08 |
| PubChem |
CID 443938 |
| DrugBank |
DB01591 |
| ChemSpider |
391992 |
| UNII |
A8910SQJ1U |
| ChEMBL |
CHEMBL1734 |
| 化学的データ |
| 化学式 |
C23H26N2O2 |
| 分子量 |
362.465 g/mol |
SMILES
- O=C(OC2C1CCN(CC1)C2)N5[C@@H](c3ccccc3)c4ccccc4CC5
|
InChI
-
InChI=1S/C23H26N2O2/c26-23(27-21-16-24-13-10-18(21)11-14-24)25-15-12-17-6-4-5-9-20(17)22(25)19-7-2-1-3-8-19/h1-9,18,21-22H,10-16H2/t21?,22-/m0/s1
Key:FBOUYBDGKBSUES-KEKNWZKVSA-N
|
ソリフェナシン(solifenacin)は、抗コリン薬に分類される膀胱平滑筋の収縮を抑制する薬物である。頻尿と尿意切迫感、時として尿失禁を伴う過活動膀胱症候群の治療に用いられる。アステラス製薬からコハク酸との塩として、ベシケア(VesiCare)の商標で2005年より販売されている。
薬理[編集]
作用機序[編集]
ソリフェナシンは競合的なムスカリン受容体拮抗薬である。副交感神経から放出されるアセチルコリンは膀胱平滑筋上のムスカリン受容体、特にM3受容体に結合し、膀胱の収縮およびその結果としての排尿を誘発する。 アセチルコリンのM3受容体への結合を阻害することにより、ソリフェナシンは膀胱平滑筋の緊張を低下させ、膀胱が多くの尿を蓄えることを可能にして、排尿回数、尿意切迫感および尿失禁回数を減少させる。消失半減期が50時間と長いため、一日一回のソリフェナシン服用で24時間に渡って膀胱平滑筋の緊張を低減させることが可能である。
副作用[編集]
その作用メカニズムから、口渇などの副作用が報告されている。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- コハク酸ソリフェナシンによる薬剤性QT延長症候群からTorsade de Pointesを発症した1例
- 過活動膀胱(OAB)治療剤ソリフェナシンの研究開発と工業化
- 女性過活動膀胱(OAB)患者における抗コリン剤の臨床比較検討
Related Links
- InChI=1S/C23H26N2O2/c26-23(27-21-16-24-13-10-18(21)11-14-24)25-15-12- 17-6-4-5-9-20(17)22(25)19-7-2-1-3-8-19/h1-9,18,21-22H,10-16H2/t21?,22-/m0/ s1. Key:FBOUYBDGKBSUES-KEKNWZKVSA-N ...
- ベシケアとは?ソリフェナシンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる( おくすり110番:薬事典版)
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ベシケアOD錠2.5mg
組成
有効成分(1錠中)
添加物
- アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、アンモニオアルキルメタクリレートコポリマー、アメ粉、ステアリン酸マグネシウム、セルロース、ソルビン酸、ポリソルベート80、マクロゴール、D-マンニトール、メチルセルロース、リン酸二水素ナトリウム、pH調節剤
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 尿閉を有する患者[排尿時の膀胱収縮が抑制され、症状が悪化するおそれがある。]
- 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状が悪化するおそれがある。]
- 幽門部、十二指腸又は腸管が閉塞している患者及び麻痺性イレウスのある患者[胃腸の平滑筋の収縮及び運動が抑制され、症状が悪化するおそれがある。]
- 胃アトニー又は腸アトニーのある患者[抗コリン作用により消化管運動が低下するため症状が悪化するおそれがある。]
- 重症筋無力症の患者[抗コリン作用により筋緊張の低下がみられ症状が悪化するおそれがある。]
- 重篤な心疾患の患者[期外収縮等の心電図異常が報告されており、症状が悪化するおそれがある。(「重要な基本的注意」及び「薬物動態」の項参照)]
- 重度の肝機能障害患者(Child-Pugh分類C)[血中濃度が過度に上昇するおそれがある。(「薬物動態」の項参照)]
効能または効果
- 過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁
- 本剤を適用する際、十分な問診により臨床症状を確認するとともに、類似の症状を呈する疾患(尿路感染症、尿路結石、膀胱癌や前立腺癌などの下部尿路における新生物等)があることに留意し、尿検査等により除外診断を実施すること。なお、必要に応じて専門的な検査も考慮すること。
- 下部尿路閉塞疾患(前立腺肥大症等)を合併している患者では、それに対する治療(α1遮断薬等)を優先させること。
- 通常、成人にはコハク酸ソリフェナシンとして5mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高投与量は10mgまでとする。
- 中等度の肝機能障害患者(Child-Pugh分類B)への投与は1日1回2.5mgから開始し、慎重に投与する。投与量の上限は1日1回5mgまでとする。軽度の肝機能障害患者(Child-Pugh分類A)への投与は1日1回5mgから開始し、増量に際しては副作用発現に留意し、患者の状態を十分に観察しながら慎重に行うこと。[肝機能障害患者では血中濃度が上昇すると予想される。(「慎重投与」及び「薬物動態」の項参照)]
- 重度の腎機能障害患者(クレアチニンクリアランス30mL/min未満)への投与は1日1回2.5mgから開始し、慎重に投与する。投与量の上限は1日1回5mgまでとする。軽度及び中等度の腎機能障害患者(クレアチニンクリアランス30mL/min以上かつ80mL/min以下)への投与は1日1回5mgから開始し、増量に際しては副作用発現に留意し、患者の状態を十分に観察しながら慎重に行うこと。[腎機能障害患者では血中濃度が上昇すると予想される。(「慎重投与」及び「薬物動態」の項参照)]
慎重投与
- 下部尿路閉塞疾患(前立腺肥大症等)を合併している患者[抗コリン作用により、尿閉を誘発するおそれがある。]
- 潰瘍性大腸炎のある患者[中毒性巨大結腸があらわれるおそれがある。]
- 甲状腺機能亢進症の患者[抗コリン作用により頻脈等の交感神経興奮症状が悪化するおそれがある。]
- 肝機能障害患者(重度を除く)及び腎機能障害患者[血中濃度が上昇するおそれがある。]
- 認知症又は認知機能障害のある患者[抗コリン作用により、症状を悪化させるおそれがある。]
- パーキンソン症状又は脳血管障害のある患者[症状の悪化あるいは精神神経症状があらわれるおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー
- ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-Pの上昇(各0.1〜5%未満)、総ビリルビンの上昇(0.1%未満)等を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
尿閉
- 尿閉(0.1〜5%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
QT延長、心室頻拍、房室ブロック、洞不全症候群、高度徐脈
- QT延長、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)(いずれも頻度不明)、房室ブロック(0.1%未満)、洞不全症候群、高度徐脈(いずれも頻度不明)等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
麻痺性イレウス
- 麻痺性イレウス(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、著しい便秘、腹部膨満等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
幻覚・せん妄
- 幻覚・せん妄(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
ムスカリン受容体に対する親和性
- ヒトムスカリン受容体を用いた結合実験において、ムスカリンM3受容体に対する親和性はムスカリンM1、M2、M4及びM5受容体に対する親和性より高かった16)。
ムスカリン受容体拮抗作用
In vitro
- 摘出ラット及びモルモット膀胱平滑筋を用いた摘出実験において、カルバコール刺激による収縮に対して濃度依存的かつ競合的な拮抗作用を示した。また、ラット及びカニクイザルの膀胱平滑筋細胞及び顎下腺細胞において、カルバコール刺激による細胞内カルシウム濃度上昇に対して濃度依存的な抑制作用を示したが、顎下腺よりも膀胱平滑筋に対する抑制作用がそれぞれ3.6倍及び2.1倍強かった17)18)。
In vivo
- 麻酔ラットにおいて、カルバコール刺激による膀胱内圧上昇及び唾液分泌に対して用量依存的な抑制作用を示した。膀胱内圧上昇及び唾液分泌をそれぞれ30%及び50%抑制する用量で比較すると、唾液分泌よりも膀胱内圧上昇に対する抑制作用がそれぞれ6.5倍及び3.7倍強かった17)。
排尿機能に対する作用
- 麻酔ラットの膀胱内圧測定試験(シストメトリー)において、用量依存的な膀胱容量増加作用を示した。また、無麻酔脳梗塞ラットにおいて、排尿圧及び残尿量に影響を及ぼすことなく、用量依存的な膀胱容量及び排尿量増加作用を示した19) 。
作用機序
- 膀胱平滑筋において、ムスカリンM3受容体拮抗作用を示すことにより、膀胱の過緊張状態を抑制し、過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁を改善する。
有効成分に関する理化学的知見
分子式
分子量
融点
性状
- コハク酸ソリフェナシンは白色の結晶又は結晶性の粉末である。水、ジメチルスルホキシド又はメタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくい。水酸化ナトリウム試液に溶ける。
★リンクテーブル★
[★]
| 薬効分類
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一般名
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商品名
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用法
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作用機序/薬効薬理
|
| 過活動膀胱治療剤
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イミダフェナシン
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ステーブラ
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ウリトス
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1回0.1-0.2mg 1日2回
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受容体サブタイプM3及びM1受容体に高親和性を示す
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| 過活動膀胱治療剤
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トルテロジン
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デトルシトール
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1回2-4mg 1日1回
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| 過活動膀胱治療剤
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フェソテロジン
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トビエース
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1回4-8mg 1日1回
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| 過活動膀胱治療剤
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ソリフェナシン
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ベシケア
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1回2.5-10mg 1日1回
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膀胱平滑筋において、ムスカリンM3受容体拮抗作用を示すことにより、膀胱の過緊張状態を抑制し、過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁を改善する。
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| 選択的β3アドレナリン受容体作動性過活動膀胱治療剤
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ビベグロン
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ベオーバ
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1回50mg 1日1回
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本剤は膀胱平滑筋に存在するβ3アドレナリン受容体を選択的に刺激し、膀胱を弛緩させることで蓄尿機能を亢進し、過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁を改善する。
|
| 選択的β3アドレナリン受容体作動性過活動膀胱治療剤
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ミラベグロン
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ベタニス
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1回25-50mg 1日1回
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膀胱平滑筋のβ3アドレナリン受容体を刺激し、膀胱を弛緩させることで蓄尿機能を亢進し、過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁を改善する。
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| 前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤 α1阻害
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ナフトピジル
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フリバス
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1回12.5-75 1日1回
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α1受容体遮断作用に基づき前立腺部及び尿道に分布する交感神経の緊張を緩和し、尿道内圧を低下させ、前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善する。
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| 前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤 PDE-5阻害
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タダラフィル
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ザルティア
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1回2.5-5mg 1日1回
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タダラフィルはPDE5を阻害することにより、前立腺及び膀胱平滑筋、並びに下部尿路血管の平滑筋内cGMP濃度を上昇させる。タダラフィルによる血管拡張作用を介した血流増加が前立腺肥大症に伴う排尿障害の症状緩和に寄与していると考えられる。また、前立腺及び膀胱における平滑筋弛緩が血管に対する作用を補完している可能性がある。
|
| 前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬 α1阻害
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シロドシン
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ユリーフ
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1回2-4mg 1日2回朝夕
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下部尿路組織である前立腺、尿道及び膀胱三角部に分布するα1A-アドレナリン受容体サブタイプを介する交感神経系を遮断することにより、下部尿路組織平滑筋の緊張を緩和し、尿道内圧の上昇を抑制し、前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善する
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| 前立腺肥大症の排尿障害改善剤 α1阻害
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タムスロシン
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ハルナール
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パルナック
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1回0.1-0.2mg 1日1回
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尿道及び前立腺部のα1受容体を遮断することにより、尿道内圧曲線の前立腺部圧を低下させ、前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善する。
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| 前立腺肥大症治療剤
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オオウメガサソウエキス、ハコヤナギエキス、セイヨウオキナグサエキス、スギナエキス、小麦胚芽油
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エピカルス配合
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1回2錠 1日3回
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抗炎症作用、前立腺重量増加抑制作用
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| 前立腺肥大症治療剤
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オオウメガサソウエキス、ハコヤナギエキス、セイヨウオキナグサエキス、スギナエキス、小麦胚芽油
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エビプロスタット配合
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1回1錠 1日3回
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前立腺の炎症は過形成や症状の進行に関与しており、また、膀胱の慢性虚血による酸化ストレスも、排尿筋過活動による蓄尿症状の原因となっている。抗炎症作用や抗酸化作用により、前立腺肥大症における排尿障害を改善する
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| 前立腺肥大症治療剤
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オオウメガサソウエキス、ハコヤナギエキス、セイヨウオキナグサエキス、スギナエキス、小麦胚芽油
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エルサメット配合
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1回2錠(配合)/1錠(S配合) 1日3回
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抗炎症作用、前立腺重量増加抑制作用
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| 前立腺疾患治療剤
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セルニチンポーレンエキス
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セルニルトン
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1回2錠 1日2-3回
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抗炎症作用、排尿促進作用、抗前立腺肥大作用を有する
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| 尿失禁・尿意切迫感・頻尿治療剤
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オキシブチニン
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ネオキシテープ
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ポラキス
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1回2-3mg 1日3回(錠)/37.5mgテープ1枚 1日1枚(テープ)
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膀胱平滑筋において、細胞内カルシウムの細胞外への流出促進と細胞外カルシウムの細胞内への流入阻害によりカルシウムイオンに拮抗する。また、骨盤神経より遊離されるアセチルコリンに拮抗する(抗ムスカリン作用)。これらの作用により膀胱の過緊張を抑制することで初発尿意量および最大膀胱容量を増大させる。
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| 尿失禁・頻尿・過活動膀胱治療剤
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プロピベリン
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バップフォー
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1回20mg 1日1-2回
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| 頻尿治療剤
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ブラダロン
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フラボキサート
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1回200mg 1日3回
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膀胱充満時の律動収縮を抑制し、膀胱三角部における筋放電作用を減弱する
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| 勃起不全治療剤
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タダラフィル
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シアリス
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1回5-20mg 1日1回
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性的刺激により一酸化窒素(NO)の局所的な遊離が生じる際に、タダラフィルは、cGMP分解酵素であるPDE5を阻害することにより海綿体のcGMP濃度を上昇させる。その結果、平滑筋が弛緩し、陰茎組織への血流が増大して勃起が達成される。
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| 勃起不全治療剤
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シルデナフィル
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バイアグラ
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1回25-50mg 1日1回
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シルデナフィルは、陰茎海綿体のPDE5を選択的に阻害し、神経及び海綿体内皮細胞由来のNO刺激により産生された陰茎海綿体内のcGMP分解を抑制することにより、陰茎海綿体平滑筋を弛緩させ、血流量が増加し、陰茎を勃起、維持させる。
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| 勃起不全治療剤
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バルデナフィル
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レビトラ
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1回5-20mg 1日1回
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陰茎海綿体平滑筋及び関連小動脈を弛緩させて陰茎を勃起させるcGMPは,グアニル酸シクラーゼによる合成とPDE5による加水分解とのバランスにより調節されている.バルデナフィルはPDE5を阻害することによりcGMP量を増加させ,陰茎を勃起させる
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| 切迫早産における子宮収縮抑制剤
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硫酸マグネシウム
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マグセント
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| 切迫流・早産治療剤
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リトドリン
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ウテメリン
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リトドール
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1回5mg 1日3回
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β-受容体に対する選択的な刺激効果に基づきc-AMP含量を増加させ,Ca++の貯蔵部位への取り込みを促進して子宮運動抑制をきたすと考えられるとともに,膜の過分極,膜抵抗減少及びスパイク電位発生抑制をきたし,子宮収縮抑制作用を発揮する
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| 尿路結石治療剤
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ウラジロガシエキス
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ウロカルン
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1回2錠 1日3回
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結石発育抑制作用及び溶解作用を有し、抗炎症作用、利尿作用とともに腎結石・尿管結石に対する排出促進効果を示す
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[★]
- 関
- QT延長症候群、QT間隔
原因
- 洞結節機能不全
- 房室ブロック:2度房室ブロック、3度房室ブロックアンドロゲン遮断療法(GnRHアゴニスト/アンタゴニスト療法または両側性精巣摘除術)
- 利尿薬:低マグネシウム血症・低カリウム血症の誘発による
- 鎮吐薬:
[★]
ソリフェナシン、コハク酸ソリフェナシン