出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/10 22:22:39」(JST)
TNM分類(てぃーえぬえむぶんるい)とは、悪性腫瘍の病期分類に用いられる指標の1つ。国際的には国際対がん連合(UICC)によって定められたTNM分類が有名だが、日本では癌取扱い規約においてもTNM記号を使った病期分類が定められており、広く用いられている。両者はそれぞれ異なった基準を持つ。
視診、触診、X線検査などの一般的な検査所見から分類する。
以上を指標としてstage I~IVまでの4期に分ける。記述する際にはT2N1M0のように記述する。実際には各悪性腫瘍ごとに独自の分類を定めていることが多い。
基本的には臨床所見からTNM分類を決定するが、手術所見や術後の病理学所見に基づいてTNM分類を決定することもある。その場合はそれぞれsTNM、pTNMとして区別する。
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