- 英
- interstitial nephritis
- ラ
- nephritis interstitialis
- 同
- 尿細管間質性腎炎 tubulointerstitial nephritis TIN、尿細管間質疾患 tubulointerstitial disease、尿細管間質性腎症 tubulointerstitial nephropathy
- 関
- 尿細管間質疾患 tubulointerstitial nephropathy?
[show details]
概念
- 病理組織学的に病変の主座が腎尿細管・間質にある腎炎の総称
分類
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 乏尿・腎不全をきたす薬剤 (特集 薬剤投与と泌尿器科的副作用 : 泌尿器科医の必須知識)
- 肉眼的血尿をきたす薬剤 (特集 薬剤投与と泌尿器科的副作用 : 泌尿器科医の必須知識)
- セフメタゾールナトリウムによる急性尿細管間質性腎炎が疑われた1例
- 大塚 恭寛,米田 宏
- 日本集中治療医学会雑誌 = Journal of the Japanese Society of Intensive Care Medicine 19(2), 203-206, 2012-04-01
- NAID 10030556338
Related Links
- アレルギー性の間質性腎炎はしばしば薬剤によって起こるが、糸球体や尿細管の炎症 の波及により起こることもある。 ... 腎臓に炎症が起こり機能が低下する「間質性腎炎」は 、主に抗生物質、抗結核薬、解熱消炎鎮痛薬、抗てんかん薬、消化性潰瘍薬、痛風 ...
- 腎炎, なんとなく体がだるく、腰が痛み、疲れやすく、食欲が無くなって、微熱が出る。 ひろいときは吐き気が起き、水だけ吐きます。 朝起きたときに、まぶたがはれぼったく、 夕方になると足にむくみがでて、尿が濃くなり、出にくくなります。
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★リンクテーブル★
[★]
- 50歳の女性。足の甲のむくみを主訴に来院した。 7年前に関節リウマチと診断され、以後メトトレキサートによる治療を継続している。 6か月前から腹痛と下痢とを認めるようになり、その頻度が増加してきた。 2週前に出現した足背の浮腫が改善しないため受診した。身長154cm、体重58kg(6か月前と比べて4kgの体重増加)。体温36.2℃。脈拍72/分、整。血圧128/68mmHg。呼吸数14/分。足背に圧痕を伴う浮腫を認める。両側肩関節、両側手関節、右第2-4中手指節間関節および両側膝関節に疼痛と腫脹とを認める。 尿所見:蛋白3+、糖(-)、ケトン体(-)、潜血1 +、沈渣に円柱を認めない。血液所見:赤血球328万、 Hb9.8g/dl、Ht27%、白血球11,800、血小板48万。血液生化学所見:総蛋白4.8g/dl、アルブミン2.0g/dl、尿素窒素28mg/dl、クレアチニン1.2mg/dl、総コレステロール328mg/dl、トリグリセリド182mg/dl。 CRP16mg/dl。直腸生検でコンゴーレッド染色陽性の沈着物を認めた。
- 腎病変として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A037]←[国試_106]→[106A039]
[★]
- 40歳の女性。皮疹と全身倦怠感とを主訴に来院した。3か月前から顔面、両肘および両手に皮疹が出現した。2週前から四肢の脱力、筋肉痛および全身倦怠感を認めた。意識は清明。身長158cm、体重52kg。体温37.2℃。脈拍72/分、整。血圧120/84mmHg。呼吸数28/分。赤沈38mm/1時間。血液所見:赤血球420万、Hb 11.5g/dl、Ht 40%、白血球4,700、血小板28万。血液生化学所見:CK1,404IU/l(基準30~140)。免疫学所見:CRP 0.4mg/dl、抗核抗体80倍(基準20以下)。顔面と手の写真(別冊No.24A、B)を別に示す。
- この疾患で注意すべき合併症はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107I070]←[国試_107]→[107I072]
[★]
- 健康診断で尿異常を指摘されて来院した患者の尿沈渣の顕微鏡写真(別冊No.2)を別に示す。尿所見:蛋白1+、潜血3+。
- この患者の診断として可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105G018]←[国試_105]→[105G020]
[★]
[★]
- 英
- hypoaldosteronism, aldosterone hypo function
- 関
- 低レニン血症性低アルドステロン症、4型尿細管性アシドーシス、腎尿細管性アシドーシスIV型 renal tubular acidosis type IV RTA IV
- アルドステロン症
概念
- 尿細管においてアルドステロンの作用が低下した病態。アルドステロンは接合尿細管や集合管でナトリウム再吸収、カリウム排泄、酸排泄を促進するので、低アルドステロン症ではこのアルドステロンの作用が減少することで本病態を引き起こす。
病因
- 1. 副腎皮質からのアルドステロンの分泌低下
- 2. 尿細管におけるアルドステロンに対する反応性低下
副腎皮質からのアルドステロンの分泌低下
ホルモンによる分類
- アルドステロン分泌調節に対する刺激因子の低下:低レニン性
- 副腎皮質球状層におけるアルドステロン生合成の低下:高レニン性
尿細管におけるアルドステロンに対する反応性低下
症状
検査
- 低ナトリウム血症、高カリウム血症
- 尿中ナトリウム高値、尿中カリウム低値
- 血中HCO3-低下
- 糖尿病性ケトアシドーシスに糖尿病性腎症による低アルドステロン症が合併している場合、アニオンギャップの低下以上に重炭酸イオン濃度が低下する。この差が低アルドステロン症による過剰の重炭酸イオンの消費となる。
参考
- http://enotes.tripod.com/hypoaldosteronism.htm
- http://www.endotext.org/adrenal/adrenal24/adrenal24.html
- Wikipedia:Hypoaldosteronism
uptodate
- 1. [charged] 高カリウム血症患者の評価および低アルドステロン症(4型 RTA)の診断 - uptodate [1]
- 2. [charged] 低アルドステロン症(4型RTA)の病因および治療 - uptodate [2]
[★]
- 英
- allopurinol
- 商
- Lopurin, Zyloprim、ザイロリック Zyloric、アイデイト、アノプロリン、アリスメット、アロシトール、アロチーム、アロリン、ケトブン、ザイロリック、サロベール、タカナルミン、ノイファン、プロデック、マサトン、ミニプラノール、ユーリック、リボール
- Lopurin, Zyloprim
- 関
- 尿酸
- first aid step1 2006 p.309,320,325,326
- 1. 腎障害例では過剰に投与するとオキシプリノールが副作用を誘発する
- 尿酸の排出が悪い→アプリノールを使う。白血病は高尿酸血症を呈する
- 帯状疱疹は白血症などが重症になった時に起こる
- 皮膚粘膜間症候群
- 中毒性表皮壊死
- 表皮剥脱性皮膚炎
- 3. メルカプトプリン、アザチオプリンとの併用はメルプトプリンの分解を抑制→6MP
- ビダラビン(神経過敏) ← 抗ヘルペスウイルス薬
- シクロホスファミド(白血球減少) ← 白血病治療
- アンピシリン(過敏反応)
- ヒドロフロロチアジド(重度の過敏反応・光線過敏症) ←利尿剤
構造
- プリン環の7位にある窒素原子が8位の炭素原子と入れ替わった構造
作用機序
- ヒポキサンチン-(キサンチンオキシダーゼ)→キサンチン-(キサンチンオキシダーゼ)→尿酸
副作用
重大な副作用
その他の副作用
注意
[★]
- 英
- Fanconi's syndrome, Fanconi syndrome
- 同
- ファンコニ症候群、ファンコニー症候群、Fanconi症候群、近位腎尿細管機能障害 proximal renal tubular dysfunction、デトーニ・ドゥブレ・ファンコニ症候群 De Toni-Debre-Fanconi syndrome、腎ファンコニー症候群 renal Fanconi syndrome
- 関
- 腎尿細管転送障害症、尿細管性アシドーシス、近位尿細管
概念
- 以下の病態の総称 : 近位尿細管の障害 → アミノ酸 + 糖 + リン酸 などの漏出 & 近位尿細管アシドーシス(RTA I)
原因
- 参考1,2
-
病態
- 近位尿細管の障害により、吸収されるべき分子が尿中に排出され、その結果として生じる血液検査、尿検査、様々な症候を呈する。
- 血液検査:低リン血症、低カルシウム血症、低カリウム血症、低尿酸血症
- 尿検査:腎性糖尿、汎アミノ酸尿、尿細管性蛋白尿(β2ミクログロブリン)、高リン酸尿症
参考
- 1. SPE.606
- 2. Etiology and clinical manifestations of renal tubular acidosis in infants and children - uptodate [3]
[★]
- 英
- hematuria
- 関
- 顕微鏡的血尿、肉眼的血尿。尿潜血、尿沈渣
概念
分類
- 顕微鏡的血尿:≧5個/HPF
- 肉眼的血尿:尿1000mlに1-2mlの血液が混入している場合(0.1-0.2%)
- 症候性血尿:膀胱刺激症状(膀胱炎、膀胱結石)、疼痛(尿路結石などによる尿路閉塞)、排尿困難(尿路狭窄)、発熱
- 無症候性血尿:尿路悪性腫瘍、腎動静脈奇形
- 内科診断リファレンス.346
- 尿潜血(1+) ・・・ 尿沈渣 1桁
- 尿潜血(2+) ・・・ 尿沈渣 2桁
- 尿潜血(3+) ・・・ 尿沈渣 3桁
原因
-
-
資料
- http://www.mnc.toho-u.ac.jp/mmc/guideline/hyo-ketsunyo.pdf
- http://www.jsn.or.jp/guideline/pdf/hugl2013.pdf
- http://www.city.fukuoka.med.or.jp/kensa/ensinbunri/enshin_58_x.pdf
[★]
- 英
- omeprazole
- 化
- オメプラゾールナトリウム omeprazole sodium
- 商
- エンプラール、オブランゼ、オメプトロール、オメプラール、オメプラゾン、オメプロトン、オメラップ, Prilosec
- 関
- プロトンポンプ阻害薬
分類
-
適応
相互作用
併用禁忌
副作用
[★]
- 英
- acute tubulointerstitial nephritis
- 同
- 急性間質性腎炎 acute interstitial nephritis, AIN
- 関
- 尿細管間質性腎炎
原因
- antibiotics (lactams, sulfonamides, quinolones, vancomycin, erythromycin, minocycline, rifampin, ethambutol, acyclovir)
- NSAIDs,COX-2阻害薬
- 利尿薬(thiazides, furosemide, triamterene)
- 抗てんかん薬(フェニトイン、フェノバルビタール、カルバマゼピン、バルプロ酸)
- その他(カプトプリル、H2受容体阻害薬、プロトンポンプ阻害薬、mesalazine、indinavir、アロプリノール)
[★]
- 関
- drug induced hypersensitivity nephritis, drug-induced interstitial nephritis
[★]
- 英
- idiopathic tubulointerstitial nephritis
- 関
- 尿細管間質性腎炎
[★]
急性尿細管間質性腎炎 AIN
[★]
- 英
- interstitial、stromal
- 関
- 介在、介在性、間質、間質内、支質、侵入型、ストローマ、ストロマ、組織内、中間部、角膜実質
[★]
- 英
- interstitium, interstitial tissue, stroma
- 関
- 細胞内液、細胞外液
[★]
- 関
- 炎光、炎症
[★]
- 英
- nephritis
- 同
- 糸球体腎炎 glomerulonephritis GN