- hypo
- 英
- hypoxanthine, Hyp
- 同
- 6-ヒドロキシプリン 6-hydroxy purine
- 関
- プリン
WordNet
- a compound used as a fixing agent in photographic developing (同)sodium thiosulphate, sodium_thiosulfate
PrepTutorEJDIC
- 定着液,ハイポ[hypo-sulfiteの短縮形]
- 皮下注射器[hypodermicの短縮形]
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/27 17:42:16」(JST)
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ヒポキサンチン |
|
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
68-94-0 |
PubChem |
790 |
MeSH |
Hypoxanthine |
|
特性 |
化学式 |
C5H4N4O |
モル質量 |
136.112 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ヒポキサンチン(Hypoxanthine)は、天然に存在するプリン誘導体の一つである。ヒポキサンチンは核酸で見られ、ヌクレオシドイノシンの形でtRNAのアンチコドンを与える。
反応
ヒポキサンチンはキサンチンオキシダーゼによってキサンチンから作られ、サルベージ経路のヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼによってイノシン一リン酸に変換される。また、アデニンは自発的に脱アミノ化しヒポキサンチンに変化する。これは、DNAの誤転写・誤複製に繋がっている。
関連項目
外部リンク
- MeSH Hypoxanthine
- ヒポキサンチン研究データ
核酸の構成要素 |
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核酸塩基 |
プリン (アデニン、グアニン、プリン類縁体) · ピリミジン (ウラシル、チミン、シトシン、ピリミジン類縁体)
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ヌクレオシド |
リボヌクレオシド
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アデノシン · グアノシン · 5-メチルウリジン · ウリジン · シチジン
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デオキシリボヌクレオシド
|
デオキシアデノシン · デオキシグアノシン · チミジン · デオキシウリジン · デオキシシチジン
|
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ヌクレオチド
(ヌクレオシド一リン酸) |
リボヌクレオチド
|
AMP、GMP、m5UMP、UMP、CMP
|
|
デオキシリボヌクレオチド
|
dAMP、dGMP、dTMP、dUMP、dCMP
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環状ヌクレオチド
|
cAMP、cGMP、c-di-GMP、cADPR
|
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|
ヌクレオシド二リン酸 |
ADP、GDP、m5UDP、UDP、CDP · dADP、dGDP、dTDP、dUDP、dCDP
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ヌクレオシド三リン酸 |
ATP、GTP、m5UTP、UTP、CTP · dATP、dGTP、dTTP、dUTP、dCTP
|
|
主要な生体物質:炭水化物(アルコール、糖タンパク質、配糖体) · 脂質(エイコサノイド · 脂肪酸/脂肪酸の代謝中間体 · リン脂質 · スフィンゴ脂質 · ステロイド) · 核酸(核酸塩基 · ヌクレオチド代謝中間体) · タンパク質(タンパク質を構成するアミノ酸/アミノ酸の代謝中間体) · テトラピロール · ヘムの代謝中間体 |
|
ヌクレオチドの代謝中間体 |
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プリン代謝 |
同化
|
R5P→IMP: R5P · PRPP · PRA · GAR · FGAR · FGAM · AIR · CAIR · SAICAR · AICAR · FAICAR
IMP→AMP: アデニロコハク酸
IMP→GMP: キサンチル酸
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異化
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ヒポキサンチン · キサンチン · 尿酸 · 5-ヒドロキシイソ尿酸
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ピリミジン代謝 |
同化
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カルバモイルリン酸 · カルバモイルアスパラギン酸 · 4,5-ジヒドロオロト酸 · オロト酸 · オロチジン-5'-一リン酸 · ウリジル酸
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異化
|
ウラシル: ジヒドロウラシル · 3-ウレイドプロピオン酸 · β-アラニン
チミン: ジヒドロチミン · β-ウレイドイソ酪酸 · 3-アミノイソ酪酸
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- P3-424 早発型と遅発型妊娠高血圧症候群妊婦における活性酸素の産生機序の差異 : ヒポキサンチン-尿酸代謝について(Group149 妊娠高血圧3,一般演題,第62回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 低分子窒素化合物関係 オキシプリン (広範囲 血液・尿化学検査,免疫学的検査(第7版・1)その数値をどう読むか) -- (生化学的検査(1))
- 低分子窒素化合物関係 キサンチン (広範囲 血液・尿化学検査,免疫学的検査(第7版・1)その数値をどう読むか) -- (生化学的検査(1))
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- allopurinol
- 商
- Lopurin, Zyloprim、ザイロリック Zyloric、アイデイト、アノプロリン、アリスメット、アロシトール、アロチーム、アロリン、ケトブン、ザイロリック、サロベール、タカナルミン、ノイファン、プロデック、マサトン、ミニプラノール、ユーリック、リボール
- Lopurin, Zyloprim
- 関
- 尿酸
- first aid step1 2006 p.309,320,325,326
- 1. 腎障害例では過剰に投与するとオキシプリノールが副作用を誘発する
- 尿酸の排出が悪い→アプリノールを使う。白血病は高尿酸血症を呈する
- 帯状疱疹は白血症などが重症になった時に起こる
- 皮膚粘膜間症候群
- 中毒性表皮壊死
- 表皮剥脱性皮膚炎
- 3. メルカプトプリン、アザチオプリンとの併用はメルプトプリンの分解を抑制→6MP
- ビダラビン(神経過敏) ← 抗ヘルペスウイルス薬
- シクロホスファミド(白血球減少) ← 白血病治療
- アンピシリン(過敏反応)
- ヒドロフロロチアジド(重度の過敏反応・光線過敏症) ←利尿剤
構造
- プリン環の7位にある窒素原子が8位の炭素原子と入れ替わった構造
作用機序
- ヒポキサンチン-(キサンチンオキシダーゼ)→キサンチン-(キサンチンオキシダーゼ)→尿酸
副作用
重大な副作用
その他の副作用
注意
[★]
- 英
- xanthine oxidase
- 同
- キサンチン酸化酵素、ヒポキサンチン酸化酵素 hypoxanthine oxidase
- 関
- H2OとO2からO-を引き抜いてH2O2を生成する酵素
反応
- ヒポキサンチン-(キサンチンオキシダーゼ)→キサンチン-(キサンチンオキシダーゼ)→尿酸
[★]
- 英
- inositol monophosphate, IMP
- 同
- イノシトールリン酸, イノシトール1リン酸
IMPの生合成
[★]
- 同
- hyp
- (化)より酸化状態?の低いという意味で使われている
[★]
ヒポキサンチン。6-ヒドロキシプリン
[★]
- 英
- hypoxanthine-guanine phosphoribosyltransferase HGPRT
- 同
- ヒポキサンチングアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ,ヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ
- ヒポキサンチンホスホリボシルトランスフェラーゼ hypoxanthine phosphoribosyltransferase, HPRT
- 関
- アデニンホスホリボシルトランスフェラーゼ APRT
- プリンヌクレオチド合成系路におけるサルベージ経路で機能する ⇔ de novo経路(リボース5-リン酸から始まるプリン合成系路)
- 以下の反応を触媒。
- ヒポキサンチン + PRPP ←(HGPRT)→ IMP + PPi
- グアニン + PRPP ←(HGPRT)→ GMP + PPi
- アデニン + PRPP ←(APRT)→ AMP + PPi
臨床関連
[★]
- 英
- hypoxanthine phosphoribosyltransferase gene mutation
- 同
- ヒポキサンチングアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ遺伝子変異
[★]
- 関
- ヒポキサンチンホスホリボシルトランスフェラーゼ遺伝子変異
[★]
ヒポキサンチン・グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ
[★]
ヒポキサンチンホスホリボシルトランスフェラーゼ
[★]
- 英
- xanthine, Xan
- 同
- 2,6-ジオキソプリン 2,6-dioxopurine、2,6(1H,3H)-プリンジオン 2,6(1H,3H)-purinedione
- 関
- [[]]