- ラ
- purpura nephritis
- 同
- アナフィラクトイド紫斑病性腎炎 anaphylactoid purpura nephritis、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病性腎炎 ヘーノホ-シェーンライン紫斑病性腎炎 Henoch-Schonlein purpura nephritis HSPN
- 関
- ヘノッホ・シェーンライン紫斑病 HSP、IgA腎症
UpToDate Contents
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- 1. 小児における紫斑の評価evaluation of purpura in children [show details]
… abdominal pain with or without gastrointestinal bleeding, and nephritis. Numerous drugs have been associated with vasculitis and purpura. These include sulfonamides, penicillins, chloral hydrate, and …
- 2. IgA血管炎(ヘノッホ・シェーンライン紫斑病):マネージメントiga vasculitis henoch schonlein purpura management [show details]
…was a predictive factor for relapse . Another study found that development of nephritis was associated with persistent purpura and gastrointestinal bleed , and others have reported more refractory disease …
- 3. 網状(角ばった)紫斑が認められる患者に対するアプローチapproach to the patient with retiform angulated purpura [show details]
…disorders that present with retiform purpura are discussed elsewhere in UpToDate. Cutaneous vasculitis, a potential cause of purpura (including retiform purpura), is reviewed in greater detail separately …
- 4. IgA血管炎(ヘノッホ・シェーンライン紫斑病):臨床症状および診断iga vasculitis henoch schonlein purpura clinical manifestations and diagnosis [show details]
… with disease severity or presence of nephritis in this cohort. The diagnosis of IgAV is typically based upon clinical manifestations of the disease (palpable purpura without thrombocytopenia or coagulopathy …
- 5. IgA血管炎(ヘノッホ・シェーンライン紫斑病):腎症状iga vasculitis henoch schonlein purpura kidney manifestations [show details]
…development of IgAV nephritis. Treatment of IgAV nephritis depends upon whether the patient is a child or an adult and upon the severity of the kidney disease: In children with IgAV nephritis,… vasculitis (IgAV; formerly Henoch-Schonlein purpura [HSP]) is the most common systemic vasculitis among children.…
Related Links
- (概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。) 概要 1.概要 血管性紫斑病の一症状としてみられる腎炎で、紫斑病に伴い、糸球体にIgAが沈着することを特徴とする糸球体腎炎である。血管性紫斑病は、免疫学的反応に起因 ...
- (概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。) 1. 「紫斑病性腎炎」とはどのような病気ですか 紫斑(紫紅色~暗紫褐色の点状~斑状の皮下出血)を伴い発症する腎炎です。体内の小さな血管(毛細血管)にIgAという免疫 ...
- 紫斑病性腎炎の概要は本ページをご確認ください。小児慢性特定疾病情報センターは、慢性疾患をお持ちのお子さまやそのご家族、またそれらの患者の治療をされる医療従事者、支援をする教育・保健関係の皆さまに向けた情報を提供 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 58歳の男性。発熱、皮疹および関節痛を主訴に来院した。14日前に急性腰痛症のため自宅近くの診療所で非ステロイド性抗炎症薬を処方され服用していた。2日前から発熱、皮疹および関節痛が出現し増悪してきたため受診した。既往歴に特記すべきことはない。体温 37.3℃、脈拍84/分、整。血圧 138/86mmHg。全身に紅斑性丘疹を播種状に認める。両側の肩関節、肘関節および膝関節に疼痛と腫脹とを認める。尿所見:蛋白(±)、糖(-)、潜血(±)、沈渣に赤血球 1~4/1視野、白血球 5~9/1視野。β2-マイクログロブリン 54,630ng/L(基準 200以下)。血液所見:赤血球 350万、Hb 10.8g/dL、Ht 32%、白血球 9,600(分葉核好中球 49%、好酸球 24%、好塩基球 1%、単球 1%、リンパ球 25%)、血小板 34万。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dL、アルブミン 3.8g/dL、IgG 1,410mg/dL(基準 960~1,960)、IgA 200mg/dL(基準 110~410)、IgE 320IU/mL(基準 250未満)、尿素窒素 24mg/dL、クレアチニン 1.6mg/dL、HbA1c 5.4%(基準 4.6~6.2)。腎生検のPAS染色標本(別冊No. 18)を別に示す。蛍光抗体法では糸球体に免疫グロブリンの沈着を認めない。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I056]←[国試_109]→[109I058]
[★]
- 77歳の男性。両下肢足底の紫色変化を伴う疹痛を主訴に来院した。3週前に急性冠症候群のため緊急入院し、同日経皮的冠動脈形成術を受けていた。1週前から疹痛を伴う皮膚変化が出現したため受診した。3週前の血清クレアチニン値は1.2mg/dLであった。喫煙歴は30本/日を50年間。身長 153cm、体重 52kg。脈拍 80/分、整。血圧 152/80mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。下肢に浮腫を認めない。両足底に疹痛を伴う暗紫色皮斑を認める。尿所見:蛋白 1+、糖 (-)、潜血 (-)。血液所見:赤血球 350万、Hb 10.3g/dL、Ht 31%、白血球 7,600(桿状核好中球 5%、分葉核好中球 60%、好酸球 15%、単球 5%、リンパ球 15%)、血小板 15万。血液生化学所見:総蛋白 7.1g/dL、アルブミン 3.4g/dL、尿素窒素 38mg/dL、クレアチニン 2.8mg/dL、総コレステロール 290mg/dL、トリグリセリド 240mg/dL。免疫血清学所見:CRP 1.8mg/dL、MPO-ANCA 陰性、PR3-ANCA 陰性。足底の写真(別冊No. 4)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114A017]←[国試_114]→[114A019]
[★]
- 7歳の男児。前夜からの激しい腹痛、関節痛および下腿の皮疹を訴えて来院し、入院した。入院時タール便を認めた。尿所見:蛋白1+、沈渣に赤血球多数/1視野。血液所見:赤血球430万、白血球9,600、血小板25万。出血時間、凝固時間およびプロトロンビン時間は正常,第7病日、顔面と下腿とに浮腫が出現した。血圧134/82mmHg。尿所見:蛋白3+、沈渣に赤血球無数/1視野、赤血球円柱(+)。血清生化学所見:総蛋白4.2g/dl、アルブミン2.6g/dl、尿素窒素17mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総コレステロール350mg/dl。免疫学所見:ASO250単位(基準250以下)、抗核抗体陰性、血清抗体価正常。下腿の写真を以下に示す。考えられるのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096A036]←[国試_096]→[096A038]
[★]
- 55歳の女性。3か月前から下腿浮腫が出現してきたため来院した。15年前から関節リウマチに罹患し、3年前から金製剤で治療されている。尿所見:蛋白3+、糖(-)、潜血(-)、尿蛋白5.5g/日。血清生化学所見:総蛋白5.0g/dl、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、総コレステロール385mg/dl。考えられる腎病変はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [099G034]←[国試_099]→[099G036]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107I014]←[国試_107]→[107I016]
[★]
- 腎生検のPAM染色標本(別冊No.2A)と蛍光抗体IgG染色標本(別冊No.2B)とを別に示す。
- 原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [107A018]←[国試_107]→[107A020]
[★]
- (1) 尿蛋白1日量50mg/kgはネフローゼ症候群の診断基準に当てはまる。
- (2) 微小変化群ネフローゼでは血清尿素窒素が上昇しやすい。
- (3) 膜性増殖性腎炎は検尿で初めて発見されることが多い。
- (4) 腎糸球体に半月体形成の著しいものでは副腎皮質ステロイド薬大量療法を行う。
- (5) 紫斑病性腎炎では乏尿をみないことが多い。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[★]
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [101F043]←[国試_101]→[101F045]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105B014]←[国試_105]→[105B016]
[★]
- 英
- IgA nephropathy, immunoglobulin A nephrophathy
- 同
- IgAメサンギウム腎症 IgA mesangial nephropathy、免疫グロブリンA腎症 イムノグロブリンA腎症 immunoglobulin A nephropathy、IgA腎炎 IgA nephritis、IgA糸球体腎炎 IgA glomerulonephritis、Berger's disease、バージャー病 ベルガー病 ベルジェ病 Berger's disease Berger disease Berger病 Berger nephropathy
- 関
- 一次性糸球体疾患。
[show details]
- first aid step1 2006 p.385(Glomerular pathology)
定義
- → 同様の症状を示す、紫斑病性腎炎(Henoch-Schonlein purpura)、肝硬変、肺疾患とは区別する!!
疫学
- 日本-原発性糸球体腎炎の50-70% (約40%とする文献もある)。フランス-原発性糸球体腎炎の約20%
- 発症年齢:小児から成人まで認められる。20歳代に好発。男性が若干多い(男女比 3-6:1)
- 若年の新規透析患者の原因(約40%)として重要である。 → 透析導入原疾患の第2位
- 慢性糸球体腎炎のなかで最多(約半数)。
病因
- 免疫複合体型腎炎
- IgAを含む免疫複合体が糸球体に沈着し → 補体を活性化 → 腎炎
- 抗原:細菌、ウイルス、食物蛋白など
- begin as an episode of gross hematuria that occurs within 1 or 2 days of a nonspecific upper respiratory tract infection
病態
- 抗原と結合したIgAからなる免疫複合体が糸球体内皮下とメサンギウム領域に蓄積し腎炎像がみられる。(PRE.245) → 炎症により部分的に糸球体が破綻し血尿をきたす?
- 糸球体腎炎症状が主であって、蛋白尿は軽度。ネフローゼに至ることは稀
病理
- メサンギウム増殖性糸球体腎炎の像が見られる。
- 光学顕微鏡:メサンギウム増殖
- 蛍光顕微鏡:IgAが顆粒状にメサンギウムに沈着。C3, IgG, IgMの沈着が見られることがある
[show details]
メサンギウムにIgAが沈着する疾患
検査
- 蛋白尿は血尿に比べ軽度 ← ネフローゼ優位ではない?
診断
鑑別診断
治療
- 参考2
- 1. ACE阻害薬、アンジオテンシン受容体阻害薬
- 2. 糖質コルチコイド
- 3. 免疫抑制薬
- SPE.596
- 組織障害が軽い例:抗血小板薬、柴苓湯、ACE阻害薬、ARB
- 組織障害が強い例:副腎皮質ステロイド、抗凝固薬、抗血小板薬、免疫抑制薬の組み合わせ。
予後
- 著明な蛋白尿や腎機能低下をきたさない患者は完全に寛解するかもしれないが、ほとんどの患者ではゆっくり着実に進行する。
- 蛋白尿の持続 ± 高血圧 ± 血清Crの上昇 を下している患者は20年の経過で20-30%が末期腎不全に陥り、そのほかの20%は腎機能が低下する。
- 予後不良の腎組織像は、(稀)半月体の形成、糸球体の瘢痕化、尿細管質の萎縮、および間質の線維化である。
予後予測因子
- YN.E-43
- 血圧>160/95 mmHg、血清Cr>1.5 mg/dL、Ccr<50、尿蛋白>2g/日
予後不良因子
- 蛋白尿の持続、高血圧、高血清Cr、血清蛋白低値、高度な腎組織障害
参考
- http://www.jsn.or.jp/jsn_new/iryou/free/kousei/pdf/44_7.pdf
- 2. [charged] Treatment and prognosis of IgA nephropathy - uptodate [1]
国試
[show details]
[★]
- 英
- IgA vasculitis IgAV
- 同
- アナフィラクトイド紫斑病、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病 Henoch-Schönlein purpura, Henoch-Schonlein purpura, HSP, Schonlein-Henoch purpura, Schonlein-Henoch purpura
- ヘノッホ・シェンライン紫斑病、Henoch-Schonlein紫斑病、Henoch-Schonlein紫斑、シェンライン・ヘノッホ紫斑病、シェーンライン・ヘノッホ紫斑病、Schonlein-Henoch紫斑病
- アナフィラキシー様紫斑病 アナフィラクトイド紫斑病 アナフィラクトイド紫斑、anaphylactoid purpura、アレルギー性紫斑病 アレルギー性紫斑 allergic purpura purpura allergica、アレルギー性血管炎 allergic vasculitis、リウマチ性紫斑病 rheumatic purpura purpura rheumatica、ヘノッホ紫斑病
- 関
- IgA腎症。血管性紫斑病、皮膚小血管性血管炎、血管炎、劇症紫斑病、血小板非減少性紫斑病
まとめ
- 先行する上気道感染後に出現する紫斑が特徴的な血管炎である。IgAによる免疫複合体の血管壁への沈着、およびこれに次いで起こるIII型アレルギーが本態と考えられている。症状はG2AP、すなわち消化管症状、糸球体腎炎、関節痛、紫斑である。血液検査では軽度の好中球増多・好酸球増多がみられ、血液中のIgAも上昇するが、血小板、補体、IgG,IgEは変化しない。
定義
- CHCC2012
- IgA1優位の免疫沈着を伴い、小血管(主に毛細血管、細静脈または細動脈)を障害する血管炎。しばしば、皮膚、消化管、そして高頻度に関節炎を来す。IgA腎症と区別できない糸球体腎炎を生ずる。
概念
- 全身性疾患
- 血管炎(血管性紫斑病の一つである) ← 皮膚小血管性血管炎の特殊型
- 二次的にIgAによる免疫複合体がメサンギウムに沈着し糸球体腎炎を引き起こす
病因
- IgA免疫複合体が血管壁に沈着。III型アレルギーの機序により、補体や好中球による組織障害
- 1. 溶連菌感染
- 2. 薬剤(ペニシリン、アスピリン)、食物(牛乳、卵)
疫学
病理
症状 (PED.805, NDE.137)
- 皮膚(purpuric rash)、消化管(abdominal pain)、関節(arthritis)、腎臓(glomerulonephritis)
- HSPの症状は「GA2P」と覚えてみる?
- ほぼ全例
- 両側の下腿や足背を中心に、時には大腿~上肢~腹部にまで、直径数~10mm以内の浸潤をふれる点状出血・紫斑が播種状に生じる。ときに圧痛が見られる。(NDE.138)
- 丘疹状で触知可能(palpable purpura)
[show details]
- http://graphics8.nytimes.com/images/2007/08/01/health/adam/19832.jpg
- http://www.umm.edu/graphics/images/en/19831.jpg
- http://en.wikipedia.org/wiki/Henoch%E2%80%93Sch%C3%B6nlein_purpura
- 1/3の症例
- 一過性の限局性浮腫。東部、顔面、手足、陰嚢
消化管
- 約半数~80%
- 腹部の疝痛様疼痛、悪心や嘔吐、吐血、下血
関節
- 約2/3の症例
- 足、膝、手、肘などの関節炎症状。関節の腫脹、疼痛
腎臓
- 発症から一ヶ月以内人タンパク尿、血尿で始まる腎炎を合併。多くは顕微鏡的血尿。
- 急性腎炎~ネフローゼ
- 組織的にはメサンギウム増殖性腎炎を呈する。
診断
検査
- PED.805
- 血小板:正常~やや増加 ← 血管炎が紫斑の原因であって、血小板減少が原因ではない。
- PED.805
治療
国試
[★]
- 英
- kidney transplantation, renal transplantation RT
- ラ
- transplantatio renale
- 同
- 腎移植術
- 関
- 臓器移植
ドナーの分類
- ドナーは生存:生体腎移植
- ドナーは死亡:死体腎移植(脳死、心停止) 献腎ともいう
生体腎移植レシピエント、ドナー適応基準
- 参考5-1
- 生体腎移植ガイドライン(平成21年1月28日 日本臨床腎移植学会評議員会にて改訂)
I.腎移植希望者(レシピエント)適応基準
- 1.末期腎不全患者であること
- 2.全身感染症がないこと
- 3.活動性肝炎がないこと
- 4.悪性腫瘍がないこと
II.腎臓提供者(ドナー)適応基準
- a.全身性の活動性感染症
- b.HIV抗体陽性
- c.クロイツフェルト・ヤコブ病
- d.悪性腫瘍(原発性脳腫瘍及び治癒したと考えられるものを除く)
- 2.以下の疾患または状態が存在する場合は、慎重に適応を決定する
- a.器質的腎疾患の存在(疾患の治療上の必要から摘出されたものは移植の対象から除く)
- b. 70歳以上
死体腎移植ドナーの適応
- 1997年10月16日 厚生省保健医療局長通知
- 全身性の活動性感染症
- HIV抗体、HTLV-1抗体、HBs抗原、HCV抗体が陽性
- 悪性腫瘍(原発性脳腫瘍及び治癒したと考えられる物を除く)
- 血液生化学、尿所見などから器質的腎疾患が存在しない
- 年齢は70歳以下が望ましい
腎移植レシピエント選択基準
- 参考2
前提条件
- ABO式血液型:一致 or 適合
- リンパ球交叉試験陰性
優先順位
- 搬送時間(阻血時間)
- HLA-DR, HLA-A, HLA-Bのミスマッチ数
- 待機日数
- 小児待機患者
ABO血液型不適合例の移植
- 前処置(レシピエントの抗体を除去、免疫抑制薬強化、(かつては)脾臓摘出)をしたあとに腎移植を行う。
- 死体腎移植ではABO不適合移植は行われない!! (出典不明) ← 調査が必要
- 参考3
拒絶反応
hyperacute rejection
|
minutes to hours
|
antibody
|
Neutrophils, immunoglobulin, and complement in vessel walls
|
acute rejection
|
days
|
T cell(CD4,8)
|
T-cell intersititial infiltrate and edema
|
few manths
|
fibroblast, myocytes, and foamy marophages
|
Thickening of the blood vessel intima due to cellular proliferation
|
chronic rejection
|
4-6 months
|
|
Intimal fibrosis, interstitial fibrosis, and tubular atrophy
|
超急性拒絶反応
- 移植後24時間以内に起こり、抗HLA抗体(レシピエントのドナーに対する抗体、抗ドナー抗体)による。
- 移植腎への血流再開後から移植腎血管内皮細胞障害、血栓により血流が途絶
- 出典不明
- 移植後1-2週間以内に起こる
- 抗HLA抗体の存在による
- 糸球体炎、乏尿細管炎、C4d沈着が見られ、腎機能が低下する。治療は奏効しづらく、また慢性期には慢性抗体関連拒絶反応をきたす。
急性拒絶反応
- 移植後、1週間~3ヶ月までにおこる。
- 細胞性免疫による。
- 腎腫大・圧痛、腎機能低下、尿量減少、血清クレアチニン増加、発熱、体重増加などをきたす。
- 間質細胞浸潤、尿細管炎を特徴とする尿細管間質型と重症の血管型拒絶反応に分類される。
慢性拒絶反応
- 液性免疫による免疫反応で、ステロイドは無効である。
- 腎血管内皮細胞を障害し、徐々に腎機能が廃絶する。
生着率
- 参考1 p.29
- 生着率( 1年):生体腎=94.2%、献腎=83.6% ← 献腎では移植後初期の廃絶が多いため
- 生着率( 5年):生体腎=83.2%、献腎=67.2%
- 生着率(10年):生体腎=67.4%、献腎=52.0%
予後
参考
- http://www.asas.or.jp/jst/pdf/fact2010.pdf
- http://www.jotnw.or.jp/jotnw/law_manual/pdf/rec-kidney.pdf
- 3. ABO不適合腎移植の免疫抑制剤プロトコール - 名古屋第二赤十字病院
- http://www.nagoya2.jrc.or.jp/kidney-center/about_ishoku_geka/ishoku_data/ABOprotocol.html
- 4. ドナー適応基準 - 1997年10月16日 厚生省保健医療局長通知
- http://www.medi-net.or.jp/tcnet/DATA/donor.html
- http://www.jscrt.jp/
- 5-1. 生体腎移植ガイドライン - 日本臨床腎移植学会
- http://www.jscrt.jp/pdf_file/guideline.pdf
[★]
- 英
- hematuria
- 関
- 顕微鏡的血尿、肉眼的血尿。尿潜血、尿沈渣
概念
分類
- 顕微鏡的血尿:≧5個/HPF
- 肉眼的血尿:尿1000mlに1-2mlの血液が混入している場合(0.1-0.2%)
- 症候性血尿:膀胱刺激症状(膀胱炎、膀胱結石)、疼痛(尿路結石などによる尿路閉塞)、排尿困難(尿路狭窄)、発熱
- 無症候性血尿:尿路悪性腫瘍、腎動静脈奇形
- 内科診断リファレンス.346
- 尿潜血(1+) ・・・ 尿沈渣 1桁
- 尿潜血(2+) ・・・ 尿沈渣 2桁
- 尿潜血(3+) ・・・ 尿沈渣 3桁
原因
-
-
資料
- http://www.mnc.toho-u.ac.jp/mmc/guideline/hyo-ketsunyo.pdf
- http://www.jsn.or.jp/guideline/pdf/hugl2013.pdf
- http://www.city.fukuoka.med.or.jp/kensa/ensinbunri/enshin_58_x.pdf
[★]
- 英
- acute nephritic syndrome
- 同
- 急性糸球体腎炎症候群 acute glomerulonephritic syndrome
- 関
- 急性糸球体腎炎
定義 YN.E-40、医学大事典
- WHO臨床症候分類(1995年改訂)に定められる臨床的特徴を示す病態の総称
- 突然に血尿、蛋白尿、GFR低下、高血圧、ナトリウム・水の貯留(浮腫、心不全)などを示して発症する病態。
急性腎炎症候群に分類される疾患 YN.E-40
[★]
- 英
- purpura
- 関
- 紫斑病
紫斑
治療
[★]
- 関
- 炎光、炎症
[★]
- 英
- nephritis
- 同
- 糸球体腎炎 glomerulonephritis GN
[★]
- 英
- purpura
- 関
- 紫斑