- 英
- pulmonary suppuration, lung suppuration lung suppurations
概念
- 肺炎の重症型/慢性型と考えられ、肺組織を破壊する肺炎・感染症 → 肺実質の破壊
- 肺炎は原則的に肺の既存構造(肺組織)を破壊することはない
病原体
- also see IRE.527
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 肺化膿症と肺膿瘍 (特集 胸部外科診療に役立つ疾患別最新データ) -- (呼吸器領域)
- 直腸癌術後に微小縫合不全が原因と思われる肺化膿症を併発した1例
- 松末 亮,野村 明成,升森 宏次,川村 純一郎,長山 聡,坂井 義治
- 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 71(11), 2840-2845, 2010-11-25
- NAID 10027750132
- 18.肺化膿症,貧血をきたし,抗生剤投与,輸血にて全身状態が改善した神経性食欲不振症の1例(一般演題,第48回日本心身医学会九州地方会演題抄録(1))
- 知場 奈津子,林田 草太,川波 敏則,高橋 昌稔,米良 貴嗣,兒玉 直樹,小山 直己,岡 孝和,辻 貞俊
- 心身医学 50(8), 780, 2010-08-01
- NAID 110007681824
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- 肺化膿症(肺膿瘍)。肺化膿症(肺膿瘍)とはどんな病気か 肺化膿症は、肺炎と同様に肺胞(はいほう)に細菌が増殖し、それに対して生体側の白血球を主とする炎症細胞や感染防御物質が集まり、炎症を起こした状態の感染症ですが ...
- [感染性呼吸器疾患] 肺化膿症(はいかのうしょう) 肺化膿症(=肺膿瘍)は、肺の中で病原菌が増殖して、肺の組織が壊死(えし)して空洞となり、そこに膿(うみ)が貯まった状態です。 症状は、程度の差はありますが寒気やふる ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 52歳の女性。咳嗽と胸痛とを主訴に来院した。 5か月前から咳嗽を自覚していた。昨日から吸気時に右胸痛を自覚するようになったため受診した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。毎年秋から冬に猪の生肉を自宅で調理して食べる習慣があった。意識は清明。身長 157 cm、体重 57 kg。体温 36.5 ℃。脈拍 64/分、整。血圧 110/72 mmHg。呼吸数 16/分。 SpO2 97% ( room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球 418万、 Hb 13.6 g/dl、Ht 42%、白血球 6,300(桿状核好中球2%、分葉核好中球 38%、好酸球 28%、単球 2%、リンパ球 30% )、血小板 20万。 CRP 0.2 mg/dl。肺野条件の胸部単純 CT(別冊 No.5A、B)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108D020]←[国試_108]→[108D022]
[★]
- 42歳の女性。臭いがわかりにくいことを主訴に来院した。半年前から臭いがわかりにくくなり、また両側の鼻閉も出現してきたため受診した。左鼻腔内視鏡写真(別冊No. 7A)と副鼻腔CT(別冊No. 7B)とを別に示す。
- この患者で注意すべき合併症はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110E046]←[国試_110]→[110E048]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [099D040]←[国試_099]→[099D042]
[★]
- 呼吸器感染症と原因菌の組合せで誤っているのはどれか,
[正答]
※国試ナビ4※ [100B020]←[国試_100]→[100B022]
[★]
[★]
- 英
- antibacterial drug, antibacterial
- 関
- 抗生剤、薬理学、抗菌薬一覧、抗細菌薬
- first aid step 1 2006 p.165
定義
- 細菌/微生物に静菌作用、殺菌作用を示す物質。結果として、人において病原性を除去する目的で使用される。
- このうち、微生物によって産生される物質を抗生物質と呼ぶ
作用機序による分類
- first aid step 1 2006 p.165
|
Mechanism of action
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Drugs
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1
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Block cell wall synthesis by inhibition of peptidoglycan cross-linking
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penicillin, ampicillin, ticarcillin, piperacillin, imipenem, aztreonam, cephalosporins
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2
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Block peptidoglycan synthesis
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bacitracin, vancomycin, cycloserine
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3
|
Disrupt bacterial/fungal cell membranes
|
polymyxins
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4
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Disrupt fungal cell membranes
|
amphotericin B, nystatin, fluconazole/azoles
|
5
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Block nucleotide synthesis
|
sulfonamides, trimethoprim
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6
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Block DNA topoisomerases
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quinolones
|
7
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Block mRNA synthesis
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rifampin
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8
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Block protein synthesis at 50S ribosomal subunit
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chloramphenicol, erythromycin/macrolides, lincomycin, clindamycin, streptogramins (quinupristin, dalfopristin), linezolid
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9
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Block protein synthesis at 30S ribosomal subunit
|
aminoglycosides, tetracyclines, spectinomycin ATuSi → あつし
|
薬物動態
- 濃度依存性:アミノグリコシド系抗菌薬、ニューロキノロン系抗菌薬
- 時間依存性:βラクタム系抗菌薬
治療期間
小児
- 尾内一信 ; 第 39 回日本小児感染症学会教育講演 2 小児感染症の抗菌薬療法 -耐性菌時代の適正使用-
感染臓器・臨床診断
|
原因菌
|
投与期間(抗菌薬)
|
髄膜炎
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インフルエンザ菌
|
7-10日
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肺炎球菌
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10-14日
|
髄膜炎菌
|
7-10日
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GBS,腸内細菌,リステリア
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21日
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中耳炎
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<2 歳
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10日
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2 歳≦
|
5-7日
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咽頭炎
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A 群連鎖球菌
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10日(ペニシリン系薬)
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5日(セフェム系薬)
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肺炎
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肺炎球菌,インフルエンザ菌
|
解熱後3-4日
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黄色ブドウ球菌
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3-4週間
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マイコプラズマ,クラミジア
|
10-21日
|
腎臓、膀胱炎、腎盂腎炎
|
大腸菌,プロテウス,腸球菌
|
3日
|
14日
|
骨髄炎
|
黄色ブドウ球菌
|
21日
|
連鎖球菌,インフルエンザ菌
|
14日
|
主要な感染症の抗菌薬投与期間
- 感染レジマニュ p.27
ソース不明
妊婦に避けるべき抗菌薬
- Antibiotics to avoid in pregnancy
- Sulfonamides––kernicterus.
- Aminoglycosides––ototoxicity.
- Fluoroquinolones––cartilage damage.
- Erythromycin––acute cholestatic hepatitis in mom
- (and clarithromycin––embryotoxic).
- Metronidazole––mutagenesis.
- Tetracyclines––discolored teeth, inhibition of bone growth.
- Ribavirin (antiviral)––teratogenic.
- Griseofulvin (antifungal)––teratogenic.
- Chloramphenicol––“gray baby.”
- SAFE Moms Take Really Good Care.
使っても良い
- YN.H-24
参考
- まとまっていてよい
- http://www.antibiotic-books.jp
[★]
- 英
- lung abscess, pulmonary abscess
概念
- 肺化膿症の一つで、広義の肺炎である。 → 肺化膿症と同義に使われている印象がある。
- 肺実質の壊死を来たし、膿瘍・空洞を形成する。
- ニボー像が特徴的
病原体
- 嫌気性菌が最多。
- 黄色ブドウ球菌、クレブシエラ、大腸菌、緑膿菌も原因となる。
治療
- 薬物療法:病原体が特定されれば感受性のある抗菌薬を、不明であれば広域スペクトルの抗菌薬を用いる(セフェム系抗菌薬、クリンダマイシン、カルバペネム系抗菌薬)
- 外科療法:難治例に対して空洞切開術、肺葉切除
USMLE
- Q book p.289 8
- A patient develops an acute febrile illness with shivers, nonproductive cough, and pleuritic chest pain. Five days later, he presents to the emergency department after abruptly having "cough up" nearly a cup of blood-stained sputum.
[★]
- 英
- purulence, suppuration
- ラ
- purulenta
- 同
- 化膿性炎 purulent inflammation
[★]
- 英
- sis, pathy