- 英
- gait disturbance、gait disorder、abnormal gait、gait abnormality
- 関
- 異常歩行、歩行異常、歩行
- 英
- gait disturbance
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/14 17:35:41」(JST)
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歩行障害(ほこうしょうがい、gait disturbance)とは先天性、後天性の双方を含めた様々な事柄を原因として自力で歩行することが困難あるいは不可能となってしまった状態。現代は高齢化社会とも言われるように高齢者の増加と共に歩行障害となった老人の増加が著しく社会問題となっている。若年層においても様々な病気を原因として歩行障害となる者は多い[1][2][3]。アルコール依存症も歩行障害の原因となることがある。
脚注
- ^ 毛細血管拡張性運動失調症チルドレンズプロジェクト
- ^ 厚生労働省難治性疾患克服事業
- ^ eduママ悩み相談室
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Japanese Journal
- 連載第3回 RA患者の歩行障害に対する理学療法(第3シリーズ「関節リウマチ(RA)-最新の動向と理学療法介入-」,臨床入門講座『根本からわかりやすく学ぶ』)
- 中尾 慎一
- 近畿大学医学雑誌 36(1), 3-7, 2011-3
- … 神経軸索やグリアで構成される脳白質の病変は加齢と共に進行し,認知機能障害や歩行障害やなどの臨床徴候との強い関連性がある.白質傷害は慢性の脳低灌流が原因であるが,近年,急性の脳虚血でも白質保護の重要性が認識されてきている.われわれは,脳白質病変を主体とするラット脳慢性低灌流モデルを用いて,過換気による低二酸化炭素血症が線条体の白質病変増悪を引き起こすことを見出し,長期の …
- NAID 120003002902
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- 歩行障害にはどんな種類があるの 前の項で述べたいろいろな機能やそれを司る主な 部分が障害されると、歩行 の障害が出現してきます。最もわかりやすい障害としては、 膝や足の関節の 変形です。変形してしまうと歩行が困難になります。また、下肢の骨折 を ...
- 歩行障害 (歩行困難/歩行失調) ... 歩行困難, =1人でスムーズに歩けない。「歩行失調 」 (副作用で歩行障害ー歩行失調ーを起こす医薬品). 「コントール」「ジプレキサ」「 セルシン」「セレネース」「ゾビラックス」「デパス」「ドラール」「ベンザリン」「リーゼ」「 ...
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[★]
- 74歳の男性。呼吸困難のため搬入された。
- 現病歴:昨夕37.4℃の発熱があり、咳と痰とを伴っていた。市販の総合感冒薬を内服したが改善しなかった。本日になって体温が38.4℃に上昇し、呼吸困難が出現してトイレまで歩くのもつらくなったため、救急車を要請した。
- 既往歴:生来健康で、昨年の特定健康診査では異常を指摘されていない。
- 生活歴:喫煙歴はない。飲酒は日本酒1合/日を50年間。
- 家族歴:妹が胃癌で治療中。
- 現 症:意識は清明。体温38.1℃。脈拍112/分、整。血圧146/92mmHg。呼吸数28/分。 SpO2 96%(2L/分酸素投与下)。心音に異常を認めない。座位で右前胸部の下方と右背部の下方にcoarse cracklesを聴取する。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢に浮腫を認めない。
- 検査所見:血液所見:赤血球380万、 Hb 11.9g/dL、 Ht 38%、白血球 11,000(桿状核好中球25%、分葉核好中球51%、好酸球1%、好塩基球1%、単球4%、リンパ球18%)、血小板21万。血液生化学所見:総蛋白7.3g/dL、アルブミン3.8g/dL、尿素窒素21mg/dL、クレアチニン0.9mg/dL、 AST28IU/L、 ALT 16IU/L、LD 370IU/L(基準176-353)。 CRP 19mg/dL。喀痰Gram染色で、 Gram陽性双球菌の白血球による貪食像を多数認める。胸部エックス線写真で右下肺野に広範な区域性の浸潤影を認める。
- 検査終了後、この患者のプロブレムリストを作成するにあたり、プロブレムとして最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H033]←[国試_106]→[106H035]
[★]
- 62歳の男性。四肢のしびれと歩行障害とを主訴に妻に伴われて来院した。4年前から手の動かしにくさとしびれ感とを感じていた。1年前から階段を下りるときに手すりが必要になったが、医療機関を受診しなかった。昨日、敷居に足が引っかかりよろめいてから四肢のしびれが強くなり、自力で歩けなくなった。健康診断で軽度の糖尿病を指摘されたことがある。家族歴と生活歴とに特記すべきことはない。意識は清明。身長167cm、体重67kg。坐位はとれるが、介助しても立位は不可能。徒手筋力テストでは上下肢ともほぼ3(fair)である。深部腱反射は上腕二頭筋以下すべて亢進し、Babinski徴候は陽性である。四肢に末梢優位の表在感覚低下を認める。明らかな膀胱・直腸障害はない。頚椎エックス線写真の側面像(別冊No、19A)と頚椎単純CT(別冊No、19B)とを別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A041]←[国試_104]→[104A043]
[★]
- 9歳の男児。遺伝子診断を希望した両親に連れられて来院した。3歳ころに歩容異常と床からの立ち上り困難とに気付かれ筋ジストロフィーと診断された。歩行障害は次第に進行し、かろうじて支え立ちができる程度となった。両親は新聞報道で筋ジストロフィーの遺伝子治療の臨床試験が始まることを知り、事前に必要な検査を希望している。頭部の筋は正常で舌は大きい。四肢体幹筋は萎縮しており、徒手筋力テストで下肢近位筋が2、遠位筋が4である。腱反射は消失している。白血球からDNAを抽出し、ジストロフィン遺伝子の複数のエクソンを同時にPCR法で増幅してアガロースゲル電気泳動した。結果の一部(別冊No. 22)を別に示す。矢印で所見を示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I062]←[国試_109]→[109I064]
[★]
- 81歳の男性。歩行障害を主訴に来院した。自宅の玄関の前に座り込んでいるのを隣人が見つけて病院に連れてきた。意識は清明。痩せて四肢の筋力低下が著しい以外は身体診察上特に異常は認めなかった。自力で伝い歩きができるものの歩行は不安定である。半年前に妻を亡くしてから外出することがなくなり、自宅で寝たり起きたりの生活をしていたという。食事は業者の配食サービスを利用していた。身体障害者手帳は持っておらず、要介護認定を受けたことはない。子供が一人遠方で暮らしているが連絡がとれない。診療と並行して、今後の生活支援の必要性について患者と相談した。
- 生活支援を受けるための連絡先として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [108G058]←[国試_108]→[108G060]
[★]
- 6歳の女児。発達の遅れを心配した母親に連れられて来院した。乳幼児期から言葉や歩行の発達が遅れ、知的障害を伴っていた。遺伝性の疾患が心配で受診が遅れたが、地域に同じような症状を訴える人がいることがわかり心配になって受診した。妹も同じ症状がある。感染症を示唆する所見はない。医師が相談した保健所のその後の調査により、言語障害、歩行障害および知的障害のいずれかを認める多数の患者の存在が次第に明らかになった。患者が居住する人口約10万人の湾岸地域における環境汚染物質による曝露が疑われるが、原因は特定できていない。
- このような状況で、患者集団に対する初期の対応として適切なのはどれか。
- a 地域住民の集団移転
- b 裁判による患者認定
- c 患者の生体試料の収集
- d 患者と家族の遺伝子検査
- e 行政による被害認定のための審査
[正答]
※国試ナビ4※ [109B041]←[国試_109]→[109B043]
[★]
- 25歳の男性。歩行障害を主訴に来院した。昨夜、夕食後2時間卓球をして就寝した。今朝から四肢がだるく、力が入らないことに気付いた。その後、次第に筋力低下と倦怠感とが強くなり、歩行不能となった。10か月前にも会社のスポーツ大会があった日の深夜に同様の症状があったが、翌日の午前中には回復していた。意識は清明。脈拍104/分、整。腱反射は消失している。感覚障害はない。食事はきちんととっているが、体重は1年で6kg減少している。血液生化学所見:総コレステロール 120mg/dl、AST 25IU/l、ALT 16IU/l、CK 76IU/l(基準30-140)。Na 145mEq/l、K 2.1 mEq/l、Cl 105 mEq/l。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A048]←[国試_104]→[104A050]
[★]
- 70歳の男性。歩行障害を主訴に来院した。10年前に右手の振戦が出現し、Parkinson病と診断され、以後内服薬治療を継続している。次第に体の自由が利かなくなった。ここ数年体重の変化はなかった。意識は清明で認知障害はない。眼球運動は正常で仮面様顔貌と構語障害とがあり小声で早口である。四肢では特に右上肢で中等度の筋強剛と静止時振戦とを認める。起立は自力でできるが、姿勢反射障害があり突進現象がみられる。Romberg徴候は陰性で感覚障害はなく、腱反射は正常である。
- 現時点のリハビリテーションで最も有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107E054]←[国試_107]→[107E056]
[★]
- 28歳の男性。歩行障害を主訴に来院した。兄も歩行障害があり、脊髄小脳変性症と診断されている。自分の症状がよく似ており、その病気ではないかと心配している。診察で、小脳性運動失調が認められ、遺伝性小脳変性症と診断された。
- 医師の対応として適切なのはどれか。
- a. 遺伝子診断を受けるように強く勧める。
- b. 疾患について患者が理解するまでよく説明する。
- c. 職場の上司に診断名を知らせる。
- d. 看護師やソーシャルワーカーの支援を求めない。
- e. 同意を得ずに家系調査を行う。
[正答]
※国試ナビ4※ [099C001]←[国試_099]→[099C003]
[★]
- 48歳の女性。2、3年前から歩行障害が出現し、最近、悪化したため来院した。意識は清明で、知的機能低下はない。構音障害、眼振、運動失調および四肢の感覚鈍麻と筋力低下とを認める。頭頚部MRIのT1強調矢状断像を以下に示す。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096D046]←[国試_096]→[096D048]
[★]
- 歩行障害のため普段は車椅子で職場へ通勤している人が、車椅子が故障したため仕事を休んだ。この人の生活機能を国際生活機能分類で評価した場合、普段とは評価が異なる項目はどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [107G037]←[国試_107]→[107G039]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [100G073]←[国試_100]→[100G075]
[★]
- hydro cephalus
- 英
- hydrocephalus, hydrocephaly
- 同
- 水頭
概念
- 髄液の産生、循環、吸収の不均衡により頭蓋内に異常に髄液の貯留した状態。
分類
発症の起点となった時期
直接の原因
- 脳出血に伴う脳室内血腫
- 髄芽腫・上衣腫などの後頭蓋窩腫瘍(第四脳室腫瘍)
- 頭蓋咽頭腫・胚腫・視床下部神経膠腫などの第三脳室腫瘍・脳室炎などによる中脳水道閉塞
- 結節性硬化症、トキソプラズマ症、Dandy-Walker症候群(後頭蓋窩正中の嚢胞、小脳虫部の形成不全)
脳圧
機序
- 1. 髄液の過剰産生 →(稀)脈絡叢乳頭腫
- 2. 脳室、くも膜下腔の通過障害 →脳室周辺の腫瘍、血腫、先天奇形
- 3. 上矢状静脈洞への髄液の吸収障害 →くも膜下出血、髄膜炎
病因
症候
画像
治療
- 第一の治療はシャント手術:脳室-腹腔シャント(V-Pシャント)、脳室-心房シャント(V-Aシャント)、腰部-腹腔(L-Pシャント)
- 悪性腫瘍が原因である場合は原疾患の治療も。
[★]
- 関
- gait abnormality、gait disorder、gait disturbance
[★]
- 英
- gait disturbance、gait disorder、abnormal gait
- 関
- 異常歩行、歩行障害
[★]
- 関
- abnormal gait、gait abnormality、gait disturbance
[★]
- 関
- abnormal gait、gait abnormality、gait disorder
[★]
- 英
- neurologic gait disorder
- 関
- 加速歩行、不安定歩行、引きずり歩行、痙性歩行、ヒステリー性歩行障害、前傾歩行
[★]
- 英
- hysterical gait
- 関
- 加速歩行、不安定歩行、引きずり歩行、痙性歩行、前傾歩行、神経性歩行障害
[★]
- 英
- gait, walking
- 関
- 股関節の運動に関与する筋、歩行運動
幼児の歩行
- 12ヶ月:上肢の挙上(high guard)
- 15ヶ月:上肢の中等度の挙上(medium guard)
- 18ヶ月:上肢が下がっている(no guard) → 腕ふりの出現
異常な歩行と疾患 手技みえ.188改変
[★]
- 英
- disorder、impairment、dysfunction、damage、difficulty、(妨げ)barrier、impediment、obstacle、disturbance、foe、(化学)hindrance、disorder、impair、lesion
- 関
- 妨げ、撹乱、関門、機能障害、機能不全、困難、傷害、障壁、損なう、損傷、ダメージ、破壊、破損、バリヤー、病変、不安、妨害、乱れ、無秩序、機能異常症、敵、疾患、バリア、バリアー、機能異常、機能不全症
[★]
harm、hazard、injure
- 関
- 危険、損傷、ハザード、傷害を与える、害する