- 英
- manidipine
- 化
- 塩酸マニジピン manidipine hydrochloride
- 商
- カオルトーン、カルスロット、カルバジン、ジムロスト、マニカロット、マニジップ、マニジロット
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/30 15:32:49」(JST)
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マニジピン
|
IUPAC命名法による物質名 |
2-[4-(diphenylmethyl)piperazin-1-yl]ethyl methyl 2,6-dimethyl-4-(3-nitrophenyl)-1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylate |
臨床データ |
法的規制 |
?
|
識別 |
CAS番号 |
120092-68-4 |
ATCコード |
C08CA11 |
PubChem |
CID 4008 |
化学的データ |
化学式 |
C35H38N4O6 |
分子量 |
610.69 g/mol |
マニジピン(英: manidipine)とはカルシウム拮抗剤の一つ(ジヒドロピリジン系)。マニジピンはAsche ChiesiよりManyperの商品名で市販されている。
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Japanese Journal
- アムロジピンの関与が疑われる腹水貯留を来したSLEの1例
- 田村 啓成,野口 篤子,高橋 郁子,土田 聡子,高橋 勉
- 日本小児腎臓病学会雑誌 24(2), 230-235, 2011
- … アムロジピンを含むジヒドロピリジン系のカルシウムチャネルブロッカー (CCB) は以前より腹膜透析中の乳糜腹水との関連が指摘され,また同じジヒドロピリジン系CCBのマニジピンにより著明な乳糜腹水を生じた全身性エリテマトーデス (SLE) の報告も存在する。 …
- NAID 130002114191
- 本態性高血圧患者における塩酸マニジピンの有効性と安全性の評価 : 先発医薬品(カルスロット^[○!R])から後発医薬品(マニジップ^[○!R])への切り替え
- 小林 寛子,小原 拓,高橋 則男 [他],高橋 武,猪狩 有紀恵,及川 卓也,齋藤 真一郎,大久保 孝義,今井 潤,高橋 將喜
- 藥學雜誌 127(12), 2045-2050, 2007-12-01
- Calcium channel blockers are most commonly used in hypertensive patients in Japan. However, information on the efficacy and safety of generic calcium channel blockers is insufficient. The objective of …
- NAID 110006546579
- 12)塩酸マニジピンに起因すると思われる薬剤性Parkinsonismを呈した1症例(第94回 日本循環器学会北海道地方会)
- 横内 悟,足永 武,菊入 剛,松木 高雪,山内 一暁,島崎 優,岩田 至博,高橋 弘,現田 聡,大畑 純一,中村 裕一,稲葉 芳絵
- Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society 70(Supplement_II), 1016, 2006-04-20
- NAID 110004870904
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分・含量
- マニジピン塩酸塩錠5mg「日新」は、1錠中に日本薬局方マニジピン塩酸塩5mgを含有
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、リボフラビン、タルク、ステアリン酸マグネシウム
禁忌
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[動物試験(ラット)で妊娠期間及び分娩時間が延長することが報告されている。]
効能または効果
- 高血圧症
- 通常、成人にはマニジピン塩酸塩として10〜20mgを1日1回朝食後に経口投与する。ただし、1日5mgから投与を開始し、必要に応じ漸次増量する。
- 製剤別の通常成人1日用法・用量は次のとおりである。
- マニジピン塩酸塩錠5mg「日新」:1日1回2〜4錠、朝食後経口投与
- マニジピン塩酸塩錠10mg「日新」:1日1回1〜2錠、朝食後経口投与
- マニジピン塩酸塩錠20mg「日新」:1日1回1/2〜1錠、朝食後経口投与
慎重投与
- 重篤な肝機能障害のある患者[本剤の代謝及び排泄が遅延するおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
- 頻度不明
- 過度の血圧低下による一過性の意識消失、脳梗塞等があらわれることがある(「高齢者への投与」の項参照)。
- 頻度不明
- 無顆粒球症、血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 頻度不明
- 心室性期外収縮、上室性期外収縮があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 頻度不明
- 紅皮症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- マニジピン塩酸塩はジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬の共通的作用として、膜電位依存性L型カルシウムチャネルの特異的に結合し、細胞内へのカルシウムの流入を減少させることにより、冠血管や末梢血管の平滑筋を弛緩させる。非ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬(ベラパミルやジルチアゼム)と比較すると、血管選択性が高く、心収縮力や心拍数に対する抑制作用は弱い。2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- マニジピン塩酸塩(Manidipine Hydrochloride)
化学名
- 3-{2-[4-(Diphenylmethyl)piperazin-1-yl]ethyl} 5-methyl (4RS)-2,6-dimethyl-4-(3-nitrophenyl)-1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylate dihydrochloride
分子式
分子量
性状
- 本品は白色〜微黄色の結晶又は結晶性の粉末である。
ジメチルスルホキシドに溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくく、水にほとんど溶けない。
本品のジメチルスルホキシド溶液(1→100)は旋光性を示さない。
本品は光によりわずかに帯褐黄白色になる。
融 点
★リンクテーブル★
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マニジピン
- 関
- manidipine hydrochloride