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タココンブ
関
フィブリノゲン
、
トロンビン
、
アプロチニン
、
コラーゲン
Japanese Journal
治療に難渋した髄液漏の一治験例
福田 良嗣,篠崎 義雄,小川 潤,磯貝 宜広,吉田 進二,渡邊 隆一,西脇 徹
静岡赤十字病院研究報 = Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital 31(1), 35-40, 2012-03
… 我々は,砂時計腫の摘出術後に発生した難治性の髄液漏に対し,
タココンブ
を使用し根治し得た1例を経験した.症例は29歳女性.症状は両下肢痛で,腰椎Magnetic Resonance ImagingでL3/4の脊柱管内から右L4/5椎間孔外にかけ進展した砂時計腫を認め,後方進入により腫瘍摘出術を施行した.腫瘍は硬膜を穿破していたため,硬膜の一部と共に摘出し,硬膜欠損部は人工硬膜で修復した.病理診断は神経鞘腫であった.術後,腰下肢痛は …
NAID 120004211723
PP-365 腹腔鏡下腎部分切除術におけるシート状フィブリン接着剤の有用性に関する検討 :
タココンブ
の使用により腎実質縫合操作を回避することは可能か?(発表・討論,第98回日本泌尿器科学会総会)
河 源,吉田 健志,井上 貴昭,福井 勝也,駒井 資弘,川端 和史,木下 秀文,松田 公志
日本泌尿器科學會雜誌 101(2), 460, 2010-02-20
NAID 110007868805
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タココンブの名前の由来。薬作り職人のブログ
2008年7月6日 ... タココンブは、出血を止めたり、傷を埋めるためのタンパク質などでできていて、シート状 の形をしています。タココンブの成分の中でも、フィブリノゲン、トロンビンは、人の血液を 固まらせるメカニズムに関わる重要なタンパク質です。 タココンブの ...
タココンブ[9.5cm×4.8cm](その他の治療を主目的としない医薬品)[CSL ...
CSLベーリング株式会社のタココンブ[9.5cm×4.8cm](その他の治療を主目的としない 医薬品)、一般名ヒトフィブリノゲン(Fibrinogen) トロンビン(Thrombin) アプロチニン( Aprotinin) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
シート状生物学的組織接着・閉鎖剤
販売名
タココンブ組織接着用シート 9.5cm×4.8cm(レギュラーサイズ)
組成
有効成分:ヒトフィブリノゲン
含量(1cm
2
中) 5.5mg
備考 ヒト血液由来成分
採血国:米国、オーストリア、ドイツ
採血方法
注)
:非献血
有効成分:トロンビン画分
含量(1cm
2
中) 1.38単位
(トロンビンとして)
備考 ウシ血液由来成分
有効成分:アプロチニン
含量(1cm
2
中) 128単位(KIE)
備考 ウシ肺抽出物
支持体:ウマコラーゲン
含量(1cm
2
中) 1.65mg
備考 ウマ深部指状
屈筋腱由来成分
添加物
ヒトアルブミン(ヒト血液由来成分、採血国:米国、オーストリア、ドイツ、採血方法:非献血)、L‐アルギニン塩酸塩、リボフラビン、クエン酸ナトリウム水和物、塩化ナトリウム
禁忌
(次の患者又は部位には使用しないこと)
本剤の成分又はウシ血液を原料とする製剤(トロンビン、フィブリノリジン、幼牛血液抽出物等)、ウシ肺を原料とする製剤(アプロチニン等)、ウマ血液を原料とする製剤(抗ヒトリンパ球ウマ免疫グロブリン、抗ヒト胸腺細胞ウマ免疫グロブリン、乾燥まむしウマ抗毒素等)に対し過敏症の既往歴のある患者
下記の製剤による治療を受けている患者
凝固促進剤(臓器抽出製剤、蛇毒製剤)、抗線溶剤、アプロチニン製剤〔「相互作用」の項参照〕
皮膚切開部〔皮膚縁の癒合を妨げるおそれがある。〕
メタクリル系接着剤(例:骨セメント等)によって補綴剤と接着する骨表面〔微線維性コラーゲン製剤で、骨の海綿構造を塞ぐため、メタクリル系接着剤の結合力を弱める可能性があるとの報告がある。〕
効能または効果
肝臓外科、肺外科、心臓血管外科及び産婦人科領域における手術時の組織の接着・閉鎖
(ただし、縫合あるいは接合した組織から血液、体液又は体内ガスの漏出をきたし、他に適切な処置法のない場合に限る。)
接着・閉鎖部位の血液、体液をできるだけ取り除き、本剤を適切な大きさにし、乾燥状態のままあるいは生理食塩液でわずかに濡らし、その活性成分固着面を接着・閉鎖部位に貼付し、通常3〜5分間圧迫する。
慎重投与
(次の患者又は部位には慎重に使用すること)
重篤な肝障害、汎発性血管内凝固症候群(DIC)が考えられる病態を有する患者〔本剤の成分が、血管内に流入した場合、血栓の形成あるいはDIC状態を悪化させるおそれがある。〕
溶血性・失血性貧血の患者〔ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある。〕
免疫不全症患者・免疫抑制状態の患者〔ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、持続性の貧血を起こすことがある。〕
視神経及び視束交叉の周囲〔圧迫により視力障害を起こす可能性がある。〕
重大な副作用
ショック
ショックを起こすおそれがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等の症状が認められた場合には直ちに適切な処置を行うこと。
薬効薬理
本剤は血液凝固系の最終段階を模倣する。本剤が出血面もしくは体液に接すると、フィブリノゲンとトロンビンが反応してフィブリンが生成する。生成したフィブリンは、直ちに重合を起こし、安定なフィブリン塊となり、組織を接着・閉鎖する。アプロチニンは、形成されたフィブリン塊がプラスミンにより溶解されるのを阻害する。
正常ラット肝臓出血モデル及び凝固能低下ラットを用いた肝臓出血モデルにおいて、本剤は止血効果を示した
12)
。
ラット肝臓創部モデルにおいて、本剤は接着効果を示した
13)
。
イヌ肺air leakageモデルにおいて、本剤はair leakageの閉鎖効果を示した
13)
。
ウサギ頸動脈穿孔モデルにおいて、本剤は止血効果を示した
14)
。
有効成分に関する理化学的知見
ヒトフィブリノゲン
成分の由来
ヒトの血液を原料としている。〔ウイルス安全対策については「使用上の注意2.重要な基本的注意」の項参照〕
ウイルス不活化処理方法とその対象ウイルス名並びに不活化確認方法
製造工程においてウイルスの不活化を目的としてパスツリゼーション処理(60℃、20時間液状加熱処理)を施している。本処理を含む製造工程で、HIV(RNAウイルス)、単純ヘルペスウイルス(外被を持つDNAウイルス)、ポリオウイルス(外被を持たないRNAウイルス)、ウシウイルス性下痢ウイルス(HCVのモデル)が不活化されることを、培養細胞を用いた試験において確認している。しかし、ウイルス等の感染性を完全に否定できない。
トロンビン画分
成分の由来
ウシの血液を原料としている。
アプロチニン
成分の由来
ウシの肺を原料としている。
ウマコラーゲン
成分の由来
ウマ深部指状屈筋腱を原料としている。
製剤
最終製剤には滅菌処理として
60
Coによるγ線照射を施している。なお、滅菌処理による性状の変化は認められていない。
★リンクテーブル★
リンク元
「
リボフラビン
」「
他に分類されない治療を主目的としない医薬品
」「
トロンビン
」「
ウマコラーゲン
」「
トロンビン画分
」
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タコ
」
「
リボフラビン」
[★]
英
riboflavin
化
リボフラビン酪酸エステル
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商
K.C.L.
、
KCL
、
KCL補正液
、
M.V.I.
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M.V.I.-12キット
、
アスパラギン酸カリウム
、
アミノレバンEN配合
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エルネオパ1号輸液
、
エレンタールP乳幼児用配合
、
エレンタール配合
、
エンシュア・リキッド
、
オーツカMV
、
カオルトーン
、
カルスロット
、
カルバジン
、
サブビタン
、
シーパラ
、
シナール配合
、
セファクロル
、
ダイメジン・マルチ
、
タココンブ
、
タコシール
、
ツインラインNF配合
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ツインライン配合
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ネオM.V.I.-9
、
ネオパレン1号輸液
、
ネオラミン・マルチV
、
ノイロビタン配合
、
ハイボン
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パンビタン末
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フェニルアラニン除去ミルク配合
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マルタミン
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ミノマイシン
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ラコールNF配合
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リボビス
、
ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合
、
ワッサーV配合
、
ワルファリンカリウム
、
強力ビスラーゼ末
関
ビタミンB2
ビタミンB剤
flavinに類似した黄色化合物の構造とリボースが含まれる構造を持つためribonavinと命名された。
フラボ酵素蛋白質の補酵素として
FAD
、
FMN
として機能している。
生体内酸化還元系やミトコンドリアの電子伝達系に関与。
上部消化管から吸収され、その他のビタミンB軍と同様に大量に摂取しても尿中に排泄される。
riboflavinの欠乏により、口内炎・咽頭炎、舌炎、皮膚炎、神経症状が生じるとされている。
「
他に分類されない治療を主目的としない医薬品」
[★]
商品
D-ソルビトール
アデノスキャン
オーペグ
ガスチーム
スクリット
スマンクス
ゼルフィルム
タイロゲン
タココンブ
タコシール
チャンピックス
ニコチネル
ニフプラス
ニフレック
ビジクリア
プロナーゼMS
ベリプラストP
ボルヒール
ミオテクター
ミリプラ
ミンクリア
ムーベン
ロレナック
液化酸素
液化窒素
液体酸素
酸素
窒素
二酸化炭素
「
トロンビン」
[★]
英
thrombin
同
第IIa因子
factor IIa
、F IIa、
フィブリノゲン分解酵素
fibrinogenase
商
アナクト
、
アンスロビン
、
タココンブ
、
タコシール
、
ノイアート
、
ノンスロン
、
ベリプラストP
、
ボルヒール
関
血液凝固因子
、Thrombinar, Thrombogen, Thrombostat
「
ウマコラーゲン」
[★]
商
タココンブ
、
タコシール
「
トロンビン画分」
[★]
商
タココンブ
、
タコシール
「
タコ」
[★]
英
octopus
関
八腕目