Bordetella pertussis
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 百日咳菌分離培養のための市販搬送容器内における生菌数の変動
- 飛沫感染する病原微生物--RSウイルス,インフルエンザウイルス,百日咳菌 (特集 アウトブレイク,そのときどうする?) -- (アウトブレイクの原因となる病原微生物)
- 舟橋 恵二,安田 直子,野田 由美子,岩田 泰,中根 一匡,西尾 一美,西村 直子,尾崎 隆男
- 医学検査 : 日本臨床衛生検査技師会誌 = The Japanese journal of medical technology 59(9), 1030-1033, 2010-09-25
- NAID 10027594150
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- 百日咳(ひゃくにちぜき、英: whooping cough, Pertussis )は、主にグラム陰性 桿菌の百日咳菌(Bordetella pertussis)による呼吸器 感染症の一種。特有の痙攣性の咳発作を特徴とする急性気道感染症である。世界的に存在している感染症で ...
- 感染症の話トップページへ 2003年第36週号(2003年9月1~7日)掲載 百 日 咳 百日咳(pertussis, whooping cough )は、特有のけいれん性の咳発作(痙咳発作)を特徴とする急性気道感染症である。母親からの免疫(経胎盤移行 ...
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 百日咳菌の用語解説 - グラム陰性の小桿菌で,百日咳の病原体。鞭毛を欠き,芽胞をつくらない。なかには莢膜を形成するものもある。厳性好気性であるが,栄養要求がかなりきびしいので ...
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★リンクテーブル★
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- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
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[正答]
※国試ナビ4※ [108B032]←[国試_108]→[108B034]
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[正答]
※国試ナビ4※ [096G066]←[国試_096]→[096G068]
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- 英
- bacterium,(pl.) bacteria
- 同
- バクテリア
- 関
- 特殊な細菌 、細菌の鑑別、細菌の同定?、細菌の分類?
細菌の命名
- ラテン語であり、イタリックで表す。
- 「属名 + 種名」で表現される。
グラム染色性と形状による分類と疾患
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- 英
- vaccine
- 関
- 予防接種 immunization、感染症、感染症予防法、シードロット・システム。immunization
種類
副反応
風疹ワクチン
おたふくかぜワクチン
- 2-3週間後、まれに、発熱、耳下腺腫脹、咳、鼻水
- MMRの際に無菌性髄膜炎が数千人に一人
- 髄膜炎の症状:発熱、頭痛、嘔吐
学校伝染病、予防接種、ワクチン (学校伝染病、予防接種、ワクチン.xls)
日本で使われているワクチン
その他マイナーなワクチン
- 1ヶ月に1回、6ヶ月続けて。
- 適応は低体重児と免疫不全児だった気がする
接種間隔
参考
- 1. 国立感染症研究所 感染症情報センター:予防接種のページ
- http://idsc.nih.go.jp/vaccine/vaccine-j.html
- 2. 日本で接種可能なワクチンの種類 - 国立感染症研究所
- http://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs003.html
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- 英
- croup syndrome
- 関
- クループ、百日咳菌
- SPE.388
- 声門下や喉頭周囲の炎症、腫脹による上気道閉塞性疾患。
- 冬期に乳幼児に好発
- 病原体はほとんどがウイルスであり、パラインフルエンザウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルスなどが原因となる。
- 感冒症状(発熱、咽頭痛)~嗄声・犬吠様咳嗽~吸気性喘鳴・呼吸困難~陥没呼吸・チアノーゼ・不穏
- 喉頭鏡で声門下部~気管上部の浮腫性変化と狭窄を認める。
治療
- SPE.388 YN.I-45
- 安静、加湿、酸素吸入
- 狭窄に対してアドレナリン+ステロイド吸入
- 細菌感染が認められれば抗菌薬。
国試
参考
- http://doktermudatrader.blogspot.com/2010/06/croup-in-children.html
- Knutson D, Aring A.SourceDepartment of Family Medicine, Ohio State University College of Medicine and Public Health, Columbus, Ohio 43201, USA. knutson.1@osu.edu
- American family physician.Am Fam Physician.2004 Feb 1;69(3):535-40.
- Viral croup is the most common form of airway obstruction in children six months to six years of age. The frightening nature of croup often prompts parents and caregivers to seek physician consultation. For children with mild croup, symptomatic care and mist therapy may be all that is necessary. Epi
- PMID 14971835
- http://www.aafp.org/afp/2004/0201/p535.html
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- ラ
- Bordetella pertussis
- 同
- 百日咳菌、ボルデー・ジャングー菌 Bordet-Gengou bacillus
- 関
- pertussis、細菌
概念
- ボルデテラ属
- グラム陰性桿菌(グラム陰性球桿菌)
- 好気性
- 百日咳の原因菌
- 伝染性が強い
- 不顕感染はまれ
毒素
- 百日咳毒素:リンパ球増加、低血糖、気管上皮への付着 ← リンパ球増多症
- アデニルシクラーゼ毒素:白血球走化能の抑制
- 気管細胞毒素
- 皮膚壊死毒素
- 線維素性血球凝集素
- リポポリサッカライド
感染症
[★]
- 英
- pertussis toxin
- 関
- 百日咳、百日咳菌、毒素産生菌、リンパ球増多因子
[★]
- ラ
- Bordetella parapertussis
- 関
- ボルデテラ・パラパータシス
[★]
- 英
- Bordetella virulence factor
[★]
- 英
- pertussis
- ラ
- pertussis
- 同
- whooping cough, tussis convulsiva
- 関
- レプリーゼ、細菌、マイコプラズマ肺炎
概念
病原菌
潜伏期
感染期間
- SPE.362
- カタル期~第4週まで → 抗菌薬投与により感染期間を抗菌薬投与後5日間に短縮できる。
症候
- カタル期:1-2週間:伝染力が強い。鼻汁、咳などの普通感冒様症状が次第に増悪。検査上、白血球増多が見られる
- 痙咳期:2-6週間:レプリーゼ(連続した咳(staccato)と吸気時の笛音(whoop))。咳発作は夜間に強い。乳児期には無呼吸発作。百日咳顔貌(顔面紅潮、眼瞼浮腫、結膜充血)。重症化で百日咳脳症
- 回復期:2-3週間:特有の咳が弱まってくる。
合併症
検査
- 血液検査:末梢血白血球増多(リンパ球優位)、CRP正常
- 画像検査
診断
- 確定診断:喀痰・後鼻腔の擦過検体で百日咳菌の分離培養、PCR法による同定、あるいはペア血清による免疫血液学検査による。
鑑別疾患
治療
- マクロライド系抗菌薬(エリスロマイシンが第一選択)を7-14日間。カタル期の投与により咳発作を軽減できる。痙咳期の投与により感染期間を5日に短縮できる。(SPE.393)
- エリスロマイシンの他、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ST合剤も用いられる。
- PED.596
- SPE.363
- マクロライド系抗菌薬を7-14日間投与。カタル期から投与すると咳発作を軽減でき、痙咳期の投与により感染期間を5日間に短縮できる。
感染経路
予防接種
参考
- 1. 日本の定期/任意予防接種スケジュール(20歳未満)
- http://idsc.nih.go.jp/vaccine/dschedule/Imm11-01JP.gif
国試
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- 英
- fungus、fungi、microbial
- 関
- 菌類、真菌、真菌類、微生物