- 英
- posterior pituitary (Z), posterior lobe of hypophysis
- ラ
- lobus posterior hypophyseos
- 同
- 神経下垂体 neurohypophysis (Z)、神経性下垂体
- 関
- 下垂体
発生学的由来
- 第三脳室が突出したもの(PT.408)
- 間脳腹側部の神経上皮の一部より生じる
解剖
機能
-神経性下垂体
-neurohypophysis
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/27 21:34:59」(JST)
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脳下垂体後葉(のうかすいたいこうよう、英: Posterior pituitaryもしくはNeurohypophysis)または神経性下垂体、下垂体神経葉、後葉は下垂体後部の内分泌器官である。
目次
- 1 発生および命名
- 2 構成
- 3 ホルモンの合成部位
- 4 ホルモンの作用
発生および命名
脳下垂体を大きく分けると、脳が突出して形成される神経部と、口蓋上皮に由来する腺性部に分けられる。神経部は脳下垂体「神経葉」と呼ばれるほか、ヒトなどの霊長目では腺性部の後方に位置する事から、脳下垂体「後葉」とも呼ばれる。これに対して腺性部は後葉の直前に中葉、更に最前方に前葉が存在する。四足獣では後葉は上方に存在し、この直下に中葉、そして最下方に前葉が形成され、上中下の関係になるが、このような位置関係を無視して「後葉」の名で呼ばれる。
構成
脳下垂体後葉には、ホルモンを産生する細胞の核はなく、その軸索のみが存在しており、この点で前葉と異なる。この軸索の途中や終末にはホルモンやその担体タンパク質であるニューロフィジンを含む膨大部があり、ヘリング小体(Hering body)と呼ばれる。ヘリング小体は染色すると光学顕微鏡でも見ることができる。このような軸索が多い後葉であるが、細胞の核も多数認められる。これは後葉細胞(pituicyte)と呼ばれる一種のグリア細胞で神経軸索と毛細血管に細胞突起を伸ばしホルモンの分泌を助けているとされる。
なお、後葉を流れる毛細血管は下下垂体動脈から分岐したもので、血管壁は有窓型である。
ホルモンの合成部位
後葉には前葉や中葉と異なりホルモン産生細胞が認められず、また神経分泌の概念そのものが無かったために、初期にはホルモンが含まれていないと考えられた。しかし神経分泌物染色法の開発に伴う神経分泌の概念の確立により、間脳のニューロンで合成されたホルモンが軸索輸送され、神経末端に多量に蓄えられていることが解った。この事実は合成部位となる間脳のニューロン群(視束上核、室傍核)に標識されたS含有アミノ酸を取り込ませる実験により確認された。
ホルモンの作用
早くから行われた後葉抽出物投与実験、脳と後葉をつなぐ下垂体茎の切断実験や、また神経変性病例から、後葉には異なる二つの神経ホルモンが含まれる事が確立されている。その一つは、視束上核から輸送されるバソプレッシンで、このホルモンは腎臓の尿細管での水再吸収を促進するとともに、血管収縮の作用を持つ。他の一つは、室傍核から輸送されるオキシトシンで、子宮平滑筋、乳腺筋上皮細胞の収縮をひきおこす作用を持つ。バソプレッシンは腎臓へ作用し、尿量を減少させる事から、抗利尿ホルモンと呼ばれ、このホルモンの低下によって起こる尿崩症は頻度が高い。神経性と上皮由来線性の異なる組織が、なぜ一体となって脳下垂体を形成しているかという疑問は、発生中の腺性部の細胞増殖および分化に神経性の要素が誘導作用を果たしている実験事実によって次第に氷解しつつある。
内分泌器:ホルモン(ペプチドホルモン、ステロイドホルモン) |
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視床下部 - 脳下垂体 |
視床下部
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GnRH - TRH - ドーパミン - CRH - GHRH - ソマトスタチン - ORX - MCH - MRH - MIH
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脳下垂体後葉
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バソプレッシン - OXT
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脳下垂体中葉
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MSH(インテルメジン)
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脳下垂体前葉
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αサブユニット糖タンパク質ホルモン(FSH - LH - TSH) - GH - PRL - POMC(ACTH - エンドルフィン - リポトロピン)
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副腎 |
副腎髄質
|
副腎髄質ホルモン(アドレナリン - ノルアドレナリン - ドーパミン)
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副腎皮質
|
副腎皮質ホルモン(アルドステロン - コルチゾール - DHEA)
|
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甲状腺 |
甲状腺
|
甲状腺ホルモン(T3 - T4 - カルシトニン)
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副甲状腺
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PTH
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生殖腺 |
精巣
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テストステロン - AMH - インヒビン
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卵巣
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エストラジオール - プロゲステロン - インヒビン/アクチビン - リラキシン(妊娠時)
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その他の内分泌器 |
膵臓
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グルカゴン - インスリン - ソマトスタチン
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松果体
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メラトニン
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内分泌器でない器官 |
胎盤:hCG - HPL - エストロゲン - プロゲステロン - 腎臓:レニン - EPO - カルシトリオール - プロスタグランジン - 心臓:ANP - BNP - ET - 胃:ガストリン - グレリン - 十二指腸:CCK - GIP - セクレチン - モチリン - VIP - 回腸:エンテログルカゴン - 脂肪組織:レプチン - アディポネクチン - レジスチン - 胸腺:サイモシン - サイモポイエチン - サイムリン - STF - THF - 肝臓:IGFs(IGF-1 - IGF-2) - 耳下腺:バロチン - 末梢神経系:CGRP - P物質
|
|
誘導タンパク質 |
NGF - BDNF - NT-3
|
|
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 下垂体後葉 : 低Na血症のアプローチ (特集 内分泌疾患 : 診断と治療の進歩)
- リンパ球性漏斗下垂体後葉炎の診断マーカー (AYUMI バゾプレシンと疾患)
- リンパ球性漏斗下垂体後葉炎の関与が疑われた中枢性尿崩症の1幼児例
- 近藤 謙次,笹岡 悠太,富樫 篤生 [他]
- 日本小児科学会雑誌 = The journal of the Japan Pediatric Society 117(9), 1442-1447, 2013-09
- NAID 40019806863
Related Links
- 脳下垂体後葉. 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』. 移動: 案内, 検索. 脳下垂体後葉(のうかすいたいこうよう、英: Posterior pituitaryもしくは Neurohypophysis)または神経性下垂体、下垂体神経葉、後葉は下垂体後部の内分泌 器官である。 ...
- 一方、下垂体後葉ホルモンは、視床下部の神経細胞で産生され、神経細胞の軸索をと おして、運ばれる。この軸 ... 一方、主に後上方にある部分は、神経性下垂体(下垂体 神経葉または後葉)と呼ばれ、脳の間脳が発生過程で伸びてきて形成される部分である 。 ...
- 下垂体後葉ホルモン バソプレシンが低下すると多尿に. 下垂体後葉ホルモンは実際に は後葉で作られるのではなく、その上部の神経細胞で作られ、下垂体後葉に貯えられ、 血液中へ放出されます。後葉ホルモンにはバソプレシンとオキシトシンがあります。 ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 35歳の男性。口渇を主訴に来院した。生来健康であったが、1か月前から口が異常に渇き、お茶やジュースなどを1日約5リットル飲むようになった。尿量も多く、夜間に3回以上排尿のために覚醒するので睡眠も障害されるようになった。意識は清明。身長172cm。体温36.7℃。脈拍80/分、整。血圧120/76mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。尿量4,500mg/dl。血液所見:赤血球520万、Hb14.5g/dl、Ht48%、血小板25万。血液生化学所見:血糖85mg/dl、HbA1c 5.2%(基準4.3~5.8)、総蛋白7.2g/dl、アルブミン5.2g/dl、尿素窒素24.0mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、尿酸7.5mg/dl、総コレステロール215mg/dl、AST32IU/l、ALT28IU/l、LDH220IU/l(基準176~353)、Na147mEq/l、K4.2mEq/l、Cl1O5mEq/l、Ca9.2mg/dl、P4.0mg/dl、尿浸透圧:デスモプレシン(DDAVP)5μg点鼻投与前160mOsm/l、投与後460mOsm/l。
- この患者にみられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I055]←[国試_102]→[102I057]
[★]
- 内分泌器官と分泌されるホルモンの組合せで正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096G046]←[国試_096]→[096G048]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106E019]←[国試_106]→[106E021]
[★]
- 英
- hormone
古典的な定義
- 特定の内分泌腺から分泌され、血行によって運ばれ、遠隔部の特定の標的器官に作用して特異的効果を現す物質(PT.403)
例外
- 消化管ホルモン (PT.403)
- 視床下部ホルモン (PT.403)
- 甲状腺濾胞ホルモン?
- カルシトニン?
ホルモンの一覧表
[★]
- 英
- vasopressin VP
- 同
- バゾプレッシン, arginine vasopressin AVP、抗利尿ホルモン antidiuretic hormon ADH
- 商
- ピトレシン Pitressin
- 関
- デスモプレシン、尿細管
[show details]
分類
性状
産生組織
- PED. 1328
標的組織
- 腎臓の集合管
- 腎臓の細い上行脚、太い上行脚、接合尿細管にも作用する (SP.816)
生理作用
- 血管平滑筋の収縮(V1受容体)
- V1受容体は抗利尿作用を示すより大用量で動作(SAN.189) ← 生理的な量では血管収縮による血圧上昇はない。
- 髄質内層集合管で尿素の再吸収を高める(SP.817)
作用機序
抗利尿作用
|
集合管上皮細胞
|
V2R
|
血管平滑筋収縮(昇圧作用)
|
血管内皮
|
V1R
|
分泌調節
- 血漿浸透圧↑、循環血漿量↓→分泌↑ ( 出血 )
- 血漿浸透圧↓、循環血漿量↑→分泌↓ ( 水の大量摂取 )
ADH分泌促進/作用増強する薬物
- QB.D-331
ADHの作用を修飾する物質
- 糖質コルチコイド:水代謝作用(水利尿):GFR↑させたりADHに拮抗することで細胞内への水移動を抑制する
癌患者とADH
- 日腎会誌 2012:54(7):1016-1022
- Ellison DH, Berl T. Clinical practice. The syndrome of inappropriate antidiuresis. NEJM. 2007;356:2064-2072. PMID 17507705
- 異所性ADH産生腫瘍、抗悪性腫瘍薬の副作用、手術侵襲、嘔気・嘔吐、疼痛
分子機構
ここまで、2007後期生理学授業プリント&想像 でまとめた
- 集合管の上皮の基底側に発現していると思われるV(75%){2};Rを介して、アクアポリン2(AQP2)が発現して尿細管腔側に局在、アクアポリン2から水を細胞内に取り込み、アクアポリン3を介して細胞基底側(血管腔)に水が移動する (2007後期生理学授業プリント, SP.817 図12-63)
- 以下の記述と矛盾する気がする・・・
- 水輸送体apuaporin1(AQP1)に作用して集合管における水透過性を高める(SP.817)。
効能又は効果
- ピトレシン注射液20
薬効薬理
- ピトレシン注射液20
- 遠位尿細管における水の再吸収を促進することにより、抗利尿作用を発揮する1)。
- 腹部内臓の細動脈を収縮させ、門脈血流を減少させるので、一時的に門脈圧が下降するため、門脈圧亢進による食道出血時に止血作用を発揮する。
副作用
- ピトレシン注射液20
- 血管収縮による血圧上昇、狭心症、腹痛がありうる。(QB.D-357)
- 重大な副作用:ショック、横紋筋融解症、心不全・心拍動停止、精神錯乱・昏睡、水中毒、中枢神経障害(中心性橋脱髄症)、無償、心室頻拍
禁忌
- ピトレシン注射液20
- 1. 本剤の成分に対しアナフィラキシー又は過敏症の既往歴のある患者
- 2. 冠動脈硬化症 (心筋梗塞症、狭心症等) の患者[心筋虚血を延長させることがある。]
- 3. 急速な細胞外水分の増加が危険となるような病態 (心不全、喘息、妊娠中毒症、片頭痛、てんかん等) のある患者[水中毒を起こすことにより、それらの病態を悪化させるおそれがある。]
- 4. 血中窒素貯留のある慢性腎炎の患者[水分貯留を起こすことにより、血中窒素の排泄が抑制されるおそれがある。]
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2414402A1035_1_02/2414402A1035_1_02?view=body
臨床検査
基準値
- 0.3-4.2pg/ml (RIA2抗体法) (検査の本)
- 0.3-4.0pg/ml (RIA2抗体法) (LAB.695)
[★]
- 英
- diabetes insipidus DI
- 関
概念
- バソプレシンの不足または作用障害により腎集合管からの水分再吸収が低下し、多尿、口渇、多飲を来す疾患。
病型
障害部位
病因
-
- ニューロフィジンIIの遺伝子異常
- ADHレセプター異常症:V2受容体(伴性劣性遺伝)、アクアポリン2の異常(ほとんどが常染色体劣性遺伝)
- 頭蓋内占拠性病変:脳腫瘍
- 腎疾患:慢性腎不全、慢性腎盂腎炎、間質性腎炎、多発性嚢胞腎、閉塞性尿路疾患
- 電解質異常:低K血症や高Ca血症
- 薬物
- 続発性尿崩症の原因:脳腫瘍(50%)、外傷・ヒスチオサイトーシスX
疫学
- 日本の発症頻度は16人/人口10万人
- 病型:家族性2%、特発性43%、症候性55%/家族性1.6%、特発性42%、続発性56.4%(IMD)
- 性差:
- やや男子に多い。
- 家族性は女性に多く、他の型では男女比はほぼ等しい(平成5年厚生省特定疾患調査研究班報告書)
診断基準
- 参考1
症状
- 口渇
- 多飲 → 飲水量が十分でないと高ナトリウム血症、高浸透圧血症の引き金となる。
検査
- 血清ナトリウム濃度:正常高値~軽度高値
- 血清レニン濃度:正常高値~軽度高値
- 血漿浸透圧:高値
- 低張尿
負荷試験
画像検査
- [中枢性尿崩症]T1:(DI)低信号 ⇔ (健常者)高信号 ← T1で高信号になるものは脂肪、亜急性期の出血(メトヘモグロビン)、メラニン、高濃度蛋白質である。下垂体後葉が高信号を発するのは軸索中に高濃度のホルモンが存在するからなのか、軸索が集積しているためなのか、であろう。
診断(YN)
多尿 3000ml/day
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↓
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尿浸透圧
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→
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→ 290 mOsm/kg以上
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→
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浸透圧利尿
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↓
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↓水利尿
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↓
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血清ナトリウム濃度 血清レニン濃度
|
→
|
→ 低値
|
→
|
心因性多飲
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↓
|
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|
|
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↓正常上限~軽度上昇
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|
↓
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水制限テスト バソプレシンテスト
|
→
|
→ 尿量不変、尿浸透圧不変
|
→
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腎性尿崩症
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↓
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|
↓尿量減少、尿浸透圧上昇
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↓
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バソプレシン濃度(高張食塩水負荷時) MRIで基礎疾患の描出・T1で下垂体後葉の高信号の消失
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↓
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中枢性尿崩症
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治療
参考
- http://square.umin.ac.jp/kasuitai/doctor/guidance.htm
- 2. MRI left:normal right:DI
- http://www.endotext.org/neuroendo/neuroendo2/figures/figure11.jpg
-diabetes insipidus
[★]
-
- ①毛
- ②爪
- ③皮膚腺(汗腺、乳腺、脂腺)
- ④水晶体、角膜
- ⑤口窩上皮、下垂体前葉、エナメル芽細胞、唾液腺
-
内胚葉
上皮Epithelium
- 1)肝臓の実質細胞
- 2)膵臓の実質細胞
- 3)呼吸器系の上皮
-
- 2)第1と第2の咽頭嚢の境界(舌盲孔) 甲状腺
- 3)第2咽頭嚢
- 6)第5咽頭嚢 鰓後体(甲状腺C細胞)
- 7)その他 脊索前板
- 1)蹄胱の上皮(一部)
- 2)尿道の上皮(一部)
- 3)前立腺
- 4)膣下部
- *始原生殖細胞は卵黄嚢(内胚葉)由来といわれてきたが、最近の研究では三層性胚盤以前の二層性胚盤の時の胚盤葉上層の一部の細胞が生殖細胞への運命をたどる(決定)ことが明らかにされた。
中胚葉
- 1)体幹と体肢の筋肉=筋板
- 2)体幹と体肢の骨格=椎板
- 3)体幹の皮膚の真皮=皮板
- 4)結合組織
- 5)骨髄
-
- a) 腎・尿細管(後腎より)
- b) 尿管・腎盤・腎杯・集合管(中腎管より尿管芽として出芽
- a) 生殖腺(卵巣と精巣)
- b) 中腎管(精巣上体・精管・精嚢)
- c) 中腎傍管(卵管・子宮・膣上部)
-
- a) 漿膜(腹膜腔、胸膜腔、心臓腔の表面)
- b) 副腎皮質
- c) 体肢の骨と結合組織(肢芽)
- a) 消化管系の筋
- b) 脈管系の筋
- c) 心臓(刺激伝導系も含む)
- d) 脾臓
- e) 血球
- *四肢骨の形成には椎板由来の間葉細胞と壁側中胚葉が関与する。
- *四肢の筋の形成は体節(筋板)由来の細胞が関与する。
[★]
- 英
- pituitary hormone
- 関
- 下垂体、下垂体前葉、下垂体後葉、ホルモン
[★]
- 英
- posterior pituitary gland、posterior pituitary
- 関
- 下垂体後葉
[★]
- 英
- posterior pituitary hormone, PPH
- 関
[★]
- 英
- pituitary gland (Z), hypophysis (Z)
- ラ
- glandula pituitaria
- 同
- 脳下垂体
- 図譜では矢状断のものしか載っていないが、前頭断で見ると意外に横に長い、みたい。
発生学(L.413)
- 胎生第4週に下垂体前葉と下垂体後葉が接する。Rathke嚢の細胞は、活発に分裂して前葉を形成し、内腔は殆ど閉鎖する。成人ではコロイドを満たした小嚢胞として前葉と後葉の間に認められる。
画像
- MRI T1:(高信号)下垂体後葉 > 下垂体前葉 ← 脂肪濃度を反映しているのですかね?軸索が多いでしょ?
[★]
- 英
- (植物)leaf、leaves、plant leaf、plant leaves、blade、(動物)lobe、lobus、foliage、foliar
- 関
- 葉状、刃、ローブ
[★]
- 英
- posterior lobe
- 関
- 下垂体、小脳