- 英
- dermis (M)
- ラ
- corium
- 関
- 皮膚、皮膚の構造、表皮
臨床関連
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/11/22 07:25:23」(JST)
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真皮(英: Dermis)とは表皮と皮下組織の間の乳頭層と真皮網状層から構成される皮膚の層[1]で、繊維性結合組織から構成される。真皮の約70%をコラーゲンで占め、他に弾性線維(エラスチン)、細胞外マトリックス(以前は基質と呼ばれていた)、ヒアルロン酸といった線維から構成される[2]。
これら線維が古くなり弾力を失うことが皺の最大の原因である。
いわゆる皮革は真皮を加工したものである。
表皮は外胚葉性の組織であるが、真皮は中胚葉由来であり、体節から分化する。
人間
画像
脚注
- ^ James, William; Berger, Timothy; Elston, Dirk (2005). Andrews' Diseases of the Skin: Clinical Dermatology (10th ed.). Saunders. Pages 1, 11-12. ISBN 0721629210.
- ^ Marks, James G; Miller, Jeffery (2006). Lookingbill and Marks' Principles of Dermatology (4th ed.). Elsevier Inc. Page 8-9. ISBN 1-4160-3185-5.
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Japanese Journal
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- 八坂 純子
- 東洋医学鍼灸ジャーナル = Oriental medicine journal of acupuncture & moxibustion 30, 84-87, 2013-01
- NAID 40019555670
- 四肢及び尾部の広範囲皮膚欠損創に人工真皮と遊離皮膚移植による皮膚再建を実施した犬の4例 (日本獣医師会学会学術誌) -- (小動物臨床関連部門)
- 須永 隆文,高木 哲,小川 修治
- 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 66(1), 57-60, 2013-01
- NAID 40019538735
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[正答]
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[★]
-
- ①毛
- ②爪
- ③皮膚腺(汗腺、乳腺、脂腺)
- ④水晶体、角膜
- ⑤口窩上皮、下垂体前葉、エナメル芽細胞、唾液腺
-
内胚葉
上皮Epithelium
- 1)肝臓の実質細胞
- 2)膵臓の実質細胞
- 3)呼吸器系の上皮
-
- 2)第1と第2の咽頭嚢の境界(舌盲孔) 甲状腺
- 3)第2咽頭嚢
- 6)第5咽頭嚢 鰓後体(甲状腺C細胞)
- 7)その他 脊索前板
- 1)蹄胱の上皮(一部)
- 2)尿道の上皮(一部)
- 3)前立腺
- 4)膣下部
- *始原生殖細胞は卵黄嚢(内胚葉)由来といわれてきたが、最近の研究では三層性胚盤以前の二層性胚盤の時の胚盤葉上層の一部の細胞が生殖細胞への運命をたどる(決定)ことが明らかにされた。
中胚葉
- 1)体幹と体肢の筋肉=筋板
- 2)体幹と体肢の骨格=椎板
- 3)体幹の皮膚の真皮=皮板
- 4)結合組織
- 5)骨髄
-
- a) 腎・尿細管(後腎より)
- b) 尿管・腎盤・腎杯・集合管(中腎管より尿管芽として出芽
- a) 生殖腺(卵巣と精巣)
- b) 中腎管(精巣上体・精管・精嚢)
- c) 中腎傍管(卵管・子宮・膣上部)
-
- a) 漿膜(腹膜腔、胸膜腔、心臓腔の表面)
- b) 副腎皮質
- c) 体肢の骨と結合組織(肢芽)
- a) 消化管系の筋
- b) 脈管系の筋
- c) 心臓(刺激伝導系も含む)
- d) 脾臓
- e) 血球
- *四肢骨の形成には椎板由来の間葉細胞と壁側中胚葉が関与する。
- *四肢の筋の形成は体節(筋板)由来の細胞が関与する。
[★]
- 英
- Sweet's disease, Sweet disease
- 同
- スウィート病、(国試)Sweet病、急性熱性好中球性皮膚病 acute febrile neutrophilic dermatosis、スイート症候群 Sweet syndrome Sweet's syndrome
- 関
- 好中球性皮膚症, neutrophilic dermatosis
概念
- 好中球皮膚症の原型がスイート病である。急性に発熱、好中球増多、及び好中球の浸潤による紅斑を特徴とする新しい疾患概念として1964年に記載された。(参考2)
病因
- 不明
- 特定の疾患の経過に合併しやすい:好中球の活性化が見られる疾患?
疫学
- 中年の女子に好発
- 稀な疾患。男女比=1:4 (参考2)
病理
症状
- 発熱、好中球増加、好中球湿潤性紅斑
- 上気道感染などを前駆症状とし、その数日-4週間後に発熱と共に10-25mmの境界明瞭・有痛性・暗紅色浮腫性紅斑を多発。
- 皮膚症状
- 局在:顔面、項頚部、前腕、手背
- 所見:圧痛を伴う辺縁隆起性の浮腫性紅斑。紅斑の表面は粗大顆粒状、中央・辺縁に小水疱・膿疱を伴う。
治療
- NSAIDs、ヨードカリ、コルヒチンの内服。ステロイドは重症例のみ(原疾患を隠蔽してしまうため)
- 抗菌薬無効
参考
- http://dermnetnz.org/reactions/sweets.html
- http://www.sciencephoto.com/media/262589/enlarge
- http://www.visualphotos.com/image/1x9082848/sweets_disease
- 2. [charged] 好中球性皮膚症 - uptodate [1]
- 3.
- http://www.oguradaiclinic.jp/page1845.html
[★]
- 関
- 皮膚
機能
- 外敵や外傷からの保護
- 体液の保持
- 体温調整(血管, 汗腺)
- 感覚(皮神経と感覚終末)
[★]
- 英
- neural crest
- ラ
- crista neuralis
- 同?
- 神経堤細胞 neural crest cell、神経冠
- 関
- [[]]
- 神経板の貫入中に、神経溝の両縁に沿って出現する一群の細胞集団が神経堤細胞であり、これは外胚葉由来である。
- 頭頚部の発生過程では、外胚葉由来である神経堤細胞が中胚葉の代わりに間葉組織として振る舞っている。
①末梢神経系ニューロン、脳神経節(知覚性、副交感性)、脊髄神経節(知覚性)、交感神経節(交感性)、消化管の副交感神経節
②神経鞘芽細胞(シュワン細胞)
③グリア細胞
④髄膜細胞(軟膜、クモ膜、硬膜)
⑤副腎髄質細胞(内分泌)
⑥メラニン芽細胞(皮膚の色素細胞)
⑦顔面・頭部の軟骨・骨と結合組織、軟骨芽細胞、頭蓋骨、ゾウゲ芽細胞、鰓弓の骨と骨格筋、顔面・頚部(鰓弓由来)の真皮、大動脈弓壁
[★]
- 英
- basilar membrane (Z), basement membrane, BM
- ラ
- membrana basalis
- 同
- 基底板× basal lamina×
- 表皮直下に存在。光学顕微鏡下でPAS染色に赤色に染まり、ジアスターゼ抵抗性を示す。電顕的には複雑な構造を示す。(NDE.6)
基底膜近傍の構造
[★]
- 英
- hyperkeratosis follicularis et parafollicularis in cutem penetrans
- 関
- キルレ病
[★]
- 英
- dermatome
- 関
- 皮膚分節、デルマトーム
[★]
- 英
- deep burn, DB
- 関
- III度熱傷
[★]
- 英
- dermal sheath
- 関
- 毛包
[★]
- 英
- subdermal
- 関
- 皮下