- 英
- internal carotid artery (N), ICA
- ラ
- arteria carotis interna
- 同
- 内頸動脈
- 関
- 総頚動脈、外頚動脈
- 図:N.98,130(頭蓋内での走行)
- 頚部では迷走神経と一緒に、さらに内頚静脈と一緒に頚動脈鞘に包まれている (KH.28)
起始
走行
分布
枝
詳細
部位
参考
- 1. 系統発生からみた内頸動脈とその分枝 Phylogenetic consideration of internal carotid artery and its branch
- http://nnac.umin.jp/nnac/Download_2011_files/2%20Tanaka.pdf
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/05/16 07:08:04」(JST)
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動脈: 内頸動脈 |
首の動脈
Internal carotidと書かれた血管が内頸動脈
|
英語 |
internal carotid artery |
ラテン語 |
arteria carotis interna |
グレイの解剖学 |
書籍中の説明(英語) |
起始
|
総頸動脈
|
分岐
|
|
静脈
|
内頸静脈
|
前駆体
|
大動脈弓 3
|
MeSH |
Carotid+Artery,+Internal |
テンプレートを表示 |
内頸動脈(ないけいどうみゃく、英: internal carotid artery)は、心臓血管である上行大動脈から分枝してできる左右の総頸動脈から分枝する動脈の一つ。頭部および頸部の主要な血管の一つ。海綿静脈洞を通り、蝶形骨前床突起の内側で脳硬膜を貫いた直後に頭蓋内での最初の枝である眼動脈が出る。クモ膜下腔で、後交通動脈と前脈絡叢動脈が出る。その後、2本の太い終枝である前大脳動脈と中大脳動脈とに分枝する。
分岐する枝の数やその大きさのため、上に行くほど細くなる。
子供では外頸動脈より多少大きいが、大人ではほぼ同じ大きさである。総頸動脈からの分岐部では、外頸動脈より裏面で、正中側にある。また、頸動脈三角の中に含まれている。
枝
内頸動脈から別れる血管として、眼動脈、後交通動脈、前脈絡叢動脈、前大脳動脈、中大脳動脈がある。
関連項目
- 人間の動静脈一覧
- 血管
- 動脈
- 内頸動脈海綿静脈洞瘻
頭頸部の動脈 |
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総頸 |
外頸
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上甲状腺
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上行咽頭
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舌
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顔面
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後頭
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後耳介
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浅側頭
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顎
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- 1st part: 前鼓室
- 深耳介
- 中硬膜
- 副硬膜
- 下歯槽
- 3rd part: 後上歯槽
- 眼窩下
- 下行口蓋
- 翼突管
- 蝶口蓋
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内頸
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頸部
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錐体部
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海綿静脈洞部/
眼
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大脳動脈輪
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- 前大脳
- 中大脳
- 前外側視床線条体
- 眼窩前頭
- 前頭前
- 上皮質枝
- 下皮質枝
- 前側頭葉
- 後交通
- 前脈絡叢
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鎖骨下 |
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 3 Tesla MRI 3D法を用いた頚動脈Black-blood法
- 黒崎 義隆,吉田 和道,太田 剛史,戸田 弘紀,青木 友和,高橋 潤
- 脳神経外科ジャーナル 20(3), 217-221, 2011-03-20
- … されているが,1.5T MRIによる高分解能法(2D spin-echo法)は撮像時間が長く,撮像範囲が限られるという欠点を有する.われわれは症候性頚動脈狭窄症2例に対し,3T MRIを用い3D高速spin-echo法で撮像した.約4分30秒で総頚動脈から頭蓋内内頚動脈の撮像が可能で,プラーク性状・存在範囲・さらにnear occlusion症例の内頚動脈遠位内腔評価も可能であった.3T MRI 3D高速spin-echo法によるBB法は臨床的に有用な可能性がある. …
- NAID 110008460953
- 内シャント挿入に起因するCEA後, 遠位部内頚動脈狭窄症の2例
- 笹森 徹,馬渕 正二,森脇 拓也,新谷 好正,浅野 剛,寶金 清博
- 脳卒中の外科 = Surgery for cerebral stroke 39(1), 54-57, 2011-01-31
- NAID 10027421530
- 急速に増大しコイル塞栓術のみで治療しえた内頚動脈blister-like動脈瘤の2症例:症例報告
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 65歳の男性。右上下肢に力が入らないことを主訴に来院した。40歳ころから高血圧と肥満とがある。2年前から突然左眼がみえなくなり数分後に視力が回復する発作が3回あった。今日の午後1時ころ炎天下で農作業中に突然右上下肢の脱力をきたした。意識は清明。身長165cm、体重76kg。脈拍96/分、整。血圧186/98mmHg。顔面を含む右片麻痺と右半身の表在感覚低下とを認める。最も考えられる障害部位はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097D042]←[国試_097]→[097D044]
[★]
- 非定型的縊頸死体の左眼の写真(別冊No. 2)を別に示す。左下眼瞼の所見から、死亡時に閉塞されていなかったと判断できるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E012]←[国試_106]→[106E014]
[★]
- 頭部MRAの左側画像(別冊No. 4)を別に示す。
- 矢印で示すのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104E029]←[国試_104]→[104E031]
[★]
- 頭部MRA(別冊No.1)を別に示す。
- 矢印で示す血管はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105B005]←[国試_105]→[105B007]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [105G035]←[国試_105]→[105G037]
[★]
- 英
- vasopressin VP
- 同
- バゾプレッシン, arginine vasopressin AVP、抗利尿ホルモン antidiuretic hormon ADH
- 商
- ピトレシン Pitressin
- 関
- デスモプレシン、尿細管
[show details]
分類
性状
産生組織
- PED. 1328
標的組織
- 腎臓の集合管
- 腎臓の細い上行脚、太い上行脚、接合尿細管にも作用する (SP.816)
生理作用
- 血管平滑筋の収縮(V1受容体)
- V1受容体は抗利尿作用を示すより大用量で動作(SAN.189) ← 生理的な量では血管収縮による血圧上昇はない。
- 髄質内層集合管で尿素の再吸収を高める(SP.817)
作用機序
抗利尿作用
|
集合管上皮細胞
|
V2R
|
血管平滑筋収縮(昇圧作用)
|
血管内皮
|
V1R
|
分泌調節
- 血漿浸透圧↑、循環血漿量↓→分泌↑ ( 出血 )
- 血漿浸透圧↓、循環血漿量↑→分泌↓ ( 水の大量摂取 )
ADH分泌促進/作用増強する薬物
- QB.D-331
ADHの作用を修飾する物質
- 糖質コルチコイド:水代謝作用(水利尿):GFR↑させたりADHに拮抗することで細胞内への水移動を抑制する
癌患者とADH
- 日腎会誌 2012:54(7):1016-1022
- Ellison DH, Berl T. Clinical practice. The syndrome of inappropriate antidiuresis. NEJM. 2007;356:2064-2072. PMID 17507705
- 異所性ADH産生腫瘍、抗悪性腫瘍薬の副作用、手術侵襲、嘔気・嘔吐、疼痛
分子機構
ここまで、2007後期生理学授業プリント&想像 でまとめた
- 集合管の上皮の基底側に発現していると思われるV(75%){2};Rを介して、アクアポリン2(AQP2)が発現して尿細管腔側に局在、アクアポリン2から水を細胞内に取り込み、アクアポリン3を介して細胞基底側(血管腔)に水が移動する (2007後期生理学授業プリント, SP.817 図12-63)
- 以下の記述と矛盾する気がする・・・
- 水輸送体apuaporin1(AQP1)に作用して集合管における水透過性を高める(SP.817)。
効能又は効果
- ピトレシン注射液20
薬効薬理
- ピトレシン注射液20
- 遠位尿細管における水の再吸収を促進することにより、抗利尿作用を発揮する1)。
- 腹部内臓の細動脈を収縮させ、門脈血流を減少させるので、一時的に門脈圧が下降するため、門脈圧亢進による食道出血時に止血作用を発揮する。
副作用
- ピトレシン注射液20
- 血管収縮による血圧上昇、狭心症、腹痛がありうる。(QB.D-357)
- 重大な副作用:ショック、横紋筋融解症、心不全・心拍動停止、精神錯乱・昏睡、水中毒、中枢神経障害(中心性橋脱髄症)、無償、心室頻拍
禁忌
- ピトレシン注射液20
- 1. 本剤の成分に対しアナフィラキシー又は過敏症の既往歴のある患者
- 2. 冠動脈硬化症 (心筋梗塞症、狭心症等) の患者[心筋虚血を延長させることがある。]
- 3. 急速な細胞外水分の増加が危険となるような病態 (心不全、喘息、妊娠中毒症、片頭痛、てんかん等) のある患者[水中毒を起こすことにより、それらの病態を悪化させるおそれがある。]
- 4. 血中窒素貯留のある慢性腎炎の患者[水分貯留を起こすことにより、血中窒素の排泄が抑制されるおそれがある。]
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2414402A1035_1_02/2414402A1035_1_02?view=body
臨床検査
基準値
- 0.3-4.2pg/ml (RIA2抗体法) (検査の本)
- 0.3-4.0pg/ml (RIA2抗体法) (LAB.695)
[★]
- 英
- oculomotor nerve paralysis, oculomotor paralysis, oculomotor palsy
- ラ
- paralysis oculomotoria
- 関
- 動眼神経
概念
病因
瘤
症状
- 滑車神経が支配する上斜筋、外転神経の支配する外直筋のみが眼球運動を支配するので、外転以外は困難となる。よって複視を生じる。
国試
[show details]
[★]
- 英
- anterior cerebral artery (N), ACA
- ラ
- arteria cerebri anterior
- 関
- 中大脳動脈、後大脳動脈
- 図:KH.347(分布) N.130(頭蓋内) N.132-135
起始
走行
- 内頚動脈から前方に向かって分岐し、視神経の奥(大脳を下部から見て)に潜り前方かつ正中に向かう。正中付近で前交通動脈を出して交通しつつ両側性に脳梁の正面に沿って脳梁幹の半分以上進む。その間、大脳縦裂の外に向かって枝を出す。終枝は後大脳動脈と吻合しうる。(N.132-135の図から想像)
分布
枝
臨床関連
- hypesthesia and paresis of the contralateral lower extremity
[★]
- 英
- superior laryngeal nerve (N)
- ラ
- nervus laryngeus superior
- 関
- 喉頭、迷走神経
由来
支配
- 運動性の外枝:輪状甲状筋
- 知覚性の内枝:声帯ヒダまでの喉頭の粘膜の近く
走行
- 参考:N.67(側面),71(背面)
[★]
- 英
- external carotid artery ECA
- ラ
- arteria carotis externa
- 同
- 外頸動脈
- 図:N.30
- 側面から見ると、顎二腹筋の深層を横切っている(N. 30)
起始
走行
- 総頚動脈からの分岐は甲状軟骨上縁(C4?(M.),C6?(KL.627))
- 分岐直後は内頚動脈の前方かつ内側を上行する (KL.627)
- 下顎角の内側を走行し、下顎角のあたりから次第に後方に寄り耳介の前方に至る
枝 (KL.627)
(200%,Red){8本};の枝を出す
[★]
- 英
- internal carotidartery-posterior communicating artery aneurysm IC-PC aneurysm
- 同
- 内頸動脈後交通動脈分岐部動脈瘤、IC-PC動脈瘤
- 関
- 脳動脈瘤
[show details]
[★]
- 英
- carotid-cavernous sinus, carotid cavernous sinus
- 関
- carotid-cavernous sinus fistula
[★]
- 英
- internal carotid nerve
- ラ
- nervus caroticus internus
- 同
- 内頸動脈神経
[★]
- 英
- carotid artery wall
- 関
- 内頚動脈
[★]
- 英
- intracranial carotid angiography
[★]
- 英
- carotid artery
- ラ
- arteria carotis
- 同
- 頸動脈
- 関
- 外頸動脈
頚動脈
止血点
The sixth cervical vertebra is a critical boundary of the root of the neck. To enter the neck from the chest, the vascular structures pass through a ringlike opening bounded by the scalene muscles laterally, the sternum and first ribs anteriorly, and the vertebrae(notably C6)
[★]
- 英
- artery (Z)
- ラ
- arteria
- 関
- 静脈