マニジピン
Japanese Journal
- 本態性高血圧患者における塩酸マニジピンの有効性と安全性の評価 : 先発医薬品(カルスロット^[○!R])から後発医薬品(マニジップ^[○!R])への切り替え
- 小林 寛子,小原 拓,高橋 則男,高橋 武,猪狩 有紀恵,及川 卓也,齋藤 真一郎,大久保 孝義,今井 潤,高橋 將喜
- 藥學雜誌 127(12), 2045-2050, 2007-12-01
- Calcium channel blockers are most commonly used in hypertensive patients in Japan. However, information on the efficacy and safety of generic calcium channel blockers is insufficient. The objective of …
- NAID 110006546579
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
*マニジップ錠5mg
1錠中マニジピン塩酸塩5mgを含有する。
添加物として,乳糖,トウモロコシデンプン,ヒドロキシプロピルセルロース,リボフラビン,タルク,ステアリン酸マグネシウムを含有する。
禁忌
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[動物実験(ラット)で妊娠期間及び分娩時間が延長することが報告されている。]
効能または効果
- 高血圧症
- 通常,成人にはマニジピン塩酸塩として10〜20mgを1日1回朝食後に経口投与する。ただし,1日5mgから投与を開始し,必要に応じ漸次増量する。
慎重投与
- 重篤な肝機能障害のある患者[本剤の代謝及び排泄が遅延するおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
過度の血圧低下,一過性の意識消失,脳梗塞(頻度不明)
- 過度の血圧低下による一過性の意識消失,脳梗塞等があらわれることがある。(「高齢者への投与」の項参照)
無顆粒球症,血小板減少(頻度不明)
- 無顆粒球症,血小板減少があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
心室性期外収縮,上室性期外収縮(頻度不明)
- 心室性期外収縮,上室性期外収縮があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
紅皮症(頻度不明)
- 紅皮症があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- マニジピン塩酸塩(Manidipine Hydrochloride)
別名
化学名
- 3-{2-[4-(Diphenylmethyl)piperazin-1-yl]ethyl}5-methyl(4RS)-2,6-dimethyl-4-(3-nitrophenyl)-1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylate dihydrochloride
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の結晶又は結晶性の粉末である。
ジメチルスルホキシドに溶けやすく,メタノールにやや溶けにくく,エタノール(99.5)に溶けにくく,水にほとんど溶けない。
本品のジメチルスルホキシド溶液(1→100)は旋光性を示さない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 降圧薬
商品
[★]
- 英
- riboflavin
- 化
- リボフラビン酪酸エステル、リボフラビンリン酸エステルナトリウム
- 商
- K.C.L.、KCL、KCL補正液、M.V.I.、M.V.I.-12キット、アスパラギン酸カリウム、アミノレバンEN配合、エルネオパ1号輸液、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンシュア・リキッド、オーツカMV、カオルトーン、カルスロット、カルバジン、サブビタン、シーパラ、シナール配合、セファクロル、ダイメジン・マルチ、タココンブ、タコシール、ツインラインNF配合、ツインライン配合、ネオM.V.I.-9、ネオパレン1号輸液、ネオラミン・マルチV、ノイロビタン配合、ハイボン、バイラブ、パンビタン末、ビスラーゼ、ビタジェクト、ビタダン配合、ビタマル配合、ビタミンB2、ビタミンB2、ビフロキシン配合、フェニルアラニン除去ミルク配合、フルカリック1号輸液、プレビタS、ヘパンED配合、ホスフラン、マニカロット、マニジップ、マニジピン塩酸塩、マルタミン、ミノマイシン、ラコールNF配合、ラコール配合、リボビス、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合、ワッサーV配合、ワルファリンカリウム、強力ビスラーゼ末
- 関
- ビタミンB2
- ビタミンB剤
- flavinに類似した黄色化合物の構造とリボースが含まれる構造を持つためribonavinと命名された。
- フラボ酵素蛋白質の補酵素としてFAD、FMNとして機能している。
- 生体内酸化還元系やミトコンドリアの電子伝達系に関与。
- 上部消化管から吸収され、その他のビタミンB軍と同様に大量に摂取しても尿中に排泄される。
- riboflavinの欠乏により、口内炎・咽頭炎、舌炎、皮膚炎、神経症状が生じるとされている。
[★]
- 英
- manidipine
- 化
- 塩酸マニジピン manidipine hydrochloride
- 商
- カオルトーン、カルスロット、カルバジン、ジムロスト、マニカロット、マニジップ、マニジロット