痙性片麻痺歩行 | hemiplegic gait | 錐体路障害 | 脳血管障害 変形頚椎症 多発性硬化症 頸髄ミエロパチー | |
ぶん回し歩行 | ||||
円弧歩行 | ||||
痙性対麻痺歩行 | spastic paraplegic gait | 両大脳半球・脳幹・脊髄側索における両側錐体路障害 | 家族性痙性対麻痺 脳性小児麻痺(Little病) HTLV-I associated myelopathty | |
はさみ歩行 | scissor gait | |||
パーキンソン歩行 | parkinsonian gait | 錐体外路障害 | パーキンソン病 | |
小刻み歩行 | short-stepped gait | パーキンソン症候群 | ||
失調歩行 | 小脳性運動失調・前庭性運動失調 | 小脳障害 前庭神経障害 |
OPCA LCCA Wernicke脳症 | |
酩酊様歩行 | ||||
脊髄後索性 | 深部感覚障害による空間見当識障害(位置覚・振動覚) | 脊髄癆 亜急性脊髄連合変性症 Friedreich失調症 多発性神経炎 | ||
踵打歩行 | ||||
鶏歩 | steppage gait | 下位運動ニューロン(腓骨神経麻痺で生じる下腿筋の筋力低下) | Charcot-Marie-Tooth病 腓骨神経麻痺 ポリオ 糖尿病 | |
動揺性歩行 | waddling gait | 肢体筋の障害 | Duchenne型筋ジストロフィー 多発筋炎 Kugelberg-Welander病 | |
トレンデレンブルグ歩行 | Trendelenburg gait | |||
アヒル様歩行 | ||||
間欠性跛行 | intermittent claudication | 下肢動脈の血流障害 下肢神経の障害 |
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/21 19:05:05」(JST)
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2008年11月) |
歩行(ほこう)とは、足(脚)を持つ動物が行う、足による移動のうち、比較的低速のものをいう。急いで移動する場合は走るという。厳密に区別する場合は、すべての足が同時に地面から離れる瞬間を持たない動作を言う。
「足による移動」とは、全体を支える部位で、接地している複数の足の一部(例えば二本の内一本)から荷重を除き、その足を進行方向に移動させて接地してから再び荷重させる動作と、その動作に伴って(同時に又は荷重後に)全体の重心を移動する事を言う。これを繰り返して、足の届く範囲以上の移動が可能となる。重力ないし慣性力の働かない環境下や、それを打ち消すほどの浮力がある環境下では歩けない。
海中においても節足動物は歩行を行う。タコやヒレが変化した魚類にも歩行に類似した動作が見られる。
二本足で歩く際に「足を接地して荷重してから全体の重心を移動する」場合を特に静歩行といい、また「足を進行方向に移動させると同時に全体の重心を移動する」場合を動歩行という。それぞれ静的歩行と動的歩行と呼ばれることもある。
二足歩行ロボットの研究では、ホンダのASIMOでは動歩行のみならず走行まで出来るようになっている。
脚を交互に動かし比較的低速で進行するのが歩行で、急ぐ場合には全ての脚が接地しない動作が混じり、走行となる。なお、脚が突出していないナメクジやカタツムリなどは這うという。
ヒトと近縁の種では類人猿は前足を地面につけて四足歩行するが、その際指を軽く握り込み、地面には指関節の外側をつける。これをナックル・ウォークという。
歩行できない動物もあり、例としては飛行に特化して脚をあまり動かせないトンボやツバメ、ハチドリがある。これらの動物では脚は体の支持に用いられ、移動の際は短い距離でも飛行する。もう少し脚がしっかりした小鳥では、歩くのではなく小さく跳躍して移動する。
樹上生活に特化した中にも、歩行が殆ど苦手な動物がいる。皮膜を発達させたムササビやニホンモモンガ、ヒヨケザル、それに木から木へと跳躍するのが得意な原猿亜目のベローシファカなどは、地上では跳躍して移動する。
地上での跳躍に特化したために歩行できない動物もいる。カエルは、あまり歩かず連続した跳躍で前進する。ヒキガエル科の構成種は逆にあまり跳躍せず、歩行に適した頑丈な四肢を持つ。
直立二足歩行はヒトの進化と密接に関連しているといわれる。
歩行は重病人や一部の障害者を除き問題なく実践できる行為であり、しかも現代人の多くが増えている病気や不健康状態を予防あるいは改善する効果がある。とくに動脈硬化に関連する病気や死亡に対する効果が期待されている[1]。 本邦での研究では、40-79歳の27738人をプロスペクティブに13年間調査したところ、(年齢や病気などで調整しても)1日に1時間以上歩く群は、1日1時間未満しか歩かない群と比べて長生きであった[2]。
この節の加筆が望まれています。 |
格闘技や武術においては、多くの場合に足運びは重要なものと見なされている。様々な特殊な歩き方、それに対する用語がある。
疾病とともに、症状として独特な歩行がみられることがある。
など。
魚などは、水底にいても、移動の際泳ぐ事が多い。水中で歩行する動物は、一つは貝殻や頑丈な甲羅を持ち体が重いものがあり、アワビやサザエ、イセエビなどはこちらに該当する。
一般の魚は水中を遊泳するために対鰭のうちの胸びれが側面に位置し、歩行はできない。ポリプテルスなどの古代魚には腹面に対鰭を持つものがあり、それらは水底を這うように歩行できる。
不動産業の広告などでは「XX駅まで徒歩○○分」などの、最寄駅からの所要時間を示す宣伝文句がよく見受けられる。
この不動産物件からその最寄駅までの徒歩の所要時間は、不動産公正取引協議会の表示規約により、「徒歩所要時間」として、1分=80mとして計算するように基準が設けられている。なお、1分未満の端数については切り上げる事とされている。
[ヘルプ] |
ウィクショナリーに歩行の項目があります。 |
ウィクショナリーにあるくの項目があります。 |
ウィキメディア・コモンズには、歩行に関連するカテゴリがあります。 |
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
国試過去問 | 「105B047」「105H021」「106H009」「104B027」「100G059」 |
リンク元 | 「股関節の運動に関与する筋」「間欠性跛行」「運動失調」「跛行」「痙性片麻痺歩行」 |
拡張検索 | 「歩行パターン発生機構」「引きずり歩行」 |
E
※国試ナビ4※ [105B046]←[国試_105]→[105B048]
D
※国試ナビ4※ [105H020]←[国試_105]→[105H022]
B
※国試ナビ4※ [106H008]←[国試_106]→[106H010]
B
※国試ナビ4※ [104B026]←[国試_104]→[104B028]
正答無し
※国試ナビ4※ [100G058]←[国試_100]→[100G060]
-歩行も参考
肉単P | 筋名 | 内転 | 外転 | 内旋 | 外旋 | 屈曲 | 伸展 | 支配神経 |
R-2 | 大腰筋 | ◇*1 | ● | 腰神経叢 | ||||
R-3 | 腸骨筋 | ◇*1 | ● | 腰神経叢、大腿神経 | ||||
R-7 | 大殿筋 | ● | ● | 下殿神経 | ||||
R-8 | 中殿筋 | ● | ●*2 | 上殿神経 | ||||
R-9 | 小殿筋 | ● | ●*2 | 上殿神経 | ||||
R-6 | 大腿筋膜張筋 | ● | ● | ● | 上殿神経 | |||
R-10 | 梨状筋 | ● | 仙骨神経叢 | |||||
R-16 | 上双子筋 | ● | 仙骨神経叢 | |||||
R-17 | 下双子筋 | ● | 仙骨神経叢 | |||||
R-19 | 大腿方形筋 | ● | 仙骨神経叢 | |||||
R-15 | 内閉鎖筋 | ● | 仙骨神経叢 | |||||
R-14 | 外閉鎖筋 | □*1 | ● | 閉鎖神経 | ||||
S-1 | 長内転筋 | ● | □ | 閉鎖神経 | ||||
S-2 | 短内転筋 | ● | □ | 閉鎖神経 | ||||
S-3 | 大内転筋 | ● | □*3 | ●*4 | 閉鎖神経、脛骨神経 | |||
S-6 | 恥骨筋 | ● | ● | 閉鎖神経、大腿神経 | ||||
S-7 | 薄筋 | ● | ◇ | □ | 閉鎖神経 | |||
S-9 | 大腿直筋 | ● | 大腿神経 | |||||
S-14 | 縫工筋 | ◇ | ◇ | ● | 大腿神経 | |||
T-2 | 大腿二頭筋短頭 | ◇ | ◇ | 腓骨神経 | ||||
T-2 | 大腿二頭筋長頭 | ◇ | ● | 脛骨神経 | ||||
T-3 | 半膜様筋 | ◇ | ● | 脛骨神経 | ||||
T-4 | 半腱様筋 | ◇ | ● | 脛骨神経 | ||||
肉単P | 筋名 | 内転 | 外転 | 内旋 | 外旋 | 屈曲 | 伸展 | 支配神経 |
● :両方 ◇ :K.126,127 □ :M.354
*1:作用は弱い *2:前部のみ(M.354) *3:前部のみ(M.354) *4:後部のみ(M.354)
ASO | L-SCS | |
発生部位 | 腓腹部 | 大腿後面、下腿外側 |
症状変動 | あまりない | 変動有り |
改善 | 急速で速やかに改善 たったままで治る |
時間がかかる 座位(前屈)で軽減 |
頻度 | 少 | 多 |
小脳性運動失調 | 脊髄性運動失調 | |
深部感覚障害 | - | + |
Romberg徴候 | - | + |
ジスメトリー | 最後には目標物に達する | |
振戦 | 企図振戦 | 粗大振戦 |
歩行 | 酩酊様歩行 | 踵打歩行 |
言語障害 | 構音障害 | - |
眼振 | + | - |
<youtube v=VTkwv-Izb-E></youtube>
<youtube v=cm7mcECe9xU></youtube> <youtube v=kTzJwRkgdTI></youtube>
.