- 英
- subcutaneous hemorrhage, subcutaneous bleeding, bruise
WordNet
- injure the underlying soft tissue or bone of; "I bruised my knee" (同)contuse
- an injury that doesnt break the skin but results in some discoloration (同)contusion
- break up into small pieces for food preparation; "bruise the berries with a wooden spoon and strain them"
- damage (plant tissue) by abrasion or pressure; "The customer bruised the strawberries by squeezing them"
PrepTutorEJDIC
- 『打撲傷』,打ち身 / (果物・野菜の)傷 / …打に傷(あざ)をつける;〈果物など〉'を'傷つける / 〈感情〉'を'損なう,〈人〉‘の'気を悪くさせる / 打ち傷がつく,あざができる;〈果物などが〉傷む
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/12/16 00:47:23」(JST)
[Wiki ja表示]
|
ウィキペディアは医学的助言を提供しません。免責事項もお読みください。 |
内出血(ないしゅっけつ)とは、体内の血管が破裂する等して皮下で出血する現象のこと。
解説
内臓内で出血する他に、人体を強く殴打した際にできるいわゆる「たんこぶ(頭出腫)」と呼ばれるものも内出血が引き起こす現象の一つである。
四肢や体表の内出血は、傷病者が痛みを感じ易くまた他覚的所見でも分かり易いが、真に重大なのは体幹(胸腔・腹腔)の内出血である。殊に大動脈のほか、肝臓・脾臓など血管に富む臓器の損傷はわずかな傷でも出血が止まらず、最悪死に至る。これは外見だけでは発見できないが、超音波エコーによって発見することができる。交通事故や転落事故の受傷者は、漏れなく胸腹部超音波エコーを受けるように定められている(JATECを参照のこと)。
四肢や体表の軽微な内出血でも、血液疾患などで凝固・線溶系に異常のある者、或いは抗凝固薬を服用している者の場合は出血が止まらない事がある。この場合も早急に病院を受診することが望ましい。
関連項目
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- P1-364 フェンタニルMTパッチ貼付部位に皮下出血を認めた1例(一般演題 ポスター発表,癌薬物療法(緩和ケア),臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
- 白血病治療中に併発した侵襲性肺アスペルギルス症の一切除例
- 坂入 祐一,門山 周文,和田 啓伸,山田 義人,吉野 一郎
- 日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery 24(6), 945-948, 2010-09-15
- … 症例は皮下出血・発熱を認めた44歳女性.白血球増多症のため当院へ紹介され,急性骨髄性白血病と診断された.抗がん薬治療中に高熱と右肺上葉に増大する浸潤影を認め,侵襲性肺アスペルギルス症(IPA)が疑われた.陰影は抗真菌治療で治癒せず,白血病治療を妨げていた.治療継続のために右肺上葉切除術を施行した.肺病変は背部で壁側胸膜と強固に癒着しており,肺と共に胸膜と筋層の一部を合併切除した. …
- NAID 10026639698
Related Links
- 皮下出血: 原因90項目, 原因と診断,誤診,症状チェッカー. ... アレルギー、毒物、化学薬品: 皮下出血 アレルギー、化学薬品、または毒に関連する症状の原因がものがあります:
- デジタル大辞泉 皮下出血の用語解説 - 打ち身などで皮下組織にある血管が切れて出血すること。血液は体外に出ず、暗色の斑状を示す。血管ないし血液の異常によって起こる場合もある。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 78歳の男性。帰宅途中に転倒し顔面を打撲したため搬入された。72歳から胃食道逆流症で通院治療中である。10日前に仕事からの帰宅時に尿失禁をしたが、意識障害や麻痺は伴わなかった。5日前の定期来院時、同伴の家族は少し元気がないと訴えたが、本人はそれを否定した。バイタルサイン、心肺および神経学的に異常所見を認めず帰宅した。搬入時、激しい頭痛や嘔吐はないが、右上肢が動かしづらいと訴える。意識は清明。体温 36.8℃。脈拍 92/分、整。血圧 154/64mmHg。右前額部から眼窩部にかけて皮下出血を認める。眼瞼結膜に貧血を認めない。右眼球結膜に出血を認める。胸部と腹部とに異常を認めない。神経学的所見で右指鼻試験がやや稚拙であるが、他に異常を認めない。尿所見、血液所見および血液生化学所見に異常を認めない。心電図と胸部エックス線写真とに異常を認めない。頭部単純CT(別冊No.12)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G068]←[国試_104]→[104H001]
[★]
- 28歳の女性。腹痛を訴えて来院した。
- 2日前から心窩部に重苦しい痛みが出現し、嘔気があった。体温は37.4℃であった。
- 今朝から痛みは右下腹部に移動し、我慢できないほど強くなった。階段を降りるときには、右下腹部に痛みが響く。下痢はなく、2日前に排便があった。月経は1週前に終わっている。24歳時に帝王切開で出産した。
- 意識は清明。体温37.8℃。脈拍104/分、整。血圧136/86mmHg。血液所見:赤血球390万、Hb11.9g/dl、Ht35%、白血球18,000。
- この患者で可能性が最も高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F013]←[国試_098]→[098F015]
[★]
- 次の文を読み、 35、 36の問いに答えよ。
- 60歳の女性。上腹部痛を主訴に来院した。
- 現病歴: 1か月前から食後に腹痛を自覚するようになった。昨夜、還暦祝いに家族と外食をした後に悪心と右肩から背部に放散する上腹部の痛みがあり受診した。今朝からやや色の濃い尿に気付いたという。
- 既往歴: 18歳時に虫垂切除術。
- 家族歴:母親が糖尿病。
- 現症:意識は清明。身長 152 cm、体重 62 kg。体温 37.5 ℃。脈拍 92/分、整。血圧 124/70 mmHg。呼吸数 16/分。 SpO2 98% ( room air)。眼球結膜に黄染を認める。
- この患者の身体所見として最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108H034]←[国試_108]→[108H036]
[★]
- 26歳の男性。自家用車の自損事故で腹部にハンドル外傷を受け、救急車で搬入された。意識は清明。呼吸数18/分。脈拍116/分、整。血圧102/76mmHg。顔面は蒼白である。眼瞼結膜は貧血様で、眼球結膜に黄疸はない。胸部は視診、打聴診で異常を認めず、心窩部から右季肋部に打撲によると思われる皮下出血を認める。腹部は平坦であるが軽い圧痛を右季肋部に認める。血液所見:Hb10.5g/dl、白血球9,800。まず行うべき検査はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [097D030]←[国試_097]→[097D032]
[★]
- 53歳の男性。昨夜大量に飲酒した。今朝、数回嘔吐した直後から激しい心窩部痛が出現したため来院した。体温37.8℃。呼吸数35/分。脈拍110/分、整。血圧96/60mmHg。腹部は平坦、軟で肝・脾は触知しない。血液所見:赤血球520万、Ht45%、白血球12,000、血小板32万。上部消化管造影写真を以下に示す。この患者にみられるのはどれか。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096A031]←[国試_096]→[096A033]
[★]
- 法医解剖開始時に撮影した背部の写真(別冊No. 5)を別に示す。
- 紫赤色を呈する部分について正しいのはどれか。2つ選べ。
- a 死の確徴である。
- b 皮下出血である。
- c 急死の場合には発現が弱い。
- d 死後経過時間推定に利用される。
- e 腹臥位で死亡したことを示している。
[正答]
※国試ナビ4※ [111G034]←[国試_111]→[111G036]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107F012]←[国試_107]→[107F014]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [096B023]←[国試_096]→[096B025]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [112A010]←[国試_112]→[112A012]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [109G037]←[国試_109]→[109G039]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [102D017]←[国試_102]→[102D019]
[★]
- 英
- platelet (Z), blood platelet (Z), PLT
- 同
- 栓球 thrombocyte
- 関
- 血小板血栓。血小板数 platelet count PLC
- GOO. 1468(血小板凝集 platelet aggregation)
- 半減期:1週間(異常値の出るメカニズム第2版)。4日 (SP.505)。
- 寿命:10日
- 体積:5-10 fl
- 直径:2-5μm。
- 無核。
基準値
- 15万 - 40万 /μl (2007前期解剖学授業プリント, SP.505)
- 15万 - 35万 /μl (2007前期生理学授業プリント, PT.233)
新生児
- 出典不明
産生組織
- トロンボポエチンにより巨核球の細胞質がちぎれて血流に放出される (SP.505)
貯蔵組織
組織学
- P-セレクチンを膜上に持つ
- フィブリノーゲン、フィブロネクチン、第V因子、第VIII因子、platelet factor 4、PDGF、TGF-α (BPT.89)
- ADP、ATP、Ca2+、ヒスタミン、セロトニン、エピネフリン (BPT.89)
機能 (SAN.236-237)
1.一次止血
- TXA2,セロトニンは血管収縮作用
- ADP, TXA2,セロトニンは血小板凝集
- 血小板のGpIIb/GpIIIa複合体がフィブリノゲンと結合し編み目を形成
2.血液凝固の促進
3.毛細血管機能の維持
- 毛細血管内皮細胞に融合し血管内皮を補強している → 血小板減少により点状出血を来すことになる。
膜タンパク
血小板減少による症状
- 5-10万 :症状なし-やや止血しにくい程度
- 2-3万 :下肢に点状出血 (→皮下出血)
- 1万以下 :粘膜出血→臓器出血の危険あり
検査
- 抗凝固剤としてEDTAを用いた場合、EDTA依存性偽血小板減少をきたすことがある。
臨床関連
数の異常
機能の異常
[★]
- 英
- injury, lesion
- 同
- 傷害
- 損傷 injury:組織の生理的な連絡が絶たれる、または機能が傷害された状態 → 機能障害が含まれる。
-
- 機械的なエネルギーにより生じた損傷。
- 外力によって生じた組織損傷を総括して創傷と言うが、皮膚や粘膜の連続性が離断した開放性損傷を<創>、連続性が保持された閉鎖性損傷を<傷>と区別して用いることがある(SLE.12)
分類(SLE.106)
-
-
参考
- http://www.jaam.jp/html/dictionary/dictionary/word/0906.htm
- http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/legal.dir/lectures/newest/node4.html
[★]
- 英
- subpigment epithelial hemorrhage
- 関
- 眼底出血
[★]
- 英
- subcutaneous、subdermal、subcutaneously、s.c.
- 関
- 皮下注射、真皮下
[★]
- 英
- blood, (漢方)blood and body fluid energy
- 関
- 血液、血中
[★]
- 英
- hemorrhage, bleeding
- 関
- 出血量