- 都市Aは人口50万人で、疾患Bの登録事業を実施している。2008年の初めの時点での疾患Bの患者数は120人、2008年に疾患Bが新たに発症したのは40人、疾患Bが治癒したのは20人、疾患Bで死亡したのは30人であった。都市Aにおける2008年の疾患Bの罹患率(人口10万対)はどれか。
- a 4
- b 6
- c 8
- d 20
- e 24
- f 32
- g 50
[正答]
※国試ナビ4※ [104G067]←[国試_104]→[104G069]
★リンクテーブル★
[★]
- 78歳の男性。帰宅途中に転倒し顔面を打撲したため搬入された。72歳から胃食道逆流症で通院治療中である。10日前に仕事からの帰宅時に尿失禁をしたが、意識障害や麻痺は伴わなかった。5日前の定期来院時、同伴の家族は少し元気がないと訴えたが、本人はそれを否定した。バイタルサイン、心肺および神経学的に異常所見を認めず帰宅した。搬入時、激しい頭痛や嘔吐はないが、右上肢が動かしづらいと訴える。意識は清明。体温 36.8℃。脈拍 92/分、整。血圧 154/64mmHg。右前額部から眼窩部にかけて皮下出血を認める。眼瞼結膜に貧血を認めない。右眼球結膜に出血を認める。胸部と腹部とに異常を認めない。神経学的所見で右指鼻試験がやや稚拙であるが、他に異常を認めない。尿所見、血液所見および血液生化学所見に異常を認めない。心電図と胸部エックス線写真とに異常を認めない。頭部単純CT(別冊No.12)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G068]←[国試_104]→[104H001]
[★]
- a 介護保険では行わない。
- b ゴールは医療者が決める。
- c 疾病の急性期には行わない。
- d 住居環境整備の指導は行わない。
- e 疾病の三次予防にはかかわらない。
- f 自立が期待できる患者を優先して行う。
- g 疾病の治癒よりも障害の軽減を目指す。
- h ノーマライゼーションの概念とは相容れない。
[正答]
※国試ナビ4※ [104G066]←[国試_104]→[104G068]
[★]
[★]
- 英
- incidence rate, morbidity rate
- 同
- 発病率、疾病率、罹病率
- 関
- 有病率 prevalence ← 区別する!
- 罹患期間
- SUB.178
- 単位人口(暴露人口、危険人口)に対する一定期間内に新たに疾病異常者となった者の割合 → 動的な数字
- 罹病率= 一定の観察期間内に新規発生した患者数 [人] / 危険暴露人口一人一人の観察期間の総和 [人年]
疾患と死亡に関わる疫学指標
国試