- 関
- 死の不確徴、早期死体現象
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Japanese Journal
- ナースのための法医学(5)死から生をみる 死体現象について
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★リンクテーブル★
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- 法医解剖開始時に撮影した背部の写真(別冊No. 5)を別に示す。
- 紫赤色を呈する部分について正しいのはどれか。2つ選べ。
- a 死の確徴である。
- b 皮下出血である。
- c 急死の場合には発現が弱い。
- d 死後経過時間推定に利用される。
- e 腹臥位で死亡したことを示している。
[正答]
※国試ナビ4※ [111G034]←[国試_111]→[111G036]
[★]
- 英
- early postmortem change, postmortem phenomena at early stage
- 関
- 死体現象
早期死体現象
- 死後1-2時間で発現、5-6時間で著明、12-15時間で最高。死後5-6時間以内の体位変化で死斑の移動。8-10時間くらいまでは死斑が移動しうる。死後12時間くらいまでは死斑を圧迫すると消失。死後24時間以降は消退しなくなる(SLE.263)
- 死後2-3時間で発現(顎関節、頚関節→上肢関節→下肢関節)。6-8時間で全身の関節に及ぶ。12-15時間で最高となる。死後1日から1日半持続。30-36時間で発現した順序に従って緩解が始まる。夏2-3日、冬4-5日で完全に緩解、消失(SLE.263)
- 3. 体温の降下(死体冷却) → 低体温の場合がある。
- 死体の直腸温:死後1-2時間は殆ど低下しない。10-12時間までは直線的かつ急激に低下。以降、気温とゆるかやに平衡に達する。(SLE.265)
- 1時点測定法:死後10時間までは1時間あたり1度低下、10-20時間までは0.5時間低下するとして推定。夏:1.4倍、冬:0.7倍、太った人:1.2倍、やせた人:0.8倍。(SLE.266)
- 4. 角膜混濁:24時間以降に顕著
- 5. 死体の乾燥(表皮の乾燥)
- 6. 眼圧の低下
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- 関
- 死の確徴
- 心拍停止
- 呼吸停止
- 瞳孔散大
- 対光反射消失
- 筋肉の弛緩
- 皮膚の蒼白
[★]
- 英
- death
- 同
- 死亡、脳死、心臓死