ウェルニッケ脳症
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- German neurologist best known for his studies of aphasia (1848-1905) (同)Karl Wernicke
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Japanese Journal
- 症例報告 過度の食事制限によるビタミンB1欠乏からWernicke脳症を発症した1症例
- Thiamine大量療法後に幻覚妄想状態が改善した非アルコール性Wernicke脳症の1例
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- ウェルニッケ脳症 (ウェルニッケのうしょう、英:Wernicke's encephalopathy)とは、 ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって起こる脳症のこと。ビタミンB1の欠乏だけでも発症 するが、アルコール多飲者に多くおこるため、アルコールも複合的に影響していると いわれて ...
- ウェルニッケ脳症とはどんな病気か. ビタミンB1(チアミン)の欠乏による脳症です。 ビタミンB1の欠乏のみでも発症しますが、アルコール多飲者に多く起こるため、 アルコールも複合的に影響し発症するとも推測されています。
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- 56歳の男性。定職なく公園で生活していたが、歩きにくいことを主訴に来院した。30歳ころからの大酒家である。2週前から食欲なく、全身の栄養状態は不良である。身長165cm、体重39kg。見当識障害、眼球運動制限、水平眼振および歩行時の体幹失調を認める。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球320万、Hb9.8g/dl、Ht36%、白血球5,600、血小板8万。血清生化学所見:血糖90mg/dl、総蛋白5.2g/dl、尿素窒素24mg/dl、アンモニア40μg/dl(基準18~48)、AST80単位(基準40以下)、ALT30単位(基準35以下)、γ-GTP360単位(基準8~50)、Na125mEq/l、K3.6mEq/l、Cl 85mEq/l。来院時の頭部単純MRIプロトン密度強調横断画像を以下に示す。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097A059]←[国試_097]→[097B001]
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- 46歳の男性。全身けいれんを発症し搬入された。3日前から頭痛と全身倦怠感とがあり仕事を休んでいた。本日起床後から意味不明なことを言うようになった。意識は傾眠傾向で、名前を呼ぶと開眼する。体温38.8℃。脈拍104/分、整。血圧136/64mmHg。脳脊髄液検査:初圧200mmH2O、細胞数60/μl(基準0~2)(単核球優位)、蛋白120mg/dl(基準15~45)、糖70mg/dl(基準50~75)。血液所見:赤沈30mm/1時間、赤血球530万、白血球6,800。血清生化学所見に異常を認めない。CRP1.8mg/dl。頭部CTで異常を認めない。翌日、呼びかけに反応しなくなり、撮影した頭部単純MRIの水抑制T2強調像(FLAIR)を以下に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A046]←[国試_101]→[101A048]
[★]
- 25歳の女性。反復する嘔吐と著しい体重減少とを主訴に来院した。重症妊娠悪阻の診断で緊急入院となった。絶食とし、糖質と電解質との輸液によって悪阻は軽減した。入院後3週目ころから急に、歩行がふらつき、物が二重に見えるようになり、会話内容も支離滅裂になった。意識は軽度混濁、見当識障害を認める。身長156 cm、体重39㎏。体温36.5℃。呼吸数18/分。脈拍88/分、整。血圧120/70mmHg。皮膚色は正常。貧血と黄疸とを認めない。胸部にラ音を聴取しない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫はない。眼振、眼球運動制限および歩行失調を認める。四肢麻痺、けいれん及び項部硬直はない。
[正答]
※国試ナビ4※ [099A050]←[国試_099]→[099A052]
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- 53歳の男性。建設作業に従事している。朝から意味不明なことを言い、暴れるようになったため搬入された。日本酒で晩酌を20年間。1年前から食事を十分にとらず、酒量も増えて1升(1.8l)/日になった。昨夜も飲酒していた。頭部MRIのFLAIR像を以下に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I051]←[国試_103]→[103I053]
[★]
[show details]
[正答]
※国試ナビ4※ [097G083]←[国試_097]→[097G085]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [107B015]←[国試_107]→[107B017]
[★]
- 意識障害患者の頭部MRIのFLAIR像(別冊No. 6A、B)を別に示す。最も可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I021]←[国試_110]→[110I023]
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[正答]
※国試ナビ4※ [106D014]←[国試_106]→[106D016]
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- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
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[正答]
※国試ナビ4※ [103I016]←[国試_103]→[103I018]
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[正答]
※国試ナビ4※ [096H005]←[国試_096]→[096H007]
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- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
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- 英
- gait, walking
- 関
- 股関節の運動に関与する筋、歩行運動
幼児の歩行
- 12ヶ月:上肢の挙上(high guard)
- 15ヶ月:上肢の中等度の挙上(medium guard)
- 18ヶ月:上肢が下がっている(no guard) → 腕ふりの出現
異常な歩行と疾患 手技みえ.188改変
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- 英
- Wernicke's encephalopathy, Wernicke encephalopathy
- 同
- Wernicke脳症、急性出血性上部灰白脳炎 polio-encephalitis haemorrhagica superior acuta
- 関
- ウェルニッケ症候群、ウェルニッケ病
病因
病理
症状
- 眼球運動障害:両側外転神経麻痺、両側方注視麻痺、上方注視麻痺、両側内転障害。眼振。
- コルサコフ症候群:記銘障害、作話、空間と時間に対する失見当識
検査
-
- 乳頭体、第三脳室、中脳水道、第四脳室周囲の灰白質に病変部位が認められる。
国試
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- 英
- Wernicke's disease
- 関
- ウェルニッケ症候群、ウェルニッケ脳症、Wernicke脳症、Wernicke病
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- 英
- encephalopathy
脳症の一覧
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- 英
- sis, pathy