- 英
- jugular venous pressure, JVP
- 関
- [[]]
juglar venous pulsation (PHD.31)
- a wave:右心房の収縮によるback pressure ← 内径静脈まで弁がないから右心房圧のイベントを反映
- x descent:右心房の弛緩。途中で三尖弁の閉鎖による小さな上向きの波が出るが、普通は分からない
- v wave:三尖弁閉鎖状態で体循環の静脈圧による受動的な静脈血の充填
- y descent:三尖弁が開いて急激に右心室に血液が流入する
- 心タンポナーデでは、右心室があまり拡張できないため、y谷が浅くなる(すぐに心膜腔の内圧=右心室圧となる)
- 収縮性心膜炎ではy谷が深くなる
- prominent a:右室肥大、三尖弁狭窄症
- prominent v:三尖弁閉鎖不全症
- prominent y:収縮性心膜炎 → 急峻なY下行脚と谷が特徴らしい → フリードライヒ徴候
参考
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 内頚静脈圧迫によるティンパノグラムのピーク圧の変化
- 頚静脈波と右房圧波および頚静脈圧波との対比--各波形間の間隔および各波高の振幅を中心に
- 北村 論
- 日本内科学会雑誌 56(3), 229-240, 1967
- … て検討し,リンパ循環の調節機構にリンパ管自身のtonusの関与は少ないこと,また両リンパ循環ともに頚静脈圧および呼吸運動によつて調節され,正常犬においては肺リンパ系は,吸気時における頚静脈圧下降と呼気時における肺の絞り出し効果が,また胸管では吸気時における頚静脈圧下降と呼気時における横隔膜の収縮がそれぞれ位相を異にしてリンパの流出に促進的に働いている …
- NAID 130000888709
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- 2010年3月3日 ... 頚静脈圧(JVP: Jugular venous pressure). 頚静脈拍動の観察は大事な身体所見と 知りつつも、循環器で研修を終えてしまった後はほとんど診る機会が無くなってしまっ たため、忘れがちなのでここに記録しておく。 ~・~・~・~. □ 頚静脈の ...
- 気時に頸静脈怒張が増強,奇脈=吸気時に血圧. が10mmHg ... 頸静脈の怒張. ① 「 すみませんが,鎖骨下静脈穿刺後に少し息苦しさを訴え. て,頸静脈も怒張気味です。 酸素の指示をください」 ... ①②共に頸静脈の怒張の原因を考えながら,意識・呼吸・ 循環 ...
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★リンクテーブル★
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- ☆case79 混乱
- 79歳 女性
- 主訴:混乱
- 現病歴:5年前より高血圧と診断され薬物で加療中であった。混乱がひどくなってきたと訴え娘と来院。娘の話では3週間前より混乱の症状が始まっており、以前は認知機能に問題は無かった。患者は食欲の減退、頭痛、筋痙攣(muscle cramp)も訴えていた。高血圧の治療は診断時よりアテノロールを服用していたが四肢の冷感をうったえて2ヶ月前に中止、ベンドロフルメチアジド1日2.5mgに切り替え特に問題なかった。
- 生活歴:単身であり、近くに娘が住んでいる。
- 嗜好歴:飲酒、喫煙共に無し。
- 服用薬:服用薬無し。近所の薬品屋で購入したビタミン剤は飲んでいる。
- 身体所見 examination
- 皮膚のツルゴール正常。脈拍 80/分、整。血圧 146/90 mmHg。頚静脈圧:正常。異常心音認めず。末梢の浮腫無し。呼吸器系、消化器系異常なし。abbreviated mental test scoreは6/10。時間と場所の見当識無し。局所神経症状無し。眼底に銀線動脈とarteriovenous nippingを認める。乳頭浮腫は認めない。
- 検査所見 investigations
- 低ナトリウム血症、軽度の低カリウム血症、クレアチニン軽度低下、尿浸透圧低下。
- 問診(S)
- 混乱(程度は次第に重度に)
- 食欲減退
- 頭痛
- 筋痙攣
- 高血圧
- アテノロール服用(5年前より2ヶ月前まで。服用により四肢が出る)中止後、ベンドロフルメチアジド服用
- 身体所見(O)
- 高血圧(146/90mmg) → Japanの基準だとI度高血圧(YN.C-162)
- abbreviated mental test score: 6/10 → 認知症/譫妄疑い
- 眼底にsilver-wiringとarteriovenous nippingを認め乳頭浮腫を認めない (YN.C-165)
- (陰性所見)
- ツルゴールは正常 → 脱水を否定
- 高血圧以外の循環器疾患は否定的?、呼吸器、消化器系は正常らしい
- 場所にと時間に関する見当識がないのでJCSだと2
- 局所神経症状なし → 中枢神経系の疾患は考えづらい?
- 検査(O)
- 低ナトリウム血症、軽度の低カリウム血症、クレアチニン軽度低下、尿浸透圧低下。
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- ■チアジド系利尿薬
- ・副作用は?
- 低カリウム血症、耐糖能低下、高尿酸血症、高カリウム血症、アルカローシス、GFR↓。(YN.C-62)
- ・禁忌は?
- 無尿、腎不全、糖尿病、高脂血症。(YN.C-62)
- ・特徴(医学用語辞典より)
- ・降圧利尿薬として本態性高血圧症に対する第一選択薬の1つとして用いられる。
- ・有効率が高いこと、至適用量の個人差が少ないこと、効果の発現が緩徐で過度の降圧を来さないことなどの利点を有している。
- ・ベンドロフルメチアジド bendroflumethiazide
- チアジド系利尿薬の一種
- ■アテノロール(YN.C-64)
- ・β1選択性β遮断薬。
- ・心臓のβ1受容体に選択的に作用し、本態性高血圧症、狭心症、頻脈性不整脈に対して有用性が認められている。
- ■学習事項
- ・混乱(confusion)をきたす疾患を鑑別してみよう
- ■abbreviated mental test score (en wikipediaより)
- ・1972年にHodkinsonが老人の認知症の可能性について、迅速に評価できる手法として紹介。
- ・認知症以外にも、混乱や認知機能障害の評価にも使われている。
- ・10の項目があって、答えられると1点。6点以下でdelirium(譫妄)やdementia(認知症)が疑われる。
- ・年齢、今何時、住所を覚えてもらい最後に聞く、今何年、病院名/家の住所、二人の人の認知、誕生日、世界大戦が始まった年、現在の王?の名前、20から1までカウントダウン
- ■診断
- 利尿薬による低ナトリウム血症
- 利尿剤による低ナトリウム血症は治療開始後2,3週間以内に起こりやすい。
- NSAIDも服用している老年女性に多い(NSAIDは水の排泄を抑制)
- メカニズム?:NSAIDはプロスタグランジンの生成を阻害 → レニン分泌↓ → 輸出細動脈は拡張したまま → GFR低下 → 水の排泄がうまくいかないのだろうか。
- ■血漿浸透圧を計算してみよう
- 2 x ([Na+] + [K+]) + [urea] + [glucose] [単位:mOsmol/kg]
- ■低ナトリウム血症(YN.D-138)
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- 英
- a wave
- 関
- 頚静脈圧
- 頚静脈圧図などでみられる。
- 心房収縮による波。
- 心房収縮期でみられる。
心カテーテル検査
- 拘束型心筋症:左室圧におけるa波が増大し、LVEDPが上昇。
臨床関連
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- 英
- Friedreich's sign
- 同
- Friedreich徴候
- 関
- 収縮性心膜炎、慢性収縮性心膜炎、頚静脈圧
参考
- http://www.gpnotebook.co.uk/simplepage.cfm?ID=-798293986
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- 英
- pulse pressure, PP
- 関
- 血圧、脈圧低下 脈圧狭小
- 収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最小血圧)の差。
脈圧の上昇
- 血管壁の硬直によるウインドケッセル効果?の消失による
脈圧の低下
- 拡張期の短縮 → 心室に血液が充分充満しないうちに駆出されるため
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- 英
- jugular vein
- 同
- 頸静脈
- 関
- 内頚静脈、外頚静脈
臨床関連
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- 英
- venous pressure, VP
- 関
- 静脈、動脈、動脈圧
- 2-8 mmHg (PHD.61) → 27.2-108.8 mmH2O
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- 英
- vein (Z)
- ラ
- vena
- 毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。
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- 英
- pressure
- 関
- 圧力