- 71歳の男性。 6か月前からの排尿困難と夜間頻尿とを主訴に来院した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。身長162cm、体重60kg。体温36.4℃。脈拍72/分、整。血圧154/82mmHg。呼吸数14/分。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。直腸指診で超鶏卵大の前立腺を触知するが、硬結を認めない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、沈渣に赤血球と白血球とを認めない。血清PSA3.5ng/ml(基準4.0以下)。国際前立腺症状スコア22点(軽症0-7点、中等症8-19点、重症20-35点)。腹部超音波検査で推定前立腺体積58ml。尿流測定で排尿量120ml、最大尿流率3.8ml/秒、残尿量210ml。
- 対応として誤っているのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 39歳の男性。同性愛者。頭痛を主訴に来院した。 2週前から微熱と全身倦怠感とを自覚していた。 2日前から頭重感を伴うようになった。昨日から持続的な頭痛が加わり、次第に増悪してきたため受診した。これまでの経過で嘔吐したことはないという。意識レベルはJCS I-1。体温37.6℃。脈拍92/分、整。血圧162/70mmHg。呼吸数21/分。 SpO2 96%(room air)。口腔内に白苔を認める。 Kernig徴侯は陽性である。
- 血液所見:赤血球400万、 Hb13.2g/dl、 Ht41%、白血球6,200、血小板11万。
- 免疫学所見: CRP8.2mg/dl。 HIV抗体陽性。脳脊髄液所見:外観は水様、初圧200mmH20(基準70-170)、細胞数42/mm3(すべて単核球:基準0-2)、蛋白55mg/dl(基準15-45)、糖40mg/dl(基準50-75)。脳脊髄液の墨汁染色標本(別冊No. 2)を別に示す。
- 診断として考えられるのはどれか。
[正答]
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[正答]
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