ピック病
WordNet
- select carefully from a group; "She finally picked her successor"; "He picked his way carefully"
- remove in small bits; "pick meat from a bone"
- a heavy iron tool with a wooden handle and a curved head that is pointed on both ends; "they used picks and sledges to break the rocks" (同)pickax, pickaxe
- a small thin device (of metal or plastic or ivory) used to pluck a stringed instrument (同)plectrum, plectron
- a basketball maneuver; obstructing an opponent with ones body; "he was called for setting an illegal pick"
- a thin sharp implement used for removing unwanted material; "he used a pick to clean the dirt out of the cracks"
- attack with or as if with a pickaxe of ice or rocky ground, for example; "Pick open the ice" (同)break_up
- look for and gather; "pick mushrooms"; "pick flowers" (同)pluck, cull
- pilfer or rob; "pick pockets"
- provoke; "pick a fight or a quarrel"
PrepTutorEJDIC
- (入念に)…‘を'『選ぶ』,選び取る / 〈草花・果実など〉‘を'『摘む』,もぐ / 〈鳥など〉‘の'羽をむしる;(…から)…‘を'むしる《+『名』+『from』+『名』》 / (とがった物で)…‘を'つつく,つついて穴をあける《+『名』+『with』+『名』》 / 〈鳥などが〉〈えさ〉‘を'つつく,つついて食べる / 〈争いなど〉‘を'しかける;(人に)〈口論など〉‘を'ふっかける《+『名』+『with』+『名』〈人〉》 / (針金などで)〈錠〉‘を'こじあける / 〈ポケット・さいふなど〉‘の'中身をすり取る / 〈弦楽器・弦〉‘を'指で鳴らす,つまびく / 入念に選ぶ / 〈鳥が〉えさをつつく;(食浴がなくて)〈人が〉(…を)少しずつ食べる《+『at』+『名』》 / 〈U〉(…の)選択(choice),(…を)選ぶこと(権利)《+『of』+『名』》 / 〈C〉(…から)選択された人(物);《the~》(…から)選ばれた最上の人(物)《+『of』+『名』》
- 《複合語を作って》「ほじる(つつく)道具」の意を表す / 《話》=plectrum
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Japanese Journal
- 代表的な認知症--前頭側頭葉変性症(Pick病の現時点からみた概念も含めて) (特集 認知症診療の実際--初診から介護まで)
- <総説>前頭側頭葉変性症(Frontotemporal Lobar Degeneration) : 特にMND と運動系外封入体を伴う前頭側頭性認知症に関して
- 吉村 教暤
- 弘前医療福祉大学紀要 1(1), 1-21, 2010-03-17
- … 前頭側頭葉変性症(FTLD)はその昔Pick病と呼ばれていた疾患群である。 … これに対し、Pick病では前頭葉と側頭葉またはそのいずれか一方が限局性に萎縮する。 …
- NAID 120002834411
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- ピック病は、アルツハイマー病に比して少なく(アルツハイマー病の1/3~1/10といわれて いる)、40代~50代にピークがあり、平均発症年齢は49歳である(アルツハイマー病の 平均発症年齢は52歳)。アルツハイマー病と違い性差はなし(アルツハイマー病は女性 ...
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★リンクテーブル★
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- 68歳の女性。うつ気分と左半身の脱力感とを主訴に来院した。2年前から左手足の動かしにくさが出現した。次いで、うつ的となり意欲も低下してきた。近医を受診しうつ病と診断され治療を受けた。その後、左手足の脱力感が増強した。糖尿病および肺気腫の既往がある。意識は清明。体温36.0℃。脈拍80/分、整。血圧は仰臥位で150/86mmHg、起立位で112/60mmHg。表情と自発性に乏しい。見当識と認知機能とに異常を認めない。発語は小声で、左上下肢に固縮、両側上肢に軽度の企図振戦を認める。四肢の腱反射は低下しているが、左右差を認めない。歩行は失調性である。血液所見と尿所見とに異常を認めない。頭部単純MRIのFLAIR像を以下に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103I069]←[国試_103]→[103I071]
[★]
- 78歳の女性。物忘れを主訴に娘に伴われて来院した。夫と死別後は一人暮らし。2、3年前から娘が訪ねて行くと、物を探していることが多かった。最近「物が盗まれた」と言うことが頻繁になった。意識は清明。身長152cm、体重45kg。体温36.2℃。脈拍72/分、整。血圧136/72mmHg。胸腹部に異常を認めない。神経学的診察では、脳神経、運動系、感覚系、腱反射、および協調運動に異常を認めない。改訂長谷川式簡易知的機能評価スケールは23点(満点30)であった。脳波検査に異常を認めない。血液生化学所見に異常を認めない。頭部単純MRIを以下に示す。
- 考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103D021]←[国試_103]→[103D023]
[★]
- 62歳の女性。物忘れを主訴に一人で来院した。半年前から大切なことを忘れそうで何かとメモを取るようになった。メモを取っても取り忘れたのではないかと落ち着かなくなる。だんだん記憶力が落ちてきたと思う。楽しみにしていた友人との旅行を、旅先で体調を崩すのが心配になって取りやめてしまった。救急車のサイレンを聞くと、孫が事故にあったのではないかと気もそぞろになる。動悸がしやすく、時々めまいもするが、家事全般はこなしている。身なりは整い、動作は機敏で、面接中はやや緊張しているが、受け答えは適切である。
[正答]
※国試ナビ4※ [103A038]←[国試_103]→[103A040]
[★]
- 52歳の男性。半年ほど前から元気がなくなってきた。今まで周囲に配慮をし、礼儀正しい人であったが、自己中心的な振る舞いや無礼な行動が増えてきた。
- 考えられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A002]←[国試_101]→[101A004]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096G086]←[国試_096]→[096G088]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104B018]←[国試_104]→[104B020]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [097H053]←[国試_097]→[097H055]
[★]
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
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[★]
- 英
- Alzheimer disease, Alzheimer's disease
- 同
- (国試)Alzheimer病、(以下、厳密には同義ではない)→アルツハイマー型認知症、アルツハイマー型痴呆 dementia of the Alzheimer type DAT, Alzheimer-type dementia Alzheimer type dementia ATD
- Alzheimer型痴呆、Alzheimer型認知症
- 関
- ドネペジル、認知症
概念
進行性痴呆のなかで脳血管障害による痴呆に次いで多い (EPT.257)
- 大脳皮質のびまん性萎縮が見られる (EPT.257)
- 前脳基底野コリン作動性ニューロンの選択的な変性が見られ、アセチルコリンの産生が低下
- 病理学的には、老人斑とアルツハイマー神経線維変化が見られる (EPT.257)
疫学
- 有病率:65歳以上5-10%。65~69歳:1.5%、85歳~:27.3%。
- 認知症の半数がアルツハイマー病
- アルツハイマー病の5-10%が家族性
アルツハイマーのリスクファクター
- 高コレステロール
- 血圧
- ホモシステイン
- 糖尿病。内臓脂肪(メタボリックシンドローム)
- 喫煙
病理
- 老人斑:細胞外にβアミロイドが沈着。
- 神経原線維変化:細胞内にリン酸化されたタウ蛋白が凝集し、らせん構造をとる
症状
1. 中核症状
- 1. 健忘(記銘力、記憶力)
- 2. 見当識障害
- 3. 思考力障害
- 4. 計算力障害
2. 周辺症状
- 不安、抑うつ、徘徊、不眠、妄想、せん妄、幻覚、暴行、焦燥感
他疾患との比較
未分類
- 空間視の障害:例えば立方体の模写ができない。頭頂葉の障害とされる。
- 着衣失行
検査
./t_image/103/103D003.jpg
国試
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- 英
- Pick disease, Pick's disease
- 同
- Pick病
- 関
- 前頭側頭型認知症、認知症
概念
症状
ピック病とアルツハイマー型認知症
- 参考1より引用
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アルツハイマー型認知症
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ピック病
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病気部位
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側頭葉、頭頂葉
|
前頭葉、側頭葉
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症状
|
「記憶の障害」
|
「行動の障害」
|
昼食を摂ったことを忘れるなど
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同じことを同じ時間に繰り返すなど
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診断治療
|
100年ほど前に発見され、原因の究明や治療の開発が不十分ながらも進んでいる
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100年ほど前に発見されるが、世界共通の診断基準すらなく、発生頻度も不明
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発病年齢
|
高齢になるほど増える
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40代以降65歳頃までに発病することが多い
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性差
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女性にやや多い
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性差なし
|
参考
- http://www.ninchisho.jp/kind/04.html
- http://emedicine.medscape.com/article/1135504-overview
- http://en.wikipedia.org/wiki/Pick's_disease
[★]
- 英
- frontotemporal dementia FTD
- 同
- 前頭側頭型痴呆
- 関
- 認知症、Pick病、前頭側頭葉変性症
- 初期には近時記憶の障害は目立たない (PSY.334)
- 側頭葉および前頭葉の葉状萎縮。 (PSY.334)
- 前頭葉優位型:周囲の状況に無関心で自らの慣習的行動に固執する常同行動が目立つ
- 左側頭葉優位型:言語的意味情報を貯蔵する部位の機能が脱落するために、語彙項目そのものが次第に減少して、音読や復唱が可能な単語の意味が分からない語義失語が特徴的に現れる
- 右側頭葉優位型:非言語的意味情報が同様に脱落するため、親しい人物の顔を見ても声を聞いても誰だか分からない人物同定の障害、ものを見てもさわっても分からない物品同定の障害が現れる。
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- 英
- type A Niemann-Pick disease
- 関
- A型ニーマン・ピック病
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- 英
- type B Niemann-Pick disease
- 関
- B型ニーマン・ピック病
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- 英
- type C Niemann-Pick disease
- 関
- C型ニーマン・ピック病
[★]
ニーマン・ピック病
[★]
- 英
- disease、sickness
- 関
- 疾病、不調、病害、病気、疾患
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オルトリン酸
- 関
- orthophosphate、orthophosphoric acid
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