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アセチルスピラマイシン
英
acetylspiramycin
抗菌薬
マクロライド系抗菌薬
Japanese Journal
先天性トキソプラズマ症とその管理 (特集 母子感染とその対策)
小島 俊行,永井 美和子,伊藤 正典 [他]
産婦人科治療 95(1), 61-69, 2007-07
NAID 40015542844
トキソプラズマによる乳頭隣接網脈絡膜炎(Edmund-Jensen)の1例
小國 務,川瀬 和秀
眼科臨床医報 101(7), 786-789, 2007
NAID 40015568120
トキソプラズマ脳炎の確定診断によってAIDSと判明した1例
井上 道夫,酒井 淳,柏原 茂樹
脳神経外科ジャーナル 14(8), 527-531, 2005-08-20
… IDSと判明した症例を経験したので報告する.MRIでは右頭頂葉にリング状の増強効果を示す多発性占拠性病変を認めた.開頭による生検を行い, 免疫染色にてトキソプラズマ脳炎の診断を得た.その後の検査でHIV陽性と判明したが, HIV感染経路は不明のままであった.
アセチルスピラマイシン
とスルファドキシン・ピリメタミン合剤の投与により病状の進行は停止したが, 神経症状の改善がないままAIDS拠点病院へ転院していった. …
NAID 10016670434
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スピラマイシン:アセチルスピラマイシン
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
抗生物質製剤
販売名
アセチルスピラマイシン錠100
組成
有効成分
1錠中日局スピラマイシン酢酸エステル
※
100mg(力価)
※旧薬局方における日本名:日局アセチルスピラマイシン
添加物
黄色5号アルミニウムレーキ、日局カルナウバロウ、日局カルメロースカルシウム、日局軽質無水ケイ酸、ショ糖脂肪酸エステル、日局ステアリン酸マグネシウム、日局タルク、トリアセチン、日局乳糖水和物、日局ヒプロメロース(置換度タイプ:2910)、ポリビニルアルコール(部分けん化物)
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
<適応菌種>
スピラマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、梅毒トレポネーマ
<適応症>
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、梅毒、子宮付属器炎、涙のう炎、麦粒腫、中耳炎、猩紅熱
通常、成人にはスピラマイシン酢酸エステルとして1回200mg(力価)を1日4〜6回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
肝機能障害又は腎機能障害のある患者[体内貯留が延長するおそれがある。]
薬効薬理
抗菌作用
11)〜14)
ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌等のグラム陽性菌に抗菌作用を示し、その作用は静菌的である。
抗トレポネーマ、抗マイコプラズマ、抗トキソプラズマ作用を示す。(マイコプラズマ、トキソプラズマは適応外である。)
作用機序
細菌の蛋白合成を阻害する。
有効成分に関する理化学的知見
性状
白色〜淡黄白色の粉末で、味は苦い。
溶解性
アセトニトリル又はメタノールに極めて溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けやすく、水にほとんど溶けない。
融点
117〜119℃
分配係数
logP'
OCT
=2.17
(測定法:フラスコシェイキング法
n
-オクタノール/pH7.4緩衝溶液)
★リンクテーブル★
リンク元
「
100Cases 33
」「
スピラマイシン
」「
主としてグラム陽性菌,マイコプラズマに作用するもの
」「
acetylspiramycin
」
関連記事
「
アセチル
」「
ラマ
」
「
100Cases 33」
[★]
☆case33
頭痛
と混乱
■
glossary
accompany
vt.
(人)と同行する、(人)に随行する。(もの)に
付随
する。~と
同時
に起こる。~に加える(添える、
同封
する)(with)
slurred
n.
不明瞭
強直間代痙攣
tonic
-
clonic
convulsion
意識消失
とともに
全身
の
随意筋
に
強直
痙攣
が生じ(
強直
痙攣
期
tonic
convulsion
)、次いで
全身
の筋の
強直
と
弛緩
とが
律動的
に繰り返される
時期
(間代
痙攣
期
clonic
convulsion
)を経て、
発作後
もうろう
状態
を呈する
一連
の
発作
。
■
症例
28歳、
女性
黒人
南
アフリカ
手術室看護師 ロンドン住在
主訴
:
頭痛
と混乱
現病歴
:
過去
3週間で
頭痛
が続いており、ひどくなってきた。
現在
も
頭痛
が
持続
しており、頭全体が痛い。友人曰く「
過去
六ヶ月で
体重
が10kg減っていて、
最近
、混乱してきたようだ」。
発話
は
不明瞭
。
救急室
にいる間に
強直間代痙攣
を起こした。
・
診察
examination
やせている。55kg。38.5℃。
口腔
カンジダ
症(
oral
candidiasis
)。
リンパ
節腫脹無し。
心血管
、
呼吸器系
、消化器系正常。
痙攣
前における神経
検査
では
時間
、
場所
、人の見当識無し。神経局所
症状
無し(no
focal
neurological
sign
)。眼底両側に
乳頭浮腫
有り。
・
検査
investigation
血算
:白血球増多
血液生化学
:
ナトリウム
低下
CT
:
供覧
■
キーワード
&
着目
する
ポイント
・
口腔
カンジダ
症(
oral
candidiasis
)
・
頭痛
、
精神症状
、
強直間代痙攣
・眼底両側に
乳頭浮腫
・
CT
所見
・低
ナトリウム
血症は
二次的
なもの
■
アプローチ
・
口腔
カンジダ
症(
oral
candidiasis
) → 細胞免疫低下
状態
(
DM
、
免疫抑制
、
AIDS
など) or
常在細菌叢
の攪乱(
長期
の
抗菌薬
の使用)
・The
occurrence
of
thrush
in a
young
,
otherwise
healthy
-
appearing
person
should
prompt
an
investigation
for
underlying
HIV
infection
.(HIM.1254)
・More
commonly
,
thrush
is seen as a
nonspecific
manifestation
of
severe
debilitating
illness
.(HIM.1254)
・
精神症状
、
強直間代痙攣
→
一次的
、あるいは
二次的
な脳の
疾患
がありそう
・
頭痛
→
漠然
としていて絞れないが、他の
症状
からして機能性
頭痛
ではなく症候性
頭痛
っぽい。
・眼底両側に
乳頭浮腫
→
脳圧亢進
の
徴候
→
原因
は・・・
脳腫瘍
、ことにテント下
腫瘍
と
側頭葉
の
腫瘍
、
クモ
膜下出血、
脳水腫
など、そのほか、眼窩内
病変
、低眼圧などの局所的要因、
悪性高血圧
、血液
疾患
、
大量出血
、
肺気腫
などの
全身
的要因 (vindicate本のp342も
参考
になる)
・
頭痛
と
脳圧亢進
→ 頭蓋内圧占拠性
病変
、
脳炎
(IMD.274)
・
CT
所見
→
ringform
の
病変
、
脳浮腫
、
脳圧亢進
・低
ナトリウム
血症 → 脳
ヘルニア
に
続発
して起こることがあるらしい。
実際
には
下垂体
に
トキソプラズマ
による
病変
が
形成
されることにより起こりうる。
・そのほか出身地、
体重
減少も
HIV
を疑わせる点
パターン
認識
で
HIV
+
精神症状
+
てんかん
発作
(
強直間代痙攣
) +
脳圧亢進
+
CT
所見
= 一番ありそうなのは
Toxoplasma
gondii
による
トキソプラズマ
脳症
cerebral
toxoplasosis (
トキソプラズマ
脳炎
toxoplasmic
encephalitis
)
■
Toxoplasma
gondii
原虫
胞子
原虫
類
(
感染
予防学 080521の
プリント
、CASES p,92、HIM p.1305-)
・
疫学
:西洋では30-80%の
成人
が
トキソプラズマ
の
感染
の
既往
がある・・・うぇ(CASES)。
日本
では10%
前後
(Wikipedia)。
・
生活環
・
終宿主
:
ネコ
:
ネコ
の
小腸上皮細胞
で有性・
無性生殖
糞便
に
オーシスト
の
排泄
・
中間宿主
:
ヒト
.
ブタ
を含むほ乳類と
鳥類
:
無性生殖
で
増殖
、
シスト
の
形成
急性期
の
増殖
盛んな
急増虫体
tachyzoite
と
シスト
内の
緩増虫体
bradyzoite
・
病原
、
病因
phathogenesis
・
緩増虫体
(
bradyzoite
)、
接合子嚢
(
oocyst
)
・
感染
経路
1.
オーシスト
の
経口摂取
2.
中間宿主
の生肉中の
シスト
の
経口摂取
3. 初
感染
妊婦からの経胎盤
感染
。既
感染
なら胎盤
感染
しないらしい(HIM.1306)
(4)移植臓器、
輸血
。
確率
は低い(at
low
rate
)(HIM.1306)
・
病態
1.
先天性
トキソプラズマ
症
congenital
toxoplasmosis
①
網脈絡膜炎
、 ②
水頭症
、 ③
脳内石灰化
、 ④
精神
・
運動障害
2.
後天性
トキソプラズマ
症
acquired
toxoplasmosis
(1)
健常者
・多くは不顕性
感染
。
発熱
、
リンパ
節腫脹、
皮疹
(
rash
)
・(少数例)
筋肉痛
、暈疼痛、
腹痛
、斑状丘疹状
皮疹
(
maculopapular
rash
)、
脳脊髄炎
、混乱(HIM.1308)
・(
まれ
)
肺炎
、
心筋炎
、
脳症
、
心膜炎
、
多発筋炎
・
網膜
、
脈絡叢
に
瘢痕
や、脳に小さい
炎症性
の
病変
を残すことあり(CASES)。
・急性
感染
の
症状
は数週間で
消失
筋肉
や
中枢神経系
に
緩増虫体
が
残存
(2)
HIV
感染
者、臓器移植例、
がん
化学療法例
シスト
内
緩増虫体
→
急増虫体
→
播種性
の多臓器
感染
AIDS
では、
トキソプラズマ
性
脳炎
が指標
疾患
AIDS
-defineing
illness
(CASES)
・
治療
(
日本
)
アセチルスピラマイシン
、
ファンシダール
(
感染
予防学 080521)
■
トキソプラズマ
脳炎
toxoplasmic
encephalitis
、
トキソプラズマ
脳症
cerebral
toxoplasosis
・
症状
発熱
、
頭痛
、混乱m、
痙攣
、
認知
の
障害
、局所神経
徴候
(
不全片麻痺
、
歯垢
、
脳神経損傷
、
視野欠損
、感覚喪失)(CASES)
・画像
検査
(
CT
,
MRI
)
多発性
、
両側性
、
ring
-enhancing
lesion
、特に
灰白質
-白質境界、
大脳基底核
、
脳幹
、
小脳
が冒されやすい(CASES)
・
鑑別診断
(臨床
症状
・
画像診断
の
所見
で)
リンパ
腫、
結核
、転移性
脳腫瘍
(CASES)
・
病歴
と画像
所見
からの
鑑別診断
リンパ
腫、
結核
、転移性
腫瘍
?
この
CT
が
cerebral
toxoplasmosis
に
特徴的
かは
不明
□
最後
に残る
疑問
AIDS
で
WBC
(
leukocyte
)の数はどうなるんだろう???
AIDS
の初診患者では
WBC
が低い人が多いらしいし()、
HIV
は
CD4
+ T
cell
と
macrophage
に
感染
して殺すから、
これによって
B
cell
は減るだろうし、
CD8
+ T
cell
も若干減少するだろうから
WBC
は減るんじゃないか?!
好中球
は
AIDS
とは
関係
ない?
好中球
は他の
感染
症に
反応性
に
増加
している?ちなみに、
好酸球
は
寄生虫
(
原虫
)の
感染
のために増える
傾向
にあるらしい(HIMのどこか)。
スルファジアジン
sulfadiazine
ピリメタミン
pyrimethamine
葉酸拮抗剤
である。
サルファ
剤と
併用
され、抗
トキソプラズマ
薬、抗ニューモシチス・
カリニ
薬として
相乗的
に働く。
ST
合剤
SMX
-
TMP
スルファメトキサゾール
・
トリメトプリム
合剤
sulfamethoxazole
and
trimethoprim
mixture
□
AIDS
の
定義
(
http://en.wikipedia.org/wiki/
CDC
_Class
ification
_System_for_
HIV
_Infection_in_Adults_and_
Adolescents
)
According to the
US
CDC
definition
, one has
AIDS
if
he/she is infected with
HIV
and
present
with one of the fol
lowing
:
A
CD4
+ T-
cell
count
be
low
200
cells
/μl (or a
CD4
+ T-
cell
percentage
of
total
lymphocytes
of
less
than
14%).
or he/she has one of the fol
lowing
defining
illnesses
:
01. Candidiasis of
bronchi
,
trachea
, or
lungs
02. Candidiasis
esophageal
03. Cervical
cancer
(
invasive
)
04. Coccidioidomycosis,
disseminated
or
extrapulmonary
05. Cryptococcosis,
extrapulmonary
06. Cryptosporidiosis,
chronic
intestinal
for longer
than
1
month
07. Cytomegalovirus
disease
(
other
than
liver
,
spleen
or
lymph
nodes)
08. Encephalopathy (
HIV
-related)
09. Herpes
simplex
:
chronic
ulcer
(s) (for
more
than
1
month
); or
bronchitis
,
pneumonitis
, or
esophagitis
10. Histoplasmosis,
disseminated
or
extrapulmonary
11. Isosporiasis,
chronic
intestinal
(for
more
than
1
month
)
12.
Kaposi
's
sarcoma
13. Lymphoma
Burkitt
's,
immunoblastic
or
primary
brain
14.
Mycobacterium
avium
complex
15.
Mycobacterium
,
other
species
,
disseminated
or
extrapulmonary
16.
Pneumocystis
carinii
pneumonia
17. Pneumonia (
recurrent
)
18. Progressive multi
focal
leukoencephalopathy
19.
Salmonella
septicemia
(
recurrent
)
20. Toxoplasmosis of the
brain
21. Tuberculosis
22. Wasting
syndrome
due to
HIV
People
who
are not infected with
HIV
may
also
develop
these conditions; this does not
mean
they
have
AIDS
. However,
when
an
individual
presents
laboratory
evidence
against
HIV
infection
, a
diagnosis
of
AIDS
is ruled out un
less
the
patient
has not:
undergone
high
-
dose
corticoid
therapy
or
other
immunosuppressive
/
cytotoxic
therapy
in the three
months
before
the
onset
of the
indicator
disease
OR
been diagnosed with
Hodgkin
's
disease
,
non
-
Hodgkin
's
lymphoma
,
lymphocytic
leukemia
,
multiple
myeloma
, or
any
cancer
of
lymphoreticular
or
histiocytic
tissue
, or angio
immunoblastic
lymphoadenopathy
OR
a
genetic
immunodeficiency
syndrome
atypical
of
HIV
infection
,
such
as one involving hypogamma globulinemia
AND
the
individual
has had
Pneumocystis
carinii
pneumonia
OR
one of the
above
defining
illnesses
AND a
CD4
+ T-
cell
count
be
low
200
cells
/μl (or a
CD4
+ T-
cell
percentage
of
total
lymphocytes
of
less
than
14%).
□
AIDS
のステージング
Revised World Health Organization (
WHO
) Clinical Staging of
HIV
/
AIDS
For Adults and
Adolescents
(2005)
http://en.wikipedia.org/wiki/
WHO
_Disease_Staging_System_for_
HIV
_Infection_and_Disease_in_Adults_and_
Adolescents
■
参考
文献
HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second
edition
IMD = 内科診断学第2版
「
スピラマイシン」
[★]
英
spiramycin
SPM
ラ
spiramycinum
関
アセチルスピラマイシン
抗菌薬
マクロライド系抗菌薬
http://www.chinaphar.com/1671-4083/25/1396.htm
商品名
スピラマイシン
会社名
サノフィ
成分
スピラマイシン
薬効分類
抗トキソプラズマ原虫剤
薬効
先天性トキソプラズマ症
の発症抑制を効能・効果とする新有効成分含有医薬品
【希少疾病用医薬品】
「
主としてグラム陽性菌,マイコプラズマに作用するもの」
[★]
商品
アセチルスピラマイシン
エリスロシン
エリスロマイシン
オーロライド
クラリシッド
クラリス
クラリスロマイシン
クラロイシン
ジスロマック
ジョサマイ
ジョサマイシン
マインベース
リカマイシン
リクモース
ルリシン
ルリッド
ロキシスロマイシン
ロキシマイン
ロキスリッド
ロキライド
「
acetylspiramycin」
[★]
アセチルスピラマイシン
「
アセチル」
[★]
英
acetyl
、
Ac
関
アクチニウム
「
ラマ」
[★]
英
llama
関
新世界ラクダ類