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- 1. 成人における急性下部消化管出血に対するアプローチapproach to acute lower gastrointestinal bleeding in adults [show details]
… CT angiography may be used to select patients with active bleeding for subsequent angiography or, less commonly, to localize the source prior to surgery. It is important that angiography be performed… (eg, painless hematochezia with diverticular bleeding, change in bowel habits with malignancy, abdominal pain with colitis). The physical examination should include an assessment of hemodynamic stability …
- 2. 腹腔動脈圧迫症候群celiac artery compression syndrome [show details]
…catheter-based arteriography . The abdominal imaging study is positive for celiac stenosis in a patient strongly suspected of having the disease based upon the clinical presentation. The abdominal imaging …
- 3. 上下肢の動脈疾患に対する非侵襲的診断noninvasive diagnosis of upper and lower extremity arterial disease [show details]
…vasculature include computed tomographic (CT) angiography, magnetic resonance (MR) angiography, and digital subtraction angiography (DSA). CT angiography provides high-resolution, contrast-enhanced images …
- 4. 腹部大動脈瘤の臨床的特徴および診断clinical features and diagnosis of abdominal aortic aneurysm [show details]
… Detection of an AAA by abdominal palpation is more likely when the aneurysm is large and when abdominal girth is small (waist <40 inches). The sensitivity and specificity of abdominal palpation for AAA as …
- 5. 腹部大動脈瘤の開腹手術による修復open surgical repair of abdominal aortic aneurysm [show details]
… Replacement of the abdominal aorta for the repair of abdominal aortic aneurysm (AAA) was first described in 1952 .… CT angiography is the imaging test of choice to evaluate the location (eg,…
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- 腹部血管造影検査執筆者:昭和大学病院医学部医学教育推進室教授 高木 康/昭和大学横浜市北部病院病院長 田口 進 膵臓がんや肝臓がんなどを調べる検査です。検査後は止血のため、カテーテル挿入部を6時間ほど圧迫し、ベッドで安静にする必要があります。
- 血管造影検査(アンギオグラフィ)とは. 血管にカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、カテーテルから造影剤を注入して目的部位の血管を描出する検査です。. カテーテルを目的部位の近くまで進めることにより、詳細な血管像を得ることが可能となります ...
- 血管造影検査とは、血管から造影剤を注入し、病変部の血管内をX線で連続撮影する検査法です。. 検査には主に、頭部(脳)血管造影、腹部血管造影、冠動脈造影(心臓カテーテル)などがありますが、最近では治療目的に実施されることが多くなってい ...
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[★]
- 以下の文を読み、62~64の問いに答えよ。
- 56歳の男性。心窩部痛を主訴に妻に伴われて来院した。
- 現病歴:昨晩、夕食後に心窩部痛と悪心とを自覚した。心窩部痛は次第に増強し、背部痛も伴うようになった。
- 既往歴:30歳代から肝機能障害を指摘されている。
- 生活歴:飲酒は日本酒3合/日を30年間。喫煙は20本/日を36年間。
- 家族歴:父親が胃癌、母親が高血圧。
- 現症:意識はやや混濁。身長168cm、体重58kg。体温37.8℃。呼吸数40/分、脈拍120/分、整。血圧100/56mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨隆して、上腹部に圧痛と抵抗とを認める。肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。
- 検査所見: 尿所見:蛋白(-)、糖1+。血液所見:赤血球450万、Hb12.6g/dl、Ht39%、白血球18,800(杆状核好中球61%、分葉核好中球10%、好酸球2%、好塩基球2%、単球5%、リンパ球20%)、血小板6.9万。血液生化学所見:HbA1c7.6%、総蛋白6.0g/dl、アルブミン3.2g/dl、クレアチニン2.8mg/dl、尿酸7.8mg/dl、総コレステロール180mg/dl、トリグリセリド140mg/dl、総ビリルビン1.2mg/dl、直接ビリルビン0.3mg/dl、AST130IU/l、ALT150IU/l、ALP380IU/l(基準115~359)、γ-GTP130IU/l(基準8~50)、アミラーゼ2,400IU/l(基準37~160)、Na142mEq/l、K4.0mEq/l、Cl 112mEq/l、P3.0mg/dl。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH7.41、HCO3- 26mEq/l。免疫学所見:CRP3.2mg/dl、CEA2.5ng//ml(基準5以下)、CA19-918U/ml(基準37以下)、CA125 120U/ml(基準35以下)。
[正答]
※国試ナビ4※ [103G061]←[国試_103]→[103G063]
[★]
- 次の文を読み、67~69の問いに答えよ。
- 76歳の男性。意識障害のため搬入された。
- 現病歴:1週前から食事摂取が不十分となり、隣人が心配して時々様子を見回っていた。本日、自宅で失禁状態で倒れているところを発見された。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 生活歴: 3年前に妻に先立たれ、一人暮らし。食事摂取は不規則で、麺類のみの食事のことが多い。日本酒3~5合を毎晩飲んでいる。
- 現症:意識は昏睡。体温34.4℃。呼吸数16/分。脈拍112/分、整。血圧104/60mmHg。皮膚は乾燥しており、前胸部にくも状血管腫を認める。顔面と下腿とに浮腫を認める。瞳孔は正円同大で対光反射は遅延している。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を5cm触知する。
- 検査所見:血液所見:赤血球314万、Hb10.2g/dl、白血球6,700、血小板9万。血液生化学所見:随時血糖102mg/dl、HbAaC5.2%(基準4.3~5.8)、総蛋白5.4g/dl、アルブミン、2.2g/dl、尿素窒素26.0mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、総ビリルビン2.0mg/dl、直接ビリルビン1.6mg/dl、AST162IU/l、ALT120IU/l、Na136mEq/l、K3.5mEq/l。胸部エックス線写真で心胸郭比60%。
[正答]
※国試ナビ4※ [102E068]←[国試_102]→[102F001]
[★]
- 32歳の男性。上腹部痛のため搬入された。2か月前の腹部超音波検査を含む健康診断で左腎嚢胞以外に異常はなかった。夕食後約2時間で、徐々に悪化する上腹部痛を自覚し、耐え難い痛みとなったため救急車を要請した。飲酒は日本酒3合/日を10年間。意識は清明。身長172cm、体重78kg。体温37.6℃。脈拍104/分、整。血圧132/74mmHg。SpO2 98%(room air)。腹部は平坦、心窩部に圧痛を認める。肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球469万、Hb 14.9g/dl、Ht45%、白血球16,300(桿状核好中球8%、分葉核好中球64%、好酸球2%、単球2%、リンパ球24%)、血小板21万。血液生化学所見:血糖120mg/dl、アルブミン3.9g/dl、尿素窒素12mg/dl、クレアチニン0.5mg/dl、総ビリルビン0.9mg/dl、AST 28IU/l、ALT 16IU/l、LD 925IU/l(基準176~353)、ALP 312IU/l(基準115~359)、γ-GTP 56IU/l(基準8~50)、アミラーゼ1,934IU/l(基準37~160)、Na 136mEq/l、K4.4mEq/l、Cl 100mEq/l、Ca 7.4mg/dl、CA19-9 12U/ml(基準37以下)。CRP 11mg/dl。動脈血ガス分析(room air):pH 7.34、PaCO2 29Torr、PaO2 98Torr、HCO3 -15mEq/l。絶食とし、輸液を開始した。腹部造影CT(別冊No.16)を別に示す。
- 次の対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107D034]←[国試_107]→[107D036]
[★]
- 次の文を読み、35、36の問いに答えよ。
- 42歳の男性。頻回の嘔吐のために来院した。
- 現病歴 : 2か月前から食後の上腹部膨満感が出現し、1週前から時々嘔吐するようになった。上腹部に重圧感を自覚することもあり、一昨日から嘔吐が頻回になり、黒っぽい便が出ている。吐物は食物残渣のみで、血液の混入はなかった。
- 既往歴 : 28歳時、十二指腸潰瘍に罹患し、服薬治療を行っていたが、再発を繰り返した。
- 現症 : 意識は清明。身長170cm、体重54kg。体温36.9℃。呼吸数12/分。脈拍124/分、整。血圧98/58mmHg。胸部に異常はない。腹部は平坦で、上腹部に圧痛を認める。腸雑音は正常である。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球242万、Hb6.5g/dl、Ht20%、血小板39万。血清生化学所見:総蛋白6.5g/dl、アルブミン3.8g/dl、尿素窒素42mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST38単位(基準40以下)、ALT33単位(基準35以下)、LDH360単位(基準176~353)。
[正答]
※国試ナビ4※ [097F035]←[国試_097]→[097F037]
[★]
- 次の文を読み、41、42の問いに答えよ。
- 42歳の男性。頻回の嘔吐を主訴に来院した。
- 現病歴: 2か月前から食後に上腹部膨満感が出現し、1週前から時々嘔吐するようになった。上腹部に重圧感を自覚することもあり、一昨日から嘔吐が頻回になり、黒っぽい便が出ている。吐物は食物残渣のみで、血液の混入はない。
- 既往歴: 28歳時、十二指腸潰瘍に罹患し服薬治療を受けていたが、再発を繰り返していた。
- 現症: 意識は清明。身長170cm、体重54kg。体温36.9℃。呼吸数12/分。脈拍124/分、整。血圧98/58mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、上腹部に圧痛を認める。腸雑音は正常である。
- 検査所見: 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
- 血液所見:赤血球242万、Hb6.5g/dl、Ht20%、血小板39万。
- 血清生化学所見:総蛋白6.5g/dl、アルブミン3.8g/dl、尿素窒素42mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST38IU/l、ALT33IU/l、LDH360IU/l(基準176~353)。
[正答]
※国試ナビ4※ [101D041]←[国試_101]→[101D043]
[★]
- 次の文を読み、63~65の問いに答えよ。
- 67歳の男性。交通事故で受傷したため搬入された。
- 現病歴:道路を歩いて横断中、自動車に衝突され跳ね飛ばされ転倒した。直ちに救急車が要請された。救急隊到着時、意識は清明で右殿部を痛がり、歩行不能であった。四肢に明らかな麻痺はなかった。救急車で救命救急センターに搬送された。
- 既往歴:高血圧症で内服治療中。
- 生活歴:妻と2人暮らし。定年退職後は無職。日常生活は自立し毎朝の散歩を日課にしていた。
- 家族歴:父親が高血圧性脳内出血で死亡。母親が認知症。
- 現症:病院到着時は不穏。体温3 6.0℃。心拍数 136/分、整。血圧 70/38mmHg。呼吸数 32/分。SpO2 95%(リザーバー付マスク10L/分100%酸素投与下)。右腰部に皮下出血がみられ、仙骨部に圧痛を認める。腹部は平坦で、軽度の反跳痛を認める。外尿道口から出血を認める。
- この患者にポータブルエックス線撮影を指示した。
- 次に優先すべき検査はどれか。
- a 腰椎MRI
- b 頭部単純CT
- c 腹部血管造影
- d 骨盤部造影CT
- e 迅速超音波検査(FAST)
[正答]
※国試ナビ4※ [109E062]←[国試_109]→[109E064]
[★]
- 75歳の男性。発熱を主訴に来院した。糖尿病腎症による腎不全のため10年前から血液透析療法を受けている。1か月前、内シャントが閉塞し透析を行うためカテーテルを2週間留置した。2週前から食欲不振と微熱が出現し、昨日、血液透析後から悪寒と戦慄とを伴う38℃台の発熱が出てきたため救急外来を受診した。脈拍 100/分、不整。血圧 100/60mmHg。今までに認められなかった心尖部を最強点とするⅢ/Ⅵの収縮期雑音を聴取する。血液所見:赤血球 320万、Hb 9.0g/dL、Ht 28%、白血球 10,500、血小板 9.8万。血液生化学所見:AST 34IU/L、ALT 9IU/L、LD 231IU/L(基準 176~353)、尿素窒素 35mg/dL、クレアチニン 5.0mg/dL。CRP 14mg/dL。血液培養の検体を提出した。
- 次に行う検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110A022]←[国試_110]→[110A024]
[★]
- 63歳の女性。血便を主訴に来院した。4か月前から便に血が混じるようになり、持続しているため心配して受診した。体温36.4℃。脈拍72/分、整。血圧124/66mmHg。血液所見:赤血球350万、Hb 10.3g/dl、Ht 30%、白血球6,600、血小板35万。血液生化学所見:総蛋白6.2g/dl、アルブミン3.3g/dl、AST 25IU/l、ALT 33IU/l、LD 300IU/l(基準176~353)。注腸造影像(別冊No.7A)と肛門縁から3cmの部位の大腸内視鏡像(別冊No.7B)とを別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [107H027]←[国試_107]→[107H029]
[★]
- 25歳の男性。吐血を主訴に来院した。友人と酒を飲み、トイレで嘔吐した。最初の吐物は食物残渣であったが、2、3回嘔吐を繰り返すうちに血液を嘔吐した。便器が赤くなるほどの量だったので驚いて受診した。体温36.2℃。脈拍88/分。血圧128/72mmHg。眼瞼結膜に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。腸雑音は軽度亢進している。直腸指診で異常を認めない。
- 診断に最も有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107G054]←[国試_107]→[107G056]
[★]
- 42歳の男性。大量飲酒し3時間後に激しい上腹部痛と嘔吐とをきたしたため来院した。血液所見:赤血球450万、白血球13,000、血小板18万。血清生化学所見:尿素窒素15mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、総ビリルビン0.7mg/dl、AST42単位、ALT25単位、アルカリホスファターゼ230単位(基準260以下)、γ-GTP82単位(基準8~50)、アミラーゼ1,060単位(基準37~160)。診断に最も有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [099A028]←[国試_099]→[099A030]
[★]
- 72歳の男性。3日前から持続する腹痛と嘔吐とを主訴に来院した。徒歩にて来院したが.その後、腹痛が増悪し、外来処置室で横になっている。歩行はかろうじて可能である。40歳時に胃潰瘍で胃切除術を受けた。意識は清明。腹部は膨隆し、正中線上に手術痕がある。腸蠕動音は亢進し腹部全体に圧痛を認める。
まず行うべき検査はどれか。
- a 腹部エックス線撮影
- b 腹部血管造影
- c 上部消化管バリウム造影
- d 腹部MRI
- e 下部消化管内視鏡検査
[正答]
※国試ナビ4※ [105F020]←[国試_105]→[105F022]
[★]
- 55歳の男性。一過性に意識消失したため搬入された。1週前から黒色便に気付いていた。意識は清明。顔面は蒼白。冷汗を認める。体温37.0℃。脈拍104/分、整。血圧 92/62 mmHg。血液所見:赤血球314万、Hb 10.4g/dl、白血球 10,600、血小板 22万。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air): pH 7.30、PaO2 82 Torr、PaCO2 36 Torr。
[正答]
※国試ナビ4※ [103E054]←[国試_103]→[103E056]
[★]
- 肝硬変患者の上部消化管内視鏡検査で胃静脈瘤が疑われた。診断の確定に最も有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097H029]←[国試_097]→[097H031]
[★]
- 英
- blood vessel, blood vessels
構造
- 内皮細胞(単層扁平上皮細胞)
- 基底板
- 内皮下結合組織(内皮下層 subendothelial layer):疎性結合組織、縦走平滑筋
- 内弾性板
分類
[★]
- 英
- abdomen
腹部の9つの領域
- M.111
RH right hypochondriac 右下肋部
|
E epigastric 上胃部
|
LH left hypochondriac 左下肋部
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RL right lumbar 右側腹部
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U umbilical 臍部
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LL left lumbar 左側腹部
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RI right inguinal 右鼡径部
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P pubic 恥骨部
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LI left inguinal 左鼡径部
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腹腔を仕切る2つの面
腹部の4つの領域
- (M.112)
- 身体所見を記述するために、4つの領域で分ける
- 水平面
- 垂直面
[★]
- 英
- angiography
- 同
- 血管撮影、アンギオグラフィ
[★]
- 英
- imaging
- 関
- イメージング、画像処理、画像診断、造影法、画像法
[★]
- 英
- shadow
- 関
- 陰影