プロカテロール
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- 総称名 エステルチン 一般名 プロカテロール塩酸塩水和物 欧文一般名 Procaterol Hydrochloride Hydrate 製剤名 シロップ用プロカテロール塩酸塩水和物 薬効分類名 気管支拡張剤 薬効分類番号 2259 KEGG DRUG D05366 商品一覧 相互作用情報
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エステルチンドライシロップ0.01%
組成
成分・分量
添加物
禁忌
効能または効果
- 下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解
- 気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎、喘息様気管支炎
- 通常、成人にはプロカテロール塩酸塩水和物として1回50μg(ドライシロップとして0.5g)を1日1回就寝前ないしは1日2回、朝及び就寝前に用時溶解して経口投与する。
6歳以上の小児にはプロカテロール塩酸塩水和物として1回25μg(ドライシロップとして0.25g)を1日1回就寝前ないしは1日2回、朝及び就寝前に用時溶解して経口投与する。
6歳未満の乳幼児にはプロカテロール塩酸塩水和物として1回1.25μg/kg(ドライシロップとして0.0125g/kg)を1日2回、朝及び就寝前ないしは1日3回、朝、昼及び就寝前に用時溶解して経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- <参考>本剤の1回投与量換算表(6歳未満の乳幼児)
体重 |
1回投与量 |
4kg |
0.05g |
6kg |
0.07g |
8kg |
0.10g |
10kg |
0.12g |
12kg |
0.15g |
14kg |
0.17g |
16kg |
0.20g |
18kg |
0.22g |
20kg |
0.25g |
慎重投与
- 甲状腺機能亢進症[甲状腺機能亢進症が増悪することがある。]
- 高血圧[血圧が上昇することがある。]
- 心疾患[動悸、不整脈、症状の増悪等があらわれることがある。]
- 糖尿病[糖尿病が増悪することがある。]
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
頻度不明
- ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 頻度不明
- 重篤な血清カリウム値の低下が報告されている。血清カリウム値の低下作用は、キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。更に、低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。このような場合には血清カリウム値をモニターすることが望ましい。
薬効薬理
- プロカテロール塩酸塩水和物は、選択性の高いアドレナリンβ2受容体作用薬で、気管支筋に作用し拡張を起こす。その作用強度はイソプレナリン、サルブタモールと同等あるいはそれら以上であり、作用持続はイソプレナリン、トリメトキノール、サルブタモールよりも長い。心循環器系のβ受容体(β1)と気道系のそれ(β2)に対する選択性に関してはトリメトキノールやサルブタモールよりもすぐれている。ヒスタミン遊離抑制作用などによる抗アレルギー作用を有する。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- プロカテロール塩酸塩水和物(Procaterol Hydrochloride Hydrate)
化学名
- 8-Hydroxy-5-{(1RS,2SR)-1-hydroxy-2-[(1-methylethyl)amino]butyl}-quinolin-2-(1H)-one monohydrochloride hemihydrate
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
水、ギ酸又はメタノールにやや溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
1.0gを水100mLに溶かした液のpHは4.0〜5.0である。
光によって徐々に着色する。
水溶液(1→20)は旋光性を示さない。
融点 約195℃(分解)
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- bronchodilator
- 関
- 気管支拡張薬
商品
[★]
- 英
- procaterol
- 化
- 塩酸プロカテロール, procaterol hydrochloride、塩酸プロカテロール水和物, プロカテロール塩酸塩水和物, procaterol hydrochloride hydrate
- 商
- エステルチン、エプカロール、カプテレノール、スタビント、ブリージン、プロカプチン、マーヨン、メチレフト、メプチン、レンブリス
- 関
- 気管支拡張剤
[★]
- 英
- id
- 独
- Es
- 同
- イド
- 関
- リビドー
- フリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデック(Georg・Groddeck)の『エスとの対話』("Gesellschaft")などで使われた用語で、彼と交流があったジークムント・フロイトが採用した精神分析学用語ともなった。(なお、1953年にジェイムズ・ストレイチーによるフロイト翻訳全集の英訳の際、エスはイド(ラテン語)と訳されアメリカ系の精神分析学で流布された。)自我参照。(wikipedia jaより)
参考
[★]
- 英
- rutin
- 同
- ルトシド rutoside
- 関
- ビタミンP