ツロブテロール
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
セキナリン錠1mg
組成
1錠中の有効成分:
添加物:
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースCa、無水ケイ酸、ステアリン酸Mg
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
下記疾患の気道閉塞性障害にもとづく呼吸困難など諸症状の緩解
- 気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、喘息性気管支炎、肺気腫、珪肺症、塵肺症
通常、成人1回1錠、1日2回経口投与する。
ただし、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
甲状腺機能亢進症の患者
高血圧症の患者
心疾患のある患者
糖尿病の患者
- [糖代謝が亢進し、血中グルコースが増加するおそれがある。]
高齢者
重大な副作用
(頻度不明)
- 重篤な血清カリウム値の低下:β2刺激薬により重篤な血清カリウム値の低下が報告されている。また、β2刺激薬による血清カリウム値の低下作用は、キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。さらに、低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。このような場合には血清カリウム値をモニターすることが望ましい。
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- bronchodilator
- 関
- 気管支拡張薬
商品
[★]
- 英
- tulobuterol
- 化
- ツロブテロール塩酸塩 塩酸ツロブテロール tulobuterol hydrochloride
- 商
- セキナリン、ツロブテン、ツロブニスト、ベラチン、ホクナリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3