クレンブテロール
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- 【医師・薬剤師監修】クレンブテロール塩酸塩錠10μg「タイヨー」の用法用量や効果、副作用、注意点をわかりやすく記載しています。添付文書も掲載しています。 ... 本剤との因果関係が否定できない副作用、頻度が不明な副作用など ...
- 成分(一般名) : クレンブテロール塩酸塩 製品例 : スピロペント錠10μg、スピロペント顆粒0.002% ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 : 気管支拡張剤・他/β刺激剤/持続性気管支拡張剤・腹圧性尿失禁治療剤
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※トニール錠10μg
禁忌
下部尿路が閉塞している患者
本剤に対して過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
下記疾患の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難など諸症状の緩解
気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎
下記疾患に伴う尿失禁
腹圧性尿失禁
気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎
- 通常、成人には1回クレンブテロール塩酸塩として20μg(本剤2錠)を1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。頓用として、通常、成人には1回クレンブテロール塩酸塩として20μg(本剤2錠)を経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
5歳以上の小児には、1回クレンブテロール塩酸塩として0.3μg/kgを1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。頓用として、5歳以上の小児には通常、1回クレンブテロール塩酸塩として0.3μg/kgを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤の頓用を反復しなければならない場合には、早急に医師の指示を受けさせること。
腹圧性尿失禁
- 通常、成人には1回クレンブテロール塩酸塩として20μg(本剤2錠)を1日2回、朝及び夕に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、60μg/日を上限とする。
慎重投与
甲状腺機能亢進症の患者
高血圧症の患者
心疾患のある患者
糖尿病の患者
高齢者
重大な副作用
(外国症例)
- 外国において、β2−刺激剤により重篤な血清カリウム値の低下が報告されている。また、β2−刺激剤による血清カリウム値の低下作用は、キサンチン誘導体、ステロイド剤、及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。さらに、低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。このような場合には血清カリウム値をモニターすることが望ましい。
薬効薬理
- クレンブテロール塩酸塩は、β2受容体刺激薬の第三世代に属し、持続性の気管支拡張作用を示す。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クレンブテロール塩酸塩
(Clenbuterol hydrochloride)
化学名
- (±)-1-(4-amino-3,5-dichlorophenyl)-2-(tert-butylamino) ethanol hydrochloride
分子式
分子量
性 状
- 本品は白色〜微黄色の結晶性の粉末で、においはない。
本品はメタノールに溶けやすく、水、エタノール(99.5)又は酢酸(100)にやや溶けやすく、アセトン、アセトニトリル、クロロホルム又は1,4‐ジオキサンに溶けにくく、トルエンに極めて溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→20)は旋光性がない。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- bronchodilator
- 関
- 気管支拡張薬
商品
[★]
- 英
- clenbuterol
- 化
- クレンブテロール塩酸塩 塩酸クレンブテロール clenbuterol hydrochloride
- 商
- スピロペント、トニール
- 関
- 気管支拡張剤
[★]
- 英
- hydrogen chloride
- 同
- 塩化水素
- 関
[★]
- 英
- hydrochloride
- 関
- ハイドロクロライド