トリメトキノール
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- 東和薬品株式会社のトスメリアン錠3mg(トリメトキノール塩酸塩水和物)について、薬価、写真、作用・効果、副作用、保管方法、医療者によるお薬の評価などを掲載しています。
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※トスメリアン錠3mg
組成
1錠中の有効成分:
- 日局 トリメトキノール塩酸塩水和物・・・・・3mg
添加物:
- 乳糖水和物、クエン酸Ca、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースCa、ステアリン酸Mg
効能または効果
下記疾患の気道閉塞性障害にもとづく諸症状の緩解
- 気管支喘息、慢性気管支炎、塵肺症
- 通常成人は1回トリメトキノール塩酸塩水和物として2〜4mg、1日2〜3回経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
甲状腺機能亢進症の患者
- [交感神経刺激作用により甲状腺機能亢進症を悪化させるおそれがある。]
高血圧症の患者
- [交感神経刺激作用により高血圧症状を悪化させるおそれがある。]
心疾患のある患者
- [交感神経刺激作用により心拍数が増加し、心臓に過負荷をかけることがあるため、症状を悪化させるおそれがある。]
糖尿病の患者
- [交感神経刺激作用により糖代謝を促進し、血中グルコースを増加させるおそれがある。]
重大な副作用
(頻度不明)
- β2刺激剤により重篤な血清カリウム値の低下が報告されている。また、β2刺激剤による血清カリウム値の低下作用は、キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。特に、低酸素血症においては、血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。このような場合には定期的に血清カリウム値を観察することが望ましい。
薬効薬理
- ※※アドレナリンβ2受容体に比較的選択的な作用薬である。気管支拡張作用はイソプレナリンよりもやや強く、作用持続も長い。心拍数増加などの心臓刺激作用(β1作用)や拡張期血圧低下作用(β2作用)などは、選択的β2作用薬サルブタモールよりやや強いが、イソプレナリンよりは弱い。ヒスタミン遊離抑制作用などによる抗アレルギー作用を有する3)。
有効成分に関する理化学的知見
- 約151℃(分解、ただし105℃で4時間減圧乾燥後)
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- bronchodilator
- 関
- 気管支拡張薬
商品
[★]
- 英
- trimetoquinol
- 化
- 塩酸トリメトキノール trimetoquinol hydrochloride
- 商
- イノリン、ベベロン、カルヨン、トスメリアン