- 英
- sucking reflex
- 同
- 吸い込み反射、吸飲反射、吸引反射、吸乳反射
- 関
- 原始反射
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 小児の嚥下運動 : 吸啜反射から舌癖小児の機能の観察法について(セミナー内容の紹介, 第4回顎口腔機能セミナー「咀嚼・嚥下機能の検査法」)
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- 2011年8月3日 ... 生後2~3ヶ月までに見られる反射のことを原始反射といいます。主な原始反射には、 赤ちゃんの手の平に大人の指などを入れるとギュッと握る把握反射(握り反射、手掌 把握反射)、赤ちゃんの口元に小指や乳首などを持っていくとチ吸う吸啜( ...
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★リンクテーブル★
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- 日齢2の新生児。黄疸のため救急車で搬入された。在胎 40週3日、出生体重 3,126g、Apgarスコア7点(1分)、9点(5分)であった。生後6時間から完全母乳栄養を開始した。生後24時間から黄疸を認めたため1面で光線療法を開始したが生後48時間でのビリルビン値が30mg/dLのため救急車を要請し、NICUに入院となった。傾眠傾向である。体温 37.3℃。心拍数 140/分、整。呼吸数 40/分。大泉門は陥没し、心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。吸啜反射、Moro反射は減弱し、四肢の筋緊張はやや低下している。血液所見:赤血球 380万、Hb 12.0g/dL、Ht 30%、網赤血球 5%、血小板 40万。血液生化学所見:総蛋白 7.0g/dL、アルブミン 3.5g/dL、総ビリルビン 29.5mg/dL、直接ビリルビン 1.5mg/dL、AST 12U/L、ALT 15U/L、LD 990U/L(基準値 311~737)。母親の血液型はO型RhD(+)、児A型RhD(+)。
- 適切な対応はどれか。
- a 血漿交換
- b 交換輸血
- c アルブミン投与
- d 多面照射光線療法
- e ガンマグロブリン投与
[正答]
※国試ナビ4※ [114F052]←[国試_114]→[114F054]
[★]
- 生後2時間の新生児。在胎40週O日、出生体重2,000g、Apgarスコア8点(1分)、8点(5分)で出生した。生後2時間で四肢を小刻みに震わせることが頻回にあった。体温 36.5℃。心拍数 120/分、整。呼吸数 40/分。下肢のSpO2 98%(room air)。大泉門は平坦。心雑音を聴取せず、呼吸音に異常を認めない。筋緊張は正常で、Moro反射と吸啜反射とを正常に認める。出生後は排尿を認めていない。
- 直ちに行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112C032]←[国試_112]→[112C034]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [108G010]←[国試_108]→[108G012]
[★]
- 生来健康で成長・発達に異常を指摘されたことがない4歳の女児に認められる反射はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107E016]←[国試_107]→[107E018]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [101B083]←[国試_101]→[101B085]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [098G050]←[国試_098]→[098G052]
[★]
- 英
- neonate
- 同
- 新産児 newborn
- 関
- 胎児 fetus,乳児 infant
- neonatal, newborn, newborn animal, newborn infant
定義
- 早期新生児期:出生後1週未満
- 後期新生児期:7日から28日未満
出生後にみとめられるもの
- 098G051
- 吸啜反射:出生時より
- 胎便:出生直後-3日頃
- 生理的黄疸:出生後2-3日に出現。出生後4-6日にピーク ← 出生時~出生後24時間内の黄疸は病的
- 生理的体重減少:出生後3-4日で最大。
- 臍帯の脱落:出生後5-7日
解剖
生理
腎機能
免疫
- 細胞性免疫>液性免疫
- 在胎26-33週に移行した母体のIgGによる受動免疫で感染から防御している。
- 出生後5ヶ月で消失
血液
- Ht:50-55%:生後細胞外液の喪失に伴い上昇、8日で生後の値にもどり、3ヶ月に最も低くなる。
- Hb:17-19g/dL
- 白血球:9,000-30,000/mm3
- 血小板:10-28万/mm3 (SPE.74)
身体所見
身体の大きさ
- QB.P-329
- 前後径、肩幅:11cm
- 大横径、小斜径、殿幅:9cm
- 体重:3300g
- 頭囲:33cm
- 胸囲:33cm
呼吸器
- SPE.78
- 腹式呼吸
- 呼吸数:40-50/分 (早産児ではこれより早く、5-10秒の呼吸停止を挟む呼吸)
- 聴診:呼吸音は胸壁が薄いためよく聴取され、高調である。
経過観察できる所見
- QB.O-76改変
診察箇所と疑われる疾患
- SPE.77
出生体重による分類
- 高出生体重児 high birth weight infant
- 巨大児 giant baby : 4000g以上
- 超巨大児 exceptionally large baby : 4500g以上
- 正出生体重児 normal birth weight infant :2500g以上、4000g未満
- 低出生体重児 low birth weight infant : 2500g未満
- 極低出生体重児 very low birth weight infant : 1500g未満
- 超低出生体重児 extremely low birth weight infant : 1000g未満
身長、体重による区分
- SPE.48
- 日本での定義/体重のみで評価
- light for gestational age infant / light for dates infant : 体重が10パーセンタイル未満の児
- apropriate for gestational age infant AGA infant : 体重が10パーセンタイル以上の児 かつ 体重が90パーセンタイル未満の児
- heavy for gestational age infant :体重が90パーセンタイル以上の児
- 参考1
- 体重による評価
- light for date LFD
- appropriate for date AFD
- hearve for date
- 参考1
- 身長と体重による評価
- small for date SFD / small for gestational age SGA
- large for date? LFD? / large for gestational age? LGA?
成熟新生児の身体所見
- 参考2 G10.M235 SPE.78 など
- 大泉門は開存(4x4cm)しており、小泉門は小さい
- 産瘤(経腟分娩による場合)
- 頭頂部方向に長く変形(児が後頭位であって、経腟分娩により出生した典型的な場合)
- 骨重積(産瘤、頭部変形、骨重積は2日程度で戻る)(経腟分娩による場合)
- 頭髪の長さは2cm前後
- 耳介の巻き込み
- 面疱は鼻に限局
- うぶ毛は背中、肩甲部に限局 ← 未成熟の場合、うぶ毛は多い
- 皮膚は厚く、血管は透けない
- 足底にしわを認める ← 未成熟の場合、しわは少ない
- 四肢に浮腫を認めない
- 関節屈曲部に胎脂が残る
新生児と疾患
在胎週数と疾患
参考
- 1. C.産婦人科検査法 14.胎児発育・児体重推定 - 日産婦誌59巻6号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5906-168.pdf
- http://www.hogarakana.jp/study/index.php?ID=55
国試
[★]
- 英
- primitive reflex
- 関
- 反射
- 新生児期にみられ、中枢神経系の発達と共にやがて消失する反射
- 中枢神経系の発達の指標となる
- 原始反射の欠如は中枢神経系の障害を示す。
- 左右非対称性な原始反射は末梢性運動神経障害を示す。
- 原始反射消失の遅延は中枢性の運動神経の発達障害を意味する。
原始反射 (出典不明)
[★]
- 英
- reflex
- 関
- 反射の一覧
反射中枢の存在レベルによる分類
構成要素からの分類
- cf.原始反射
原始反射
- 生命維持のためにする反射
- 正常な新生児において特徴的に観察される反射的行動を総称してこう呼ぶ。
原始反射の例
- 乳さがし反射: 口の片側を触られると、赤ん坊の頭がそちらのほうを向くという反射。
- 吸啜反射: 赤ん坊の口の中にものを入れると、すぐにそれを吸い始めるという反射。
- モロー反射: 赤ん坊の背中と頭を支えて仰向けにした状態で、上体を数cm上方に起こし、手で支えながら急に頭部を落下させると、両手と両足を左右対称的に外側に伸ばし、それに続いてゆっくりと抱き込むような上肢の運動が見られる反射。大きな音などで驚いたときにも見られる。
- バビンスキー反射: 足の裏の外縁をゆっくりと踵からつま先に向かってこすることにより、母趾(おやゆび)が背屈し他の4趾が開く(開扇現象)反射。
参考(読んでおく)
[反射]
[★]
- 日
- きゅうてつ
- 関
- 吸啜反射