- 38歳の男性。意識障害のため仲間に伴われて救急車で搬入された。本日、海で水深30m程度のスキューバ潜水を楽しんでいた。2回目に浮上したとき、約5分後に全身倦怠感を訴え、意識を消失した。搬入時は意識は清明で、顔面腫脹、両上肢の感覚低下および両下肢の運動麻痺と感覚低下とを認める。血液所見:赤血球560万、Hb20.2g/dl、Ht61%、白血球8,800。胸部エックス線写真に異常はなく、心電図は正常範囲である。
- 適切な治療法はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 11か月の乳児。けいれん重積状態のため母親に伴われて救急車で搬入された。月産期に特別な異常はなかった。定頚4か月、定坐7か月、つかまり立ち10か月。今まで発熱時に約5分間持続するけいれん発作を2回経験している。3日前から咳嗽があった。本日、39℃の発熱とともに仝身けいれん発作が出現し、発作と休止を繰り返している。口内分泌物が増加し、チアノーゼを認める。うっ血乳頭の所見はない。
- 直ちに行うべき処置はどれか。
[正答]
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[★]
- 26歳の男性。オートバイで走行中転倒し、喉を強打して救急車で来院した。意識は清明であるが、声は出しにくく、疼痛、血痰および強い呼吸困難を認める。体温37.0℃。脈拍96/分、整。血圧140/86mmHg。他め身体部位に打撲はない。喉頭ファイバー検査で喉頭部の出血と粘膜腫脹とを認め、両側声帯の動きが悪い。頭部単純CTで甲状軟骨の骨折・偏位を認める。
- この患者に最も適切な対応はどれか。
[正答]
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