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- insulin injection
- 関
- インスリン注射
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- インスリン投与量との関連 (特集 病棟で起こりがちな インスリン事故回避のツボ)
- インスリン投与デバイスの進歩とメモリー表示機能付きインスリン注入器
- 重篤な低カリウム血症を呈した糖尿病性ケトアシドーシスの1例:Stewart法による酸塩基平衡解析
- 笠置 智道,高見 和久,山田 明子,坂井 聡美,原 高志,酒井 勝央,安田 圭吾,今井 裕一
- 糖尿病 58(5), 336-341, 2015
- … 生活が続き,反復する嘔吐と共に意識状態が悪化し救急搬送された.糖尿病性ケトアシドーシスと診断しインスリン持続投与を開始.それに伴い血清K値は入院時の2.7 mEq/lから1.3 mEq/lまで低下したため,インスリン投与を一時中断しその間72時間で計660 mEqのKを補充した.その後血中ケトン体は減少するもアシデミアがさらに進行し,低Alb血症,低P血症を伴い複雑な酸塩基平衡異常を呈した.Stewartのphysicochemical …
- NAID 130005073068
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- 糖尿病の症状、食事、運動、検査、治療方法、合併症など幅広く解説。血糖値のコントロールをサポートするコンテンツもあります。 ... 東京女子医科大学糖尿病センター 岩﨑 直子 インスリンの投与回数や製剤の種類は、なぜひとり ...
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- 次の文を読み、28~30の問いに答えよ。
- 68歳の男性。呼吸困難を訴えて来院した。
- 現病歴 : 4年前に慢性閉塞性肺疾患の診断を受け、定期的に診察を受けている。1週前に上気道炎に罹患し、その後呼吸困難が増悪した。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 生活歴:喫煙歴は40本/日を20歳から40年間。
- 現症 : 意識は清明。身長168cm、体重58kg。呼吸数24/分。脈拍120/分、整。血圧130/90mmHg。両側頚静脈の怒張を認める。胸部の聴診でⅡ音の亢進を認め、両肺に軽度のwheezesを聴取する。腹部では肝を右肋骨弓下に6cm触知する。下肢に浮腫を認める。神経学的所見に異常はない。
- 検査所見 : 血液所見:赤血球460万、Hb 15.0g/dl、Ht44%、白血球12,500、血小板42万。血清生化学所見:血糖170mg/dl、Na138mEq/l、K3.5mEq/l、Cl 110mEq/l。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air):pH 7.36、PaO2 54Torr、PaCO2 72Torr、BE+11mEq/l。
- 治療経過 : 経鼻酸素5l/分を開始し、静脈路を確保して利尿薬を投与した。30分後に意識レベルが低下してきた。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C029]←[国試_098]→[098D001]
[★]
- 次の文を読み、28~30の問いに答えよ。
- 60歳の女性。2週前からの顔面と下腿とのむくみを訴え来院し、精査のため入院した。
- 現病歴 : 40歳時の健康診断で尿糖を指摘されたが放置した。50歳ころから高血圧、軽度の蛋白尿および尿糖を指摘されたが、食塩摂取を制限する以外に特に治療を受けなかった。
- 既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長154cm、体重65kg。血圧186/94mmHg。眼瞼と下腿とに浮腫を認める。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白3+、糖3+、潜血2+。血清生化学所見:空腹時血糖260mg/dl、アルブミン2.4g/dl、クレアチニン1.6mg/dl、総コレステロール350mg/dl。入院後に施行した腎生検組織のPAS染色標本を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [095H028]←[国試_095]→[095H030]
[★]
- 次の文を読み、37,38の問いに答えよ。
- 35歳の2回経妊、未産婦、尿等持続のため近医から紹介されて来院した。
- 現病歴:現在妊娠20週。定期妊娠健康診査を受けていたが、尿糖以外、特に異常は指摘されなかった。
- 現症:身長160cm、体重80kg。体温36。5℃。脈拍80/分、整。血圧104/64mmHg.胸部の打聴診で異状を認めない。子宮底長18cm、胸囲95cm。胎児心拍数140/分。
- 内診所見:子宮は成人頭大、軟、子宮口閉鎖、展退度0%。膣分泌物は白色、少量。
- 検査所見:尿所見:比重1.030、蛋白(-)、糖2+、沈渣異常なし。血液所見:赤血球430万、Hb12.5g/dl、層蛋白6.0g/dl、尿素窒素10mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl。
- 75gブドウ糖負荷試験で静脈血前値104mg/dl、1時間値200mg/dl、2時間値160 mg/dl の結果を得た。この妊婦でまず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F037]←[国試_098]→[098F039]
[★]
- 72歳の女性。感冒様症状が出現し、早朝から傾眠がちとなり、意識レベルも低下したため、救急車で搬入された。20歳の時、肺結核のため胸郭形成術を受けた。5年前から慢性呼吸不全で在宅酸素療法を受けている。体温37.2℃。呼吸数10/分。脈拍100/分、整。血圧150/70mmHg。血清生化学所見:血糖160mg/dl、尿素窒素35mg/d7、AST45単位(基準40以下)、ALT37単位(基準35以下)、アンモニア50μg/dl(基準18~48)。動脈血ガス分析(自発呼吸、経鼻カニューラ0211/分):pH7.27、PaO2 40Torr、PaC02 90Torr。
[正答]
※国試ナビ4※ [097I024]←[国試_097]→[097I026]
[★]
- 45歳の男性。会社の健康診断で初めて尿糖陽性を指摘され来院した。身長175cm、体重90kg。血圧144/86mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖2+。血液生化学所見:随時血糖280mg/dl、HbA1c 7.5%(基準4.3~5.8)、総コレステロール230mg/dl。トリグリセライド165mg/dl。まず行うのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I058]←[国試_102]→[102I060]
[★]
- a 注射部位をよく揉む。
- b インスリン投与に用いる。
- c 注射後24時間は入浴を控える。
- d 血液の逆流を確かめてから注入する。
- e 刺入後は皮膚の表面と平行に針を進める。
[正答]
※国試ナビ4※ [111H008]←[国試_111]→[111H010]
[★]
- 英
- insulin injection
- 関
- インスリン投与
[★]
[★]
- 英
- insulin (Z)
- 同
- immunoreactive insulin IRI ← ELISAを利用して定量されるインスリン(臨床検査医学)
- 関
- インスリン製剤、インスリン受容体
- レギュラーインスリン、1型インスリン
分類
性状
産生組織
- プレプロインスリンの生合成@粗面小胞体 → プレプロインスリン -(切断@小胞体)→ プロインスリンはゴルジ体に輸送 -(切断@ゴルジ体小胞体)→ インスリン
標的組織
作用
- 全般的な傾向として、同化作用↑、異化作用↓(糖新生↓)
-
- 肝臓・筋肉でNa-Kポンプを活性化(PT. 482)。Na/H交換体、Na-K-2Cl共輸送体、Na/K-ATPaseを活性化。
- 高カリウム血症の治療にはインスリン&グルコースの投与
- 肝細胞でグリコーゲン合成↑
- アミノ酸取り込み↑→タンパク質合成↑
- 脂肪合成↑
- 脂肪分解↓
分泌の調節
-
- 細胞外K濃度↑→膵臓β細胞脱分極→インスリン分泌↑
-
- 細胞外K濃度↓→膵臓β細胞再分極→インスリン分泌↓
分泌機構
- 1. グルコース→解糖系→ATP↑→KATP閉鎖→脱分極→VDCC解放→[Ca2+]i↑→インスリン開口分泌*2a. ペプチドホルモン→Gsα活性化→AC↑→cAMP↑→PKA↑→インスリン開口分泌
- 2b. ノルアドレナリン→Giα活性化→AC↓→cAMP↓→PKA↓→インスリン分泌抑制
- 3. アセチルコリン→PLC活性化→
→IP3↑→[Ca2+]i↑→インスリン開口分泌
→DAG↑→PKC活性化→インスリン開口分泌
作用機序
臨床関連
- インスリン作用不足による代謝障害
- 血漿中:ブドウ糖↑、アミノ酸↑、遊離脂肪酸↑、ケトン体↑
- →インスリン抵抗性
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- administration
- ラ
- administrationis
- 同
- 投薬 medication
経路
- 経口 PO peroral
- 静注 IV intravenous administration
- 筋注 IM intramuscular injection
- 皮下 SC subcutaneous
- 直腸 rectal