- 英
- drug therapy, pharmacotherapy, drug therapeutics
WordNet
- the act of treating with medicines or remedies
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- 〈C〉〈U〉薬剤,医薬品 / 〈U〉薬剤を添加(投入)すること;薬物治療
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/12/04 16:40:35」(JST)
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薬物治療(やくぶつちりょう、pharmacotherapy)とは薬を使用して行う医学的な治療のことである。
概要
医学的に行われる治療には、手術や心理療法などの様々な治療があるが、そのなかで薬物を患者に投与する治療を総称して薬物治療とよぶ。薬物を患者に投与することで、病気の治癒、または患者のQOLの改善を目指す治療である。殺細胞作用を持つ物質を使用する、主として癌に対して行う薬物治療を特に化学療法(chemotherapy)と呼ぶ。
関連項目
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- これだけは知っておきたい痛みの非薬物療法・ケア : がん患者さんの心の裏を読みとく! (特集 入院患者の痛みの診かた : がん疼痛、術後、リウマチ、原因不明な痛みへの対処、鎮痛薬の使い分けなど、身近な疑問に答えます!)
- 質疑応答 Pro⇔Pro 内科:腎臓 片側腎動脈狭窄患者におけるPTRAと薬物療法の選択
- 外来がん患者をサポートするマネジメント : 情報提供や経口抗がん薬への関わりを中心に (特集 医師とともに実践する! 一歩進んだ薬学的介入)
- 吉村 知哲
- 月刊薬事 = The pharmaceuticals monthly 57(5), 701-706, 2015-05
- NAID 40020467148
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- 知恵蔵2012 薬物療法の用語解説 - 大脳を主とした中枢神経系に作用する向精神薬を 使用し、精神疾患の症状を改善することを目的とする。抗精神病薬は統合失調症に対し て用いられ、脳内のドーパミンを中心とした神経伝達物質が過剰に働いているのを抑制 ...
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★リンクテーブル★
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- 55歳の女性。意識障害のため搬入された。4か月前から時々右腹関節部の痛みを感じていた。10日前から発熱と食欲低下とがあったが放置していた。本日急に意識障害が生じ、家族が救急車を要請した。15年前から関節リウマチの診断で非ステロイド性抗炎症薬とプレドニゾロン5mg/日とを服用している。糖尿病とアルコール依存とを指摘されているが放置していた。意識レベルはJCS II-30。身長 155cm、体重 42kg。体温 34.0℃。呼吸数 24/分。脈拍 112/分、整。血圧 90/40mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。皮膚は冷たく湿潤し、右中腹部~大腿に握雪感がある。尿所見: 尿道カテーテルから10ml採取、著しく混濁している。血液所見: 赤血球 305万、Hb 8.6g/dl、Ht 25%、白血球 37,100(桿状核好中球33%、分業核好中球55%、好酸球0%、好塩基球0%、単球3%、リンパ球9%)、血小板 8.2万、PT 22.9秒(基準10-14)。血液生化学所見:血糖 272mg/dl、総蛋白 4.8g/dl、アルブミン 1.9g/dl、尿素窒素 101mg/dl、クレアチニン 4.2mg/dl、総ビリルビン 0.3mg/dl、AST 87IU/l、ALT 20IU/l、LD 945IU/l(基準176-353)、CK 585IU/l(基準30-140)、Na 116mEq/l、K 6.0mEq/l、Cl 87mEq/l、CRP 14.3mg/dl。大腿部の写真(別冊No.17A)、大腿部エックス線写真(別冊No.17B)及び腹部エックス線写真(別冊No.17C)を別に示す。保温を図るとともに静脈路を確保し、必要な薬物療法を開始した。
- 次に行う処置として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I064]←[国試_104]→[104I066]
[★]
- 次の文を読み、65~67の問いに答えよ。
- 33歳の女性。何もする気になれないことを主訴に夫に伴われて来院した。
- 現病歴:31歳時、運転中に突然、息苦しさ、動悸、冷汗およびめまいが出現し、気が遠のき、死ぬのではと恐怖に駆られて近医を受診した。処置を受けて発作は落ち着いたが、その後同様の発作がしばしば起こるようになり、内科、脳外科、婦人科および耳鼻科の受診を繰り返した。「また発作が起きるのでは」という心配も強くなった。次第に銀行やデパートやスーパーへも出かけられなくなった。ここ1年間は外出を極力控え家に閉じこもるようになった。徐々に気分が落ち込み、将来に悲観的となり、物事に興味を失い、家事もやりたくない。熟睡できず、食欲が落ち、体重が1年で8kg減少した。現在も発作は時々起こっている。
- 既往歴:月経前に体調不良となる傾向があった。
- 生活歴:生来明るい性格で、友人も多かった。高校卒業後、事務職として働いていた。22歳時に結婚し、2児を育て専業主婦として過ごしていた。
- 現症:意見は清明。身長162cm、体重45kg。体温36.5℃。脈拍72/分、整。血圧120/76mmHg。
- a. 自殺念慮の有無を問う。
- b. 外出訓練を勧める。
- c. 薬物療法を勧める。
- d. 回復を保証する。
- e. 休養を勧める。
[正答]
※国試ナビ4※ [103G065]←[国試_103]→[103G067]
[★]
- 8歳の男児。落ち着きのなさを主訴に母親に連れられて来院した。幼児期から落ち着きのなさが認められ、遊びでも順番やルールを守ることができなかった。授業中に席を離れることがあり、家では宿題を嫌がってなかなかやらない。成績は中程度であり、身体所見に異常を認めない。
- まず行うべき対応として適切なのはどれか。
- a 薬物療法を導入する。
- b 問題行動には厳しく叱責する。
- c 教室全体が見えるように一番後ろに座らせる。
- d 集中可能な持続時間を考慮して課題に取り組ませる。
- e 母親に対して大人になれば改善することを説明する。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A053]←[国試_109]→[109A055]
[★]
- 統合失調症の心理・社会的側面への配慮として適切なのはどれか。
- a 妄想は否定し根気強く説得する。
- b 患者にも家族にも病名は告知しない。
- c 幻覚については患者の体験を尊重する。
- d 幻覚妄想の治療として生活技能訓練を行う。
- e 薬物療法を終了してから心理・社会的治療を行う。
[正答]
※国試ナビ4※ [104F006]←[国試_104]→[104F008]
[★]
- a. 妊娠末期の妊婦への薬物投与では催奇性に注意する。
- b. 薬物アレルギーの既往に注意する。
- c. 麻薬は薬物依存性を生じる。
- d. 抗菌薬は薬物耐性を考慮する。
- e. 薬物と薬物との相互作用に注意する。
[正答]
※国試ナビ4※ [095E045]←[国試_095]→[095E047]
[★]
- a. 効果は一時的である。
- b. 就労支援は含まれない。
- c. 作業療法は入院中には行わない。
- d. 薬物療法と併用されることが多い。
- e. デイケアは外来患者には行わない。
[正答]
※国試ナビ4※ [102B020]←[国試_102]→[102B022]
[★]
- 5歳の女児。娘ののどが閉じているようだと心配した母親に連れられて来院した。生来健康であり、症状はない。口腔内の写真を以下に示す。頭部リンパ節腫大は認めない。
- 適切な対応はどれか。
※国試ナビ4※ [097F002]←[国試_097]→[097F004]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106D004]←[国試_106]→[106D006]
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- attend
- vt.
- ~に出席/参列する、(学校に)行く(go toより堅い語)
- The normal ECG and chest X-ray when he attended hospital after an episode do not rule out an intermittent conduction problem.
- (結果として)~に伴う
- ~に同行/同伴する、付き添う、仕える。往診する。~の世話をする、~に気をつける、見張る
- vi.
- 出席/参列/出勤する(at)
- 留意/注目/傾聴する(to)。身を入れる、勢力を注ぐ、心を傾注する(to)。世話をする、気を配る(to)
- 仕える、付きそう(on)。(危険・困難などが)伴う(on)
- productive
- outflow
- obstruction
-
- the clinical picture suggests obstruction to outflow from the stomach.(この臨床像は胃流出障害を示唆している)
- obstruction to outflow
- 流出障害
-
- the clinical picture suggests obstruction to outflow from the stomach.(この臨床像は胃流出障害を示唆している)
- aqueous outflow from the eye (眼球からの房水流出)
- retain
- re + tent (tineo=teneo) = to hold back
- 保持する、保有する、保留する、持ち続ける、維持する。(使用のために)確保しておく
- (ある場所に)保つ、保持する。(熱などを)保っている、失わないでいる
- 忘れないでいる、覚えている
- (弁護士・気腫・召使いなどを)雇っておく、抱える
- 使用/実行し続ける。(廃止しないで)そのままにしておく
- palliation
- n.
- 寛解、緩和
- volvulus
- 腸捻転
- bezoar
- 胃石
- malrotation
- 腸回転異常
- intussusception
- 腸重積
- succussion
- n.
- 強く揺り動かすこと、強く揺れること
- splash
- n.
- はね返し、はねかけ。はねかす音。
- どっと流れる水。
- □unit
- 1 unit = 10 ml of ethanol
- □350ml アルコール5%
- 350x0.05/10=1.75 unit
- http://pohwa.adam.ne.jp/you/hobby/ryori/sake2.html
- 1unitの量が国によって違う。純エタノール換算で、1英unitは8g=10ml(英糖尿病協会採用の数値)、1米unitは15g(20ml弱:1drinkとも)で、日本では10~14g程度(代謝熱量80Kcalが基準:食品成分表5訂版,2002)や20ないし23g(日本酒1合分)を1unitとしている。日本の医学界では1unit=20g(体積に換算すると25ml)を採用することが多いので、ここでもそれに従う。この基準(1unit=20g=25ml)で計算すると、40度のウィスキー1ショット(=1オンス:英液量オンスで28.41ml、米液量オンスで29.57ml、日本の1ショットで30ml)が約0.5unitとなる。5度のビールなら500mlでだいたい1unit(この、日本酒1合≒ウィスキーダブル≒ビール500cc≒1unitという関係は、覚えておくと便利かもしれない:ワインなどは日本酒に準じるので、1本750mlがだいたい4unit強である)。
- 主訴:体重減少
- (主訴にまつわる症状)
- ・4ヶ月で10kg減少、食欲の減少、嘔吐(頻度:次第に増えてきている。嘔吐物と量:何時間も前に食べたものを多量に嘔吐する)
- (主訴以外の症状)
- ・一ヶ月前から脱力感(部位:特に下肢で著しい(丘に登ったり、階段を上ったりするとき))
- 嗜好歴:喫煙 20/day、飲酒 10units/week (ビール 6本弱)
- 家族歴:なし
- 既往歴:高血圧(2年間β遮断薬で治療、4ヶ月前に服薬中止)
- 身体所見 examination
- バイタル:82/分、血圧 148/86 mmHg
- 全身:やせ、体調が悪そう(unwell)。
- 呼吸器、心血管系に異常なし
- 腹部:腫瘤触知せず、圧痛なし、振盪音/振水音を認める
- 検査所見 investigations
- 低値:ナトリウム、カリウム、クロライド、尿素
- 高値:重炭酸
- Q
- 1. これらの所見の説明は?
- 2. もっともな診断は?
- A
- ★
- 胃流出路の閉塞 = 食後の嘔吐 + 胃の振水音
- 高BUN + 低CRE → 脱水
- 低Na,Cl,H+ → 嘔吐
- HClの喪失 → 代謝性アルカローシス
- H:細胞内→外
- K:細胞外→内
- 従って、低カリウム血症 → 筋力低下・脱力
- ★
- 胃流出路の閉塞の原因:胃癌とか胃潰瘍による瘢痕
- 診断には上部消化管内視鏡・生検(組織診)、その後にCT(局所浸潤、転移巣検索)
- 治療法:腫瘍だったら腹腔鏡による腫瘍の摘出術。その他の場合は手術をしたり、薬物療法をしたり、、、
- 学習ポイント
- ・嘔吐・嘔気 nausea and vomiting DIF.321, vomitus DIF.449 IMD.351
- 解剖で考えよう。縦に解剖、横に病因
- 鼻咽頭 扁桃、外来異物
- 食道 アカラシア、逆流性食道炎、食道癌 ・・・嚥下困難があるはず
- 胃 胃炎、消化性潰瘍、胃癌、幽門部の病変(ポリープ、癌、潰瘍;胃の出口を閉塞させる)。子供だったら幽門狭窄症
- 十二指腸:潰瘍、十二指腸炎、Billroth II法による輸出脚の閉塞、Billroth I/II法によるダンピング症候群。胆汁性胃炎も原因となる。
- 小腸:小腸閉塞(腸重積、腸回転異常症、胃石症、癌腫、限局性回腸炎)
- 結腸:潰瘍性大腸炎、アメーバ症、腫瘍男。腸間膜動脈血栓症、
- 消化管全体:Strongyloides, Ascaris, Taenia solium
- ・β遮断薬の服用中止で何が起こる?
- 狭心症や発作性の高血圧。
- なんでやめたんだろう? → 副作用:(1%程度に)めまい、全身倦怠感、頭痛、徐脈が出現
- ・振盪音
- 腹水や胃内容物の貯留によって聴取される。
- ・BUN高値、Cre低値
- suggest a degree of dehydration
・BUN
- ==検査値の異常 (異常値の出るメカニズム第5版 p.144)==
- ===BUN上昇===
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- 関
- drug therapy、drug treatment、medicate、medication、pharmacotherapeutic、pharmacotherapy、therapeutics
[★]
- 英
- drug therapy、pharmacotherapeutics、medicate、pharmacotherapeutic
- 関
- 化学療法、投薬、薬物療法、薬物療法学、薬物適用
[★]
- 関
- drug therapy、medication、pharmacotherapeutics、pharmacotherapy
[★]
- 同
- medications
- 関
- drugs
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- 英
- therapeutics、pharmacotherapeutics、pharmacotherapeutic
- 関
- 治療学、薬物療法、薬物治療
-therapeutics
[★]
- 英
- combination drug therapy
- 関
- 併用療法、多剤化学療法、多剤併用化学療法
[★]
- 英
- drug, medication, medicament
- 同
- 薬
- 関
- 薬物中毒、薬物依存、薬物濫用
- 剤、処方、ドラッグ、麻薬、薬剤、薬剤負荷、薬物療法、薬物適用、薬品
[★]
- 英
- method、law
- 関
- 測定法、測定方法、訴訟、方法、法律学、手法、方式、法律
[★]
- 英
- therapy、regimen、cure、remedy、therapeutic