- 1か月の乳児。健康診査で黄疸を指摘されたので来院した。在胎40週、身長50cm、体重3,000gで出生した。周産期に異常はなく、黄疸は日齢2に出現した。母乳栄養で哺乳時間は10~20分である。排便回数は1日3回で、便は軟らかく黄色である。機嫌は良好である。身長55cm、体重4,500g。体温37.2℃。脈拍120/分、整。皮膚と眼球結膜とに黄疸を認める。腹部はやや膨隆し、肝を右肋骨弓下に1cm触知する。脾は触知しない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ビリルビン(-)。血液所見:赤血球400万、Hb12.0g/dl、Ht36%、白血球11,900、血小板32万。血清生化学所見:血糖80mg/dl、総蛋白7.0g/dl、総ビリルビン6.8mg/dl、直接ビリルビン0.3mg/dl、AST35単位(基準40以下)、ALT30単位(基準35以下)。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 53歳の男性。早期胃癌の診断を受け、主治医からの手術前の説明を受けに夫妻で訪れた。主治医は、手術内容と予後とを丁寧に説明し、夫妻は5年生存率が95%であることを理解した。しかし、夫妻ともに今後への不安が大きく、妻から「先生、主人は本当に大丈夫なんでしょうか。」と尋ねられた。
- a. 「胃癌の手術には100%の成功はありません。」
- b. 「今そんなに心配しても仕方ないと思います。」
- c. 「完璧でなければ手術をしたくないのですか。」
- d. 「どのようなことが心配なのですか。」
- e. 「手術をしてみなければわかりません。」
[正答]
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- 5歳の女児。娘ののどが閉じているようだと心配した母親に連れられて来院した。生来健康であり、症状はない。口腔内の写真を以下に示す。頭部リンパ節腫大は認めない。
- 適切な対応はどれか。
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