握雪感

あくせつかん
snow-ball crepitation
皮下気腫

Japanese Journal

  • 外陰部に非クロストリジウム性ガス壊疽を発症した維持透析患者の1例
  • 石原 知明,速見 浩士,米澤 智一,和田 武子,谷口 賢二郎,牟田 裕美,諸冨 久展,中川 昌之
  • 日本透析医学会雑誌 = Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy 41(9), 635-640, 2008-09-28
  • … れたことから外陰部ガス壊疽と診断され,当院に入院した.局所所見では,左大陰唇に血疱,左鼠径部の広範囲に紫斑と黒色壊死組織が認められ,悪臭を伴っていた.また下腹部,腰背部,左大腿部皮膚に握雪感が認められた.入院当日に左鼠径部から下腹部にかけて切開排膿とデブリドマンが施行された.起炎菌としてBacteroides属が認められたため非クロストリジウム性ガス壊疽と診断された.術後は,抗生剤投与 …
  • NAID 10024364496
  • 特発性縦隔気腫再発例
  • 岸部 幹,吉野 和美,和田 哲治,金井 直樹,原渕 保明
  • 耳鼻咽喉科臨床 99(9), 795-800, 2006-09-01
  • … 身長166cm、BMI 17.4であり、右側頸部に握雪感を伴う皮下気腫を認めた。 …
  • NAID 10019284029

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皮下気腫自体では、とくに痛みを訴えることはありませんが、患部に触れた時に独特の 握雪感(あくせつかん)(雪を握ったような ... 皮下気腫は前述した身体所見(握雪感、捻髪 音)から診断可能ですが、縦隔気腫は胸部単純X線検査や胸部CT検査で診断されます ...


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 腫脹(握雪感、捻髪音を伴う 腫脹(握雪感、捻髪音を伴う赤魁炙燒大食堂:*美食*赤魁炙  圧 痛 著明 で 握 雪 感 を 伴う



★リンクテーブル★
国試過去問104I065」「107G067
リンク元クロストリジウム性ガス壊疽

104I065」

  [★]

  • 55歳の女性。意識障害のため搬入された。4か月前から時々右腹関節部の痛みを感じていた。10日前から発熱食欲低下とがあったが放置していた。本日急に意識障害が生じ、家族が救急車を要請した。15年前から関節リウマチの診断で非ステロイド性抗炎症薬プレドニゾロン5mg/日とを服用している。糖尿病アルコール依存とを指摘されているが放置していた。意識レベルはJCS II-30。身長 155cm、体重 42kg。体温 34.0℃。呼吸数 24/分。脈拍 112/分、整。血圧 90/40mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。皮膚は冷たく湿潤し、右中腹部~大腿に握雪感がある。尿所見: 尿道カテーテルから10ml採取、著しく混濁している。血液所見: 赤血球 305万、Hb 8.6g/dl、Ht 25%、白血球 37,100(桿状核好中球33%、分業核好中球55%、好酸球0%、好塩基球0%、単球3%、リンパ球9%)、血小板 8.2万、PT 22.9秒(基準10-14)。血液生化学所見:血糖 272mg/dl、総蛋白 4.8g/dl、アルブミン 1.9g/dl、尿素窒素 101mg/dl、クレアチニン 4.2mg/dl、総ビリルビン 0.3mg/dl、AST 87IU/l、ALT 20IU/l、LD 945IU/l(基準176-353)、CK 585IU/l(基準30-140)、Na 116mEq/l、K 6.0mEq/l、Cl 87mEq/l、CRP 14.3mg/dl。大腿部の写真(別冊No.17A)、大腿部エックス線写真(別冊No.17B)及び腹部エックス線写真(別冊No.17C)を別に示す。保温を図るとともに静脈路を確保し、必要な薬物療法を開始した。
  • 次に行う処置として適切なのはどれか。





[正答]


※国試ナビ4※ 104I064]←[国試_104]→[104I066

107G067」

  [★]

  • 次の文を読み、66~68の問いに答えよ。
  • 17歳の男子。交通外傷のため搬入された。
  • 現病歴:乗っていた乗用車が対向車と衝突し、受傷したため搬入された。助手席に座りシートベルトをしていたという。
  • 現症:頭部挫創から軽度の出血を認める。閉眼しており、痛み刺激を加えても開眼しない。顔面蒼白で冷汗を認める。口唇に裂創があり、出血した血液が口腔内に流れ込んでいる。呼吸は促迫しており、頻脈を認める。両上肢を触ると冷たく、湿っている。右下腿は明らかに変形している。病院到着直後に輸液と酸素投与とが実施されている。
  • 現症:体温35.4℃。モニター上の心拍数160/分。右上肢血圧60/40mmHg。呼吸数40/分。SpO2 90%(リザーバー付マスク10l/分酸素投与下)。左前胸部は変形し、打撲痕を認め膨隆している。同部位に握雪感を認める。
  • 身体所見としてみられないのはどれか。
  • a 気管の左方偏位
  • b 左胸部の呼吸音低下
  • c 打診での左胸部鼓音
  • d 右と同程度の左上肢血圧
  • e capillary-refilling time延長


[正答]


※国試ナビ4※ 107G066]←[国試_107]→[107G068

クロストリジウム性ガス壊疽」

  [★]

clostridial gas gangrene
ガス壊疽クロストリジウム属
p.722


病原体

潜伏期

  • 1-4日間。

病態

  • 皮下組織から骨格組織への炎症の拡大。
  • 外毒素(αトキシン)の産生による組織障害。

身体所見

p.722
  • 創傷部の激痛と腫脹。皮膚の色は青白~青銅色となり出血性水疱を伴う。血性滲出性浸出液は激烈な鼠臭。
  • ガス産生があれば握雪感

症状

  • 循環器:頻脈
  • 精神 :精神障害
  • 皮膚 :身体所見の通り。

治療

  • デブリドマン
  • 抗ショック療法
  • ペニシリンG大量投与、(クリンダマイシン)
  • ガス壊疽抗毒素
  • 高圧酸素療法

予後

  • 不良