- 英
- cerebral aqueduct (M,KL,KA,B), cerebral aqueduct of Sylvius
- ラ
- aqueductus cerebri(N,KH)
- 同
- シルビウス中脳水道、Sylvius水道 シルビウス水道 シルヴィウス水道, sylvian aqueduct, aqueductus sylvii, aqueduct of Sylvius, aqueduct of Sylvius
- 関
- 脳室、脳室系
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 中脳における交感神経と呼吸機能との相互作用 (第1土曜特集 自律神経による調節とその破綻) -- (呼吸と循環)
- ラット脳内微小灌流法を用いた中脳水道中心灰白質(PAG)における神経伝達物質の検討 (第63回日本泌尿器科学会西日本総会 ヤングウロロジストリサーチコンテスト)
- 橘田 岳也,田中 博,三井 貴彦 [他]
- 西日本泌尿器科 = The Nishinihon journal of urology 74(10), 550-558, 2012-10
- NAID 40019470607
Related Links
- 四丘体のある部分を中脳蓋と呼ぶ。中脳蓋のすぐ前、中脳の内部のほぼ正中には中脳 水道(シルビウス孔)と呼ばれる穴が開いている。中脳水道は神経管の内腔に由来し、上 の第三脳室と下の第四脳室をつなぎ、脳脊髄液の通り道になっている。中脳水道の ...
- 第三脳室(だいさんのうしつ、third ventricle)とは、左右の間脳に挟まれた空間を指す。 両外側では室間孔(interventricular foramen、またはモンロー孔、Monro foramen) を通じて側脳室に、尾側では中脳水道を通じて第四脳室につながり、脳脊髄 ...
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★リンクテーブル★
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- Chiari奇形を伴う水頭症の頭部単純MRIのT1強調横断像と造影MRIのT1強調矢状断像とを以下に示す。閉塞部位はどこか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097H052]←[国試_097]→[097H054]
[★]
- 英
- Chiari malformation
- 同
- Chiari奇形、アーノルド-キアリ症候群 Arnold-Chiari syndrome、アーノルド・キアリ奇形 Arnold-Chiari奇形 Arnold-Chiari malformation、キアリ-アーノルド奇形 Chiari-Arnold malformation
概念
- 小脳や脳幹が大後頭孔を通じて脊椎管内に下垂した先天性奇形の総称である。
定義
- 先天性水頭症を伴う小脳奇形の4型 → アーノルド・キアリ奇形(1891年Chiariが記載) → 後脳奇形全体をまとめてアーノルド・キアリ症候群とよぶ
Chiari奇形I型とChiari奇形II型。その他
- SCN.282改変
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I型
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II型
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III型
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IV型
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脊柱管への陥入
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小脳扁桃
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延髄、 第四脳室、 小脳虫部
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(頚部の二分脊椎部に 小脳が陥入(脳瘤) 。 延髄下垂。水頭症)
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(小脳の形成不全)
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発症年齢
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小児、成人
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乳幼児
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臨床症状
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非特異的
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喉頭喘鳴、 無呼吸発作、 嚥下困難
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水頭症
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+
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+++
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脊髄髄膜瘤
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-
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+++
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脊髄空洞症
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++
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+
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病型 SOR.437
I型
- (MRI像、頭蓋底陥入症、脊髄空洞症合併が見られる。矢頭は小脳扁桃)
- 脊髄空洞症を伴いやすい
II型
異常部位
大脳
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脳梁形成不全、大脳鎌形成不全、小多脳回
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小脳
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下垂
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中脳
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中脳水道の閉塞
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橋
|
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延髄
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下垂
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脳室
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水頭症(ほぼ全例)(側脳室・第3脳室の拡大、側脳室後角の拡大)
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脊椎
|
脊髄髄膜瘤(ほぼ全例)
|
III型
- 頚部の二分脊椎部に小脳が陥入(脳瘤)。延髄下垂。水頭症
IV型
症状
- I型:咳嗽、くしゃみ、怒責により頭蓋内圧が亢進して頭痛を来す。
- II型:脳幹症状(吸気時喘鳴、無呼吸発作、嚥下障害、水頭症に伴う脳室拡大。)
検査
治療
- 頭蓋内圧が高い場合には脳室シャント術を行う
- 後頭下減圧術(大孔減圧術)である
[★]
- 英
- germ cell tumor GCT, germ cell tumors GCTs
- 同
- 生殖細胞腫瘍、胚細胞性腫瘍、胚細胞腫
- 関
脳における胚細胞腫瘍(SCN.194)
好発部位(SCN.194)
- 松果体部(53%)、トルコ鞍上部(20%)、大脳基底核(5.5%) ← 正中線上に多い傾向
- ジャーミノーマはトルコ鞍上部が多い
疫学(SCN.194)
- 西欧と比べ、アジア、特に日本で多い。
- 原発性脳腫瘍の約3%を占める
- 小児に多い。小児脳腫瘍の15%を占める
- 松果体に発生する腫瘍:男性に多い
- トルコ鞍上部に発生する腫瘍:性差無し
症状(SCN.194)
[★]
- 英
- Wernicke's encephalopathy, Wernicke encephalopathy
- 同
- Wernicke脳症、急性出血性上部灰白脳炎 polio-encephalitis haemorrhagica superior acuta
- 関
- ウェルニッケ症候群、ウェルニッケ病
病因
病理
症状
- 眼球運動障害:両側外転神経麻痺、両側方注視麻痺、上方注視麻痺、両側内転障害。眼振。
- コルサコフ症候群:記銘障害、作話、空間と時間に対する失見当識
検査
-
- 乳頭体、第三脳室、中脳水道、第四脳室周囲の灰白質に病変部位が認められる。
国試
[★]
- 英
- posterior commissure PC
- ラ
- commissura posterior
- 関
- 前交連
-posterior commissure
[★]
- 英
- opening of aqueduct of midbrain, opening of cerebral aqueduct
- 関
- 中脳水道
[★]
- 英
- periaqueductal gray、periaqueductal gray matter、PAG
- 関
- 水道周囲灰白質
[show details]
[★]
- 英
- congenital aqueductal obstruction
- 同
- 先天性シルヴィウス水道閉鎖 congenital obstruction of sylvian aqueduct
- 関
- 中脳水道狭窄
[★]
- 英
- midbrain
- ラ
- mesencephalon
- 関
- 脳, 一次脳胞
解剖
- 中心管は、細い中脳水道となっている
- 中脳は3つの領域に分けられる。
- 中脳水道より背側にある領域は中脳蓋
- 腹外側に突出した部分は大脳脚
- 両者の間の領域が中脳被蓋である
発生
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
中脳とは(医学大事典)
臨床関連
神経内科
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- 英
- street, meatus
- 関
- 管、街路、街角
[★]
- 英
- aqueduct
- 関
- 水管