- 1歳2か月の女児。母親が児の口腔粘膜の白色付着物に気付き、児を伴って来院した。白色付着物は次第に数を増し広がっている。舌圧子で擦過しても剥離困難で無理に剥がすと出血する。体温36.6℃。食欲は正常である。口腔粘膜写真を以下に示す。
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 56歳の男性。定職なく公園で生活していたが、歩きにくいことを主訴に来院した。30歳ころからの大酒家である。2週前から食欲なく、全身の栄養状態は不良である。身長165cm、体重39kg。見当識障害、眼球運動制限、水平眼振および歩行時の体幹失調を認める。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球320万、Hb9.8g/dl、Ht36%、白血球5,600、血小板8万。血清生化学所見:血糖90mg/dl、総蛋白5.2g/dl、尿素窒素24mg/dl、アンモニア40μg/dl(基準18~48)、AST80単位(基準40以下)、ALT30単位(基準35以下)、γ-GTP360単位(基準8~50)、Na125mEq/l、K3.6mEq/l、Cl 85mEq/l。来院時の頭部単純MRIプロトン密度強調横断画像を以下に示す。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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- 72歳の男性。2か月前からの咳、痰および[微熱]]を主訴に来院した。ときに39℃台の発熱もある。体温37.8℃。脈拍92/分、整。聴診上特に異常は認めない。血液所見:赤血球380万、白血球6,240、胸水所見:胸水・血清蛋白濃度比0.6、アデノシンデアミナーゼ高値。セフェム系抗菌薬で症状は改善しなかった。胸部エックス線写真を以下に示す。
- 検査結果で考えにくいのはどれか。
[正答]
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