|
この項目では、ウシに発生する伝達性海綿状脳症について説明しています。
- 牛海綿状脳症による食肉に関係した社会問題については「BSE問題」をご覧ください。
- ヒトなど他の動物で起きる伝達性海綿状脳症については「伝達性海綿状脳症」をご覧ください。
|
牛海綿状脳症(うし かいめんじょう のうしょう、Bovine Spongiform Encephalopathy, BSE)は、牛の脳の中に空洞ができ、スポンジ(海綿)状になる病気である。「ぎゅう かいめんじょう のうしょう」とも読む。一般的には狂牛病(きょうぎゅうびょう,Mad Cow Disease)として知られ、1986年にイギリスで初めて発見された[1]。
羊のスクレイピーや、鹿の慢性消耗病 (CWD)、他、ヒトのクロイツフェルト・ヤコブ病 (Creutzfeldt-Jakob disease, CJD) などを総称して伝達性(伝染性)海綿状脳症(Transmissible Spongiform Encephalopathy, TSE)と表記される場合もある。
家畜伝染病予防法によって指定されている監視伝染病の一つ。
目次
- 1 症状
- 2 原因
- 3 対処
- 4 人への伝達
- 5 特定危険部位
- 6 各方面への影響
- 6.1 化粧品
- 6.2 牛を原料としたゼラチン
- 6.3 外食産業
- 6.4 日本赤十字社の対応
- 7 関連項目
- 8 参考文献
- 9 脚注
- 10 外部リンク
症状
この病気が発症した牛は、当初は痙攣を起こしたりする程度で目立った症状は現れないが、やがて音や接触に対して過敏な反応をするようになり、病状がさらに進むと運動機能に関連する部位も冒されて立てなくなるなどの症状を示す。イギリスで発生したのは、飼料として与えた汚染肉骨粉が感染源と考えられている。なお、日本での発生原因は完全には解明されていないが、肉骨粉と同時に牛用代用乳がその原因として疑われている。
原因
ウイルスなど核酸を有した病原体による病気ではなく、プリオンと呼ばれる蛋白質のみで構成された物質が原因だとする見解が主流であるが、有力な異論・異説も少数ながらあり、プリオン原因説は完全な定説とはなっていない。健康体の牛などの体内には正常プリオン蛋白が発現しているが、BSEの原因となるプリオンは、正常プリオン蛋白とは立体構造が異なる異常プリオン蛋白から構成されている。
異常プリオン蛋白は、二次構造や細胞内局在において、正常プリオン蛋白とはかなり違った性質を示す。たとえば、正常なプリオンにはαヘリックス構造が多く含まれるのに対して、異常プリオンではβシート構造が多くなっている。この異常プリオン蛋白により構成されたプリオンが人工飼料などを介して牛などの体内に入ると、徐々に正常プリオン蛋白が異常プリオン蛋白に変えられていってしまう。この仕組みについては未解明な部分も多い。
2008年9月11日、米国農務省(英語略:USDA)動物病センター(英語:National Animal Disease Center/UADC)[2]で研究を行ったカンザス州立大学のユルゲン・リヒト(Jurgen Richt)教授はBSEの病原体である異常プリオンは外部から感染しなくとも牛の体内での遺伝子の異変によって作られ、BSEを発症する例につながると発表した。この発表は2006年アラバマ州でBSEを発症した約10歳の雌牛の遺伝子の解析から異常プリオンを作る異変が初めて見つかったことによる。人間でも同様の異変が知られ、クロイツフェルト・ヤコブ病を起こす[3]。
対処
本疾病に感染した牛については回復させる治療法は存在しない。日本国内で本疾病について検査により陽性が確認された場合、家畜伝染病予防法に基づいた殺処分命令が出され、当該患畜は速やかに殺処分される。この場合、殺処分にした後、焼却処分が行われる事が多い。
また、飼料を介した感染が疑われる疾病であるため、当該患畜と同一の飼料にて育成された可能性があるものについては、本疾病について陽性である可能性が考えられるため、本疾病についての調査が実施される。
人への伝達
深緑はヒトへのvCJD感染が確認された国。黄緑はBSE感染の牛が報告されたにとどまっている国。
国 |
BSE事例 |
変異型
クロイツフェルト
・ヤコブ病 |
オーストリア |
000005 |
000 |
ベルギー |
000133[4] |
000 |
カナダ |
000017[5] |
002.[6] |
チェコ |
000028[7] |
000 |
デンマーク |
000014[8] |
000 |
フォークランド諸島 |
000001 |
000 |
フィンランド |
000001 |
000 |
フランス[9] |
000900 |
025[6] |
ドイツ |
000312 |
000 |
ギリシャ |
000001[10] |
000 |
香港 |
000002 |
000 |
アイルランド |
001,353 |
004[6] |
イスラエル |
000001[11] |
000[12] |
イタリア |
000138[13] |
002[6] |
日本 |
000026 |
001[6] |
リヒテンシュタイン |
000002 |
000 |
ルクセンブルク |
000002 |
001 |
オランダ |
000085[14] |
003[6] |
オマーン |
000002 |
000 |
ポーランド |
000021 |
000 |
ポルトガル |
000875 |
002[6] |
サウジアラビア |
000000 |
001[6] |
スロバキア |
000015 |
000 |
スロベニア |
000007 |
000 |
スペイン |
000412 |
005[6] |
スウェーデン |
000001 |
000 |
スイス |
00000453 |
000 |
タイ |
000000[15] |
000002 |
イギリス |
183,841 |
176[6] |
アメリカ合衆国 |
000004[5] |
003[6] |
合計 |
188,579 |
280 |
狂牛病と変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、非常によく似ていることから、同一病原体によるものと現在のところ結論されている[1]。イギリスにおいて1993年5月に15歳の少女の発症例が報告され、クロイツフェルト・ヤコブ病は中高年や感染された人から作られた医薬品が原因で発症する病気という従来の常識を覆して、医学界に衝撃を与えた。変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病による死者は1995年を皮切りに、死因がこの病気であると確認された人数は117名。推定を含めると死者は169名に達している(生存者は4名[2]、2010年7月5日現在)。
当初人間には、経口感染しないとされた。しかし、狂牛病に感染した獣肉で作られたキャットフードを食べた猫が死に、解剖したところ海綿状脳症であったことから、食物から感染した疑いが非常に高くなり、牛同士以外でも牛肉を通じての感染が疑われた。1990年代前半までにイギリスを中心に発生していた変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(異型クロイツフェルト・ヤコブ病とも呼ばれる)が、その後の調査で、牛海綿状脳症が食物を通して感染したことが疫学的に高い確率であることが証明された。政治的には、1996年3月20日、英保健省大臣が英下院議会において、「クロイツフェルト・ヤコブ病患者10 人の発病の原因が狂牛病に感染した牛肉であることを否定できない」と狂牛病は、ヒトに経口感染するらしいとの見解を明らかにしたのが初めである。
ただ、どの様な経緯で感染し発病するのかは、現在でも病理学的には諸説あり、各国で研究が進められている。原因が明らかでなく、プリオンは熱に極めて強いため、広く規制する措置がとられている。牛の検査や特定の国からの輸入停止、飼料や加工過程についての規制など、感染した牛からの肉や牛乳など直接(肉など)、間接(原料として生産された加工品)に人間にわたらないように、世界各国で配慮がなされているが、畜産業界などの政治的圧力の高い国では、政治的な問題となり、必ずしも解明に積極的ではない。また、当事国内では解決されたとみなされても、国際的には汚染地域として輸出の制限を続けられる場合もある。
変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は英語の "variant Creutzfeldt-Jakob disease" で vCJD と略記される。
特定危険部位
特定危険部位は国によって違いがある。日本においては脊髄、背根神経節を含む脊柱、舌と頬肉を除く頭部(具体的には眼、脳、扁桃など)、回腸遠位部(小腸のうち盲腸との接続部から2メートルの所まで)が特定危険部位に指定されている。これらの部位を摂取するとvCJDを発症するリスクが高くなると考えられている。
各方面への影響
日本では、2001年9月10日に千葉県内で飼育されていた牛がBSE発症疑いであることが農林水産省から発表される。後にBSE発症が確定となり、日本に於いてもBSE牛が発生した地域となった。
詳細は「BSE問題#日本のBSE問題」を参照
また、アメリカ合衆国においても2003年にBSE牛が発生した事に伴い、農林水産省は2005年末まで米国産牛肉の輸入を禁止した。
化粧品
化粧品については日本ではメーカーによる自主規制と回収が促されている。
牛を原料としたゼラチン
牛を原料としたゼラチンについては、WHOの専門委員会では安全であると認定されている。
外食産業
BSE発生による食肉業界への政府救済策を悪用した牛肉偽装事件などが2002年以降発覚した。また、吉野家が米国産牛肉の輸入禁止により牛丼を2004年から2年以上販売中止するなど長期に渡り影響が出た。
牛肉を大量に使用している焼肉業界や、焼肉文化に支えられている焼肉のたれなどといった焼肉関連産業もやはり大きなダメージを被った。
日本赤十字社の対応
1980年から1996年にかけて、1日泊以上英国に滞在した事のある者からの献血を、輸血による感染の防止から制限・禁止していた。(ヒースローで再々乗り継ぎの有無は条件になるかどうか不明) 2010年、献血禁止条件を「英国に1日(1泊)以上滞在歴」から「英国滞在歴通算31日以上」に緩和した。
関連項目
|
ウィキニュースに関連記事があります。
カナダのマニトバ州で、BSE感染牛を確認
|
- BSE問題
- クロイツフェルト・ヤコブ病
- プリオン
- 肉骨粉
- 神経学
- 獣医学
- 国際獣疫事務局 (OIE)
- 慢性消耗病(倒牛病)
参考文献
- 天笠啓祐著『「狂牛病」何が問題か! 恐るべき食肉汚染の実態』(かもがわブックレット)、かもがわ出版、2002年2月
- 天笠啓祐、安田節子著『肉はこう食べよう、畜産はこう変えよう BSEを乗り越える道』コモンズ、2002年3月
- 池田正行著『牛肉を安心して食べるための狂牛病Q&A』主婦の友社、2001年12月
- 池田正行著『食のリスクを問いなおす BSEパニックの真実』(ちくま新書)、筑摩書房、2002年8月
- マンフレート・ヴァイセンバッハー(Manfred Weissenbacher)著、横瀬涼訳『狂牛病は警告する ヨーロッパの体験が教えるもの』筑摩書房、2002年2月
- 金子清俊著『プリオン病の謎に挑む』(岩波科学ライブラリー93)、岩波書店、2003年5月
- 唐木英明著『牛肉安全宣言――BSE問題は終わった』PHP研究所、2010年3月
- サイバーX編集部編『狂牛病 プリオン病因説は間違っている!』(CyberX bio)、工学社、2001年12月
- エリック・シュローサー(Eric Schlosser)著、楡井浩一訳『ファストフードと狂牛病』草思社、2002年10月
- 滝川康治著『狂牛病を追う 「酪農王国」北海道から』七つ森書館、2002年7月
- 中村靖彦著『狂牛病 人類への警鐘』(岩波新書)、岩波書店、2001年11月
- 日経レストラン編集部編『狂牛病〈BSE〉対策マニュアル』日経BP社、2002年1月
- 平沢正夫著『牛乳・狂牛病問題と「雪印事件」 安心して飲める牛乳とは』(講談社プラスアルファ新書)、講談社、2002年5月
- 福岡伸一著『もう牛を食べても安心か』(文春新書)、文藝春秋、2004年12月
- 船瀬俊介著『早く肉をやめないか? 狂牛病と台所革命』三五館、2001年9月
- 船瀬俊介著『この食品だったらお金を出したい! 狂牛病と台所革命〈2〉』2001年12月
- 矢吹寿秀、NHK「狂牛病」取材班著、『「狂牛病」どう立ち向かうか』(NHKスペシャルセレクション)、日本放送出版協会、2001年12月
- 山内一也著『狂牛病と人間』(岩波ブックレット)、岩波書店、2002年1月
- 山内一也著『プリオン病の謎に迫る』(NHKブックス)、日本放送出版協会、2002年4月
- 山内一也、小野寺節著『プリオン病 BSE(牛海綿状脳症)のなぞ』(第2版)、近代出版(東京)、2002年8月
- フイリップ・ヤム(Philip Yam)著、長野敬、後藤貞夫訳『狂牛病とプリオン―BSE感染の恐怖』青土社、2006年3月
- リチャード・W・レーシー(Richard W. Lacey)著、渕脇耕一訳『狂牛病 イギリスにおける歴史』
- リチャード・ローズ(Richard Rhodes)著、桃井健司、網屋慎哉訳『死の病原体プリオン』草思社、1998年7月
- バイオテクノロジー・ジャパン著『狂牛病のすべて ファクト・ブック』日経BP社、1996年6月
脚注
- ^ 『牛丼のひみつ』72頁。
- ^ 米国農務省国立動物病センター、(英文)
- ^ 未感染でもBSE発祥 遺伝子異変で異常プリオン、米農務省確認 読売新聞 2008年9月12日13S34面
- ^ “BSE in Belgium” (2006年11月12日). 2008年11月9日閲覧。
- ^ a b “BSE Cases in North America, by Year and Country of Death, 1993-2008”. Centers for Disease Control and Prevention, Department of Health and Human Services (2008年). 2008年11月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “Variant Creutzfeld-Jakob Disease, Current Data (October 2009)”. The National Creutzfeldt-Jakob Disease Surveillance Unit (NCJDSU), en:University of Edinburgh (2009年10月). 2000年10月14日閲覧。
- ^ “BSE Positive Findings in the Czech Republic (pdf)”. State Veterinary Administration, Ministry of Agriculture, Czech Republic. p. 2 (2007年). 2008年11月9日閲覧。
- ^ “The Current Status of BSE and scrapie in Denmark (pdf)”. Danish Veterinary and Food Administration (2007年5月). 2008年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年11月9日閲覧。
- ^ France reports more than 900 BSE cases
- ^ “BSE in Greece”. 2008年11月9日閲覧。
- ^ “Israel: BSE testing according to source of cattle and age groups, 2002-2008”. 2008年3月5日閲覧。
- ^ “vCJD Cases Worldwide 2011”. 2011年7月2日閲覧。
- ^ “BSE cases - Italy 2001 - 2006” (2006年). 2008年11月10日閲覧。
- ^ “dad=portal&_schema=PORTAL&p_document_id=110016&p_node_id=1161644&p_mode=BROWSE Overzicht BSE-gevallen” (Dutch). Ministerie van Landbouw, Natuur en Voedselkwaliteit (2008年). 2008年11月9日閲覧。
- ^ The number of BSE cases is not available for Thailand.
外部リンク
- 小澤義博 牛海綿状脳症(BSE)の現状と問題点(1-4) J. Vet. Med. Sci. 63(4), 63(10), 64(2), 65(1)(日本獣医学会内)
- 国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第七部(高次脳機能障害を呈する疾患としての「プリオン病」に関する基礎研究・治療法開発を目的とした研究、及び機能性疾患に関する研究)のページ
- 農水省の独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 牛海綿状脳症(BSE)のページ
- 「牛の個体識別情報検索サービス」 農水省の独立行政法人 家畜改良センター
- 厚生労働省「牛海綿状脳症(BSE)関係」ホームページ
- 英国の食品安全管理局 Food Standards Agency(FSA)の牛海綿状脳症対策関連の情報と最新ニュース(英語)
- OIEとBSE関連の国際基準について(PDFファイル)
- EFSAによるGBR評価
- EFSA Scientific Reports on GBR assessments
- 牛海綿状脳症について
- http://www.zennoh.or.jp/bse/index.htm
家畜伝染病 |
言葉 |
家畜/家禽 - 牧畜/酪農/養豚/養鶏/養蜂 - 畜産/畜産業
病原体 - 感染 - 感染経路 - 伝染病/感染症 - 海外悪性伝染病 - 人獣共通感染症 - 公衆衛生 - アウトブレイク/パンデミック - ワクチン - 屠殺 - 殺処分 - 検疫
|
組織・施設等 |
国際獣疫事務局(OIE) - 国際連合食糧農業機関(FAO) - 農林水産省/農業・食品産業技術総合研究機構/動物衛生研究所 - 検疫所/家畜防疫官 - 家畜保健衛生所/家畜防疫員/獣医師 - 日本家畜商協会/家畜商 - 屠畜場/化製場 - 保健所 - 農業共済組合/農業災害補償制度
|
協定・法律等 |
SPS協定(世界貿易機関) - OIEコード(国際獣疫事務局) - 家畜伝染病予防法(農水省) - 狂犬病予防法(厚労省) - 口蹄疫対策特別措置法 - Category:畜産関連法規
|
国際獣疫事務局 リスト疾病 |
複数種 |
炭疽症 - オーエスキー病 - ブルータング - ブルセラ症 - クリミア・コンゴ出血熱 - エキノコックス症 - 口蹄疫 - 心水病 - 日本脳炎 - レプトスピラ症 - 新世界ラセンウジバエ - 旧世界ラセンウジバエ - ヨーネ病 - Q熱 - 狂犬病 - リフトバレー熱 - 牛疫 - 旋毛虫症 - 野兎病 - 水胞性口炎 - 西ナイル熱
|
ウシ |
アナプラズマ病 - バベシア症 - 牛疫 - 牛海綿状脳症 - 結核 - 牛ウイルス性下痢 - 牛肺疫 - 牛白血病 - 出血性敗血症 - 牛伝染性鼻気管炎 - 皮膚病 - 悪性カタル熱 - タイレリア症 - トリコモナス病 - ナガナ病
|
ヒツジ、ヤギ |
山羊関節炎・脳脊髄炎 - 伝染性無乳症 - 山羊伝染性胸膜肺炎 - 流行性羊流産 - 羊慢性進行性肺炎 - ナイロビ羊病 - 緬羊ブルセラオビス - 小反芻獣疫 - サルモネラ症 - スクレイピー - 羊痘/山羊痘
|
ウマ |
アフリカ馬疫 - 馬伝染性子宮炎 - 媾疫 - 東部馬脳炎 - 西部馬脳炎 - 馬伝染性貧血 - 馬インフルエンザ - 馬ピロプラズマ病 - 馬鼻肺炎 - 馬ウイルス性動脈炎 - 鼻疽 - スーラ病 - ベネズエラ馬脳脊髄炎
|
ブタ |
アフリカ豚コレラ - 豚コレラ - ニパウイルス感染症 - エキノコックス症 - 豚繁殖・呼吸障害症候群 - 豚水胞病 - 伝染性胃腸炎
|
トリ |
クラミジア - 鶏伝染性気管支炎 - 鶏伝染性喉頭気管炎 - 鶏マイコプラズマ病 - あひる肝炎 - 家禽コレラ - 家禽チフス - 鳥インフルエンザ - 伝染性ファブリキウス囊病 - マレック病 - ニューカッスル病 - ひな白痢 - 七面鳥鼻気管炎
|
ウサギ |
兎粘液腫 - ウサギ出血病
|
ハチ |
アカリンダニ症 - アメリカ腐蛆病 - ヨーロッパ腐蛆病 - スモール・ハイブ・ビートル症 - ミツバチトゲダニ症 - バロア病
|
魚類 |
伝染性造血器壊死症 - 伝染性造血器壊死症 - コイ春ウイルス病 - ウイルス性出血性敗血症 - 伝染性膵臓壊死症 - 伝染性サケ貧血 - 流行性潰瘍症候群 - 細菌性腎臓病 - ギロダクチルス症 - マダイイリドウイルス病
|
軟体動物 |
Bonamia ostreae感染症 - Bonamia exitiosus感染症 - Marteilia refringens感染症 - Mikrocytos roughleyi感染症 - Perkinsus marinus感染症 - Perkinsus olseni感染症 - Xenohaliotis californiensis感染症
|
甲殻類 |
タウラ症候群 - 白点病 - イエローヘッド病 - バキュロウイルス・ペナエイによる感染症 - モノドン型バキュロウイルスによる感染症 - 伝染性皮下造血器壊死症 - ザリガニ病
|
その他 |
ラクダ痘 - リーシュマニア症
|
|
家畜伝染病予防法上の監視伝染病 |
法定伝染病 |
牛疫 - 牛肺疫 - 口蹄疫 - 日本脳炎 - 狂犬病 - 水胞性口炎 - リフトバレー熱 - 炭疽症 - 出血性敗血症 - ブルセラ症 - 結核病 - ヨーネ病 - ピロプラズマ症 - アナプラズマ病 - 牛海綿状脳症 - 鼻疽 - 馬伝染性貧血 - アフリカ馬疫 - 豚コレラ - アフリカ豚コレラ - 豚水胞病 - 家きんコレラ - 高病原性鳥インフルエンザ - ニューカッスル病 - 家きんサルモネラ感染症 - 腐蛆病
|
届出伝染病 |
ブルータング - アカバネ病 - 悪性カタル熱 - チュウザン病 - ランピースキン病 - 牛ウイルス性下痢・粘膜病 - 牛伝染性鼻気管炎 - 牛白血病 - アイノウイルス感染症 - イバラキ病 - 牛丘疹性口炎 - 牛流行熱 - 類鼻疽 - 破傷風 - 気腫疽 - レプトスピラ症 - サルモネラ症 - 牛カンピロバクター症 - トリパノソーマ病 - トリコモナス病 - ネオスポラ症 - 牛バエ幼虫症 - ニパウイルス感染症 - 馬インフルエンザ - 馬ウイルス性動脈炎 - 馬鼻肺炎 - 馬モルビリウイルス肺炎 - 馬痘 - 野兎病 - 馬伝染性子宮炎 - 馬パラチフス - 仮性皮疽 - 小反芻獣疫 - 伝染性膿疱性皮膚炎 - ナイロビ羊病 - 羊痘 - マエディ・ビスナ - 伝染性無乳症 - 流行性羊流産 - トキソプラズマ病 - 疥癬 - 山羊痘 - 山羊関節炎・脳脊髄炎 - 山羊伝染性胸膜肺炎 - オーエスキー病 - 伝染性胃腸炎 - 豚エンテロウイルス性脳脊髄炎 - 豚繁殖・呼吸障害症候群 - 豚水疱疹 - 豚流行性下痢 - 萎縮性鼻炎 - 豚丹毒 - 豚赤痢 - 鳥インフルエンザ - 鶏痘 - マレック病 - 伝染性気管支炎 - 伝染性喉頭気管炎 - 伝染性ファブリキウス嚢病 - 鶏白血病 - 鶏結核病 - 鶏マイコプラズマ病 - ロイコチトゾーン病 - あひる肝炎 - あひるウイルス性腸炎 - 兎ウイルス性出血病 - 兎粘液腫 - バロア病 - チョーク病 - アカリンダニ症 - ノゼマ病
|
|
|
牛肉 |
肉牛 |
黒毛和種 - 褐毛和種 - 日本短角種 - 無角和種 - シャロレー種 - ヘレフォード種 - アバディーン・アンガス - アルゼンチンビーフ(英語版) - en:Cow-calf operation - 素牛(英語版) - 有機牛肉(英語版)
|
銘柄牛 |
神戸ビーフ - 但馬牛 - 大和牛 - 松阪牛 - 近江牛 - 米沢牛
|
製品 |
部位 |
ブレードステーキ(英語版)(ミスジ) - ブリスケット - 枝肉規格(英語版) - チャックステーキ(英語版) - フィレ・ミニョン(英語版) - フランクステーキ(英語版) - ハンガーステーキ(英語版) - プレートステーキ(英語版) - ランチステーキ(英語版) - en:Restructured steak - リブ・アイ・ステーキ(英語版) - ばら肉 - ラウンドステーキ(英語版) - ランプステーキ(英語版) - ショートリブ(英語版) - ショルダーテンダー(英語版) - サーロイン - トップサーロイン(英語版) - スカートステーキ(英語版)(ハラミ) - スペアリブ - スタンディングリブロースト(英語版) - ストリップステーキ(英語版) - ビーフシャンク(英語版) - Tボーンステーキ(英語版) - 牛ヒレ(英語版) - トライティップ(英語版)
|
処理 |
ジャーキー - 挽肉 - ブレザオラ(英語版) - カベサ(英語版) - コンビーフ - en:Frankfurter Rindswurst - パストラミ - 肉エキス(英語版)
|
もつ |
en:Beef brain - 牛タン - en:Tripas - スジ - テッチャン - ミノ - ハチノス - センマイ - ギアラ - ハツ - レバー - シビレ - コプチャン - テッポウ - トライプ
|
|
料理 |
すき焼き - しゃぶしゃぶ - 牛丼 - どて焼き - 牛肉麺 - 夫妻肺片 - ビフカツ - ビーフステーキ - ビーフストロガノフ - ハッシュドビーフ - ビーフウェリントン(英語版) - チキンフライドステーキ(英語版) - イタリアンビーフ(英語版) - ロンドン・ブロイル - モンゴリアンビーフ - ポットロースト(英語版) - ローストビーフ - ステーキ&キドニープディング(英語版) - ステーキダイアン(英語版)
|
関連肉 |
仔牛肉 - アメリカバイソン - ビーファロー(英語版) - スイギュウ - en:Żubroń
|
その他 |
牛海綿状脳症 - 牛肉ホルモン論争(英語版) - 骨付き肉(英語版) - ラクトパミン(英語版) - en:Beef ring - 和牛 - オージー・ビーフ - 米国産牛肉 - 日本における米国産牛肉の輸入(英語版) - 台湾における米国産牛肉の輸入(英語版) - 韓国における米国産牛肉の輸入(英語版) - 乾燥熟成肉
|
|