直接クームス試験
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Japanese Journal
- P1-050 全身性エリテマトーデスに合併したステロイド不応性血小板減少に対してロミプロスチムが奏功した一症例
- 河野 典子,吉村 英晃,堀田 雅章,田中 晶大,嶋元 佳子,安室 秀樹,西澤 徹,孫 瑛洙,尾崎 吉郎,伊藤 量基,野村 昌作
- 日本臨床免疫学会会誌 35(4), 351b-351b, 2012
- … 倦怠感により,11月初旬に前医へ救急搬送された.高度貧血(Hb 2.0 g/dL)と血小板減少(2.3万/uL)を認め,当院へ転院となる.転院時には,他のSLEの各症状などに明らかな増悪は認めなかった.貧血は,直接Coombs試験陽性で不規則抗体が検出されたが,転院前及び転院後経過中に血液検査上,溶血所見は認めなかったこと,症状として黒色便の訴えや血液検査上の鉄欠乏あったため,消化管出血によるものと考えられ, …
- NAID 130003364085
- 新倉 春男
- 日本内科学会雑誌 95(10), 2043-2047, 2006-10-10
- … 溶血性貧血の所見と直接Coombs試験陽性が診断上必須であるが, 赤血球結合Ig分子が少ないCoombs陰性AIHAも存在する. …
- NAID 10018863972
- 276 直接Coombs試験および抗血小板抗体が陽性で著明な血球減少を認めた好酸球増多症候群の1症例
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- 直接クームス試験と間接クームス試験の2つがある。 直接クームス試験とは、患者の 赤血球浮遊液に抗免疫グロブリン抗体を加え赤血球凝集反応が起きるか否かを検査 する(赤血球表面に結合している抗赤血球抗体を検出する)。 間接クームス試験とは、 患者 ...
- 直接クームス試験は生体内ですでに赤血球と結合している不完全抗体を検出する方法 である。自己免疫性溶血性貧血は,自己の赤血球に対する抗体(自己抗体)を産生する ことによる疾患で,既に体内で抗体が感作されているため,直接クームス試験は陽性と なる ...
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- 54歳の男性。倦怠感を主訴に来院した。2年前から冬季になると体調不良を自覚していた。今年の冬は1か月前から今までになく倦怠感が強くなった。同時期から、時々指尖が冷たく、痛くなった。生来健康で喫煙歴はない。意識は清明。体温37.3℃。脈拍96/分、整。血圧114/58mmHg。皮膚に発疹はない。心音と呼吸音とに異常を認めない。左肋骨弓下に脾の先端を触れる。尿潜血1+。血液所見:赤血球252万、Hb7.9g/dl、Ht24%、網赤血球4.8%、白血球6,700、血小板34万。血液生化学所見:総蛋白8.0g/dl、アルブミン4.7g/dl、尿素窒素14.0mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、尿酸7.2mg/dl、総コレステロール220mg/dl、トリグリセライド154mg/dl、総ビリルビン3.2mg/dl、直接ビリルビン0.8mg/dl、AST35IU/l、ALT35IU/l、LDH770IU/l(基準176~353)、ALP220IU/l(基準260以下)、免疫学所見:CRPO.3mg/dl、抗核抗体陰性。末梢血塗抹Wrigtht-Giemsa染色標本を以下に示す。
- この患者にみられる検査所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D045]←[国試_102]→[102D047]
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- 64歳の女性。右肋骨痛を主訴に来院した。1か月前から、右側の胸部に痛みを感じるようになり、改善しないため受診した。既往歴に特記すべきことはない。右第6肋骨と右鎖骨内側部とに圧痛を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。浮腫を認めない。血液所見:赤血球 278万、Hb 8.2g/dL、白血球 3,800、血小板 15万。血液生化学所見:総蛋白 11.2g/dL、アルブミン 2.4g/dL、IgG 5,428mg/dL(基準 960~1,960)、IgA 19mg/dL(基準 110~410)、IgM 11mg/dL(基準 65~350)、総ビリルビン 0.5mg/dL、AST 16U/L、ALT 18U/L、LD 185U/L(基準 176~353)、ALP 395U/L(基準 115~359)、尿素窒素 20mg/dL、クレアチニン 1.8mg/dL、尿酸 7.6mg/dL、Na 138mEq/L、K 3.9mEq/L、Cl 105mEq/L。胸部エックス線写真(別冊No. 26A)と骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(別冊No. 26B)とを別に示す。
- この患者の検査所見として考えられるのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [111A059]←[国試_111]→[111B001]
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- 66歳の男性。発熱と意識障害とのため来院し、直ちに入院した。
- 1週前から37℃台の発熱が続き、昨日から家族との会話に支障をきたすようになった。2か月前に冠動脈狭窄に対して冠動脈ステント留置術を受けた。その後、再狭窄予防のため抗血小板薬の投与を受けていた。
- 呼びかけに応じるが話す内容にまとまりがない。体温38.2℃。脈拍112/分、整。血圧130/86mmHg。眼瞼結膜は蒼白で眼球結膜に黄染を認める。
- 血液所見:赤血球270万、Hb7.8g/dl、Ht25%、網赤血球56‰、白血球6,700、血小板3万。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- 考えられる検査所見はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098D033]←[国試_098]→[098D035]
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- 68歳の男性。健診で血清蛋白異常を指摘され来院した。特に自覚症状はない。既往歴に特記すべきことはない。表在リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。浮腫を認めない。血液所見:赤血球 438万、Hb 13.8g/dL、Ht 45%、白血球 5,800、血小板 25万。血液生化学所見:総蛋白 8.2g/dL、アルブミン 4.7g/dL、IgG 2,628mg/dL(基準 960~1,960)、IgA 319mg/dL(基準 110~410)、IgM 211mg/dL(基準 65~350)、総ビリルビン 0.7mg/dL、AST 26U/L、ALT 38U/L、LD 285U/L(基準 176~353)、ALP 295U/L(基準 115~359)、尿素窒素 18mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、尿酸 5.6mg/dL。
- 診断のために最も重要な血液検査項目はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C031]←[国試_113]→[113C033]
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- 6歳の女児。顔色不良を主訴に来院した。眼球結膜に黄染を認める。胸骨右縁第3肋間に1/6度の収縮期雑音を認める。右肋骨弓下に肝を1.5cm、左肋骨弓下に脾を3cm触知する。血液所見:赤血球 275万、Hb8.3 g/dl、Ht25%、網赤血球 16%、白血球 9,400、血小板 35万。血液生化学所見:総ビリルビン 4.7mg/dl、直接ビリルビン 0.7mg/dl、ハプトグロビン 0mg/dl(基準19~170)、AST 34IU/l、ALT 18IU/l、LDH 643IU/l(基準286~606)、Fe 97 μg/dl、UIBC 178pg/dl(基準190~280)。直接Coombs試験陰性。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D044]←[国試_102]→[102D046]
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- 22歳の男性。黄疸を主訴に来院した。家族に黄疸を指摘されたため受診した。自覚症状はない。血液所見:赤血球 452万、Hb 14.3g/dL、白血球 5,400、血小板 18万。血液生化学所見:総ビリルビン 3.8mg/dL、直接ビリルビン 0.3mg/dL、AST 18U/L、ALT 19U/L、LD 210U/L(基準 176~353)、ALP 220U/L(基準 115~359)、γ-GTP 19U/L(基準 8~50)、HBs抗原 陰性、HCV抗体 陰性。低カロリー食試験で血清ビリルビン値は2倍以上に上昇した。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113D028]←[国試_113]→[113D030]
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- 63歳の男性。意識障害と発熱とがあり救急車で搬入された。緊急検査で貧血と血小板減少とが認められた。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本を以下に示す。考えられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [098B018]←[国試_098]→[098B020]
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- 25歳の女性。妊娠12週の初産婦(1妊0産)。本日朝から性器出血があり完全流産となった。妊娠初期検査で、血液型はO型RhD-、間接Coombs試験は陰性。
- 本日の対応として優先すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C043]←[国試_113]→[113C045]
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[正答]
※国試ナビ4※ [107D016]←[国試_107]→[107D018]
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- 温式自己免疫性溶血性貧血で正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [112F038]←[国試_112]→[112F040]
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[正答]
※国試ナビ4※ [109D010]←[国試_109]→[109D012]
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- 英
- examination、test、testing、assessment、trial、exam、examine
- 関
- アセスメント、計測、検査、検定、試み、査定、試行、調べる、診断、治験、調査、テスト、判定、評価、検討、影響評価、実験デザイン、研究デザイン、データ品質、対応群、スコアリング法
循環器
肝臓異物排泄能
カルシウム
ビタミン
血液
- ショ糖溶血試験:(方法)等張ショ糖液に血液を加える。(検査)溶血の存在。低イオン強度では補体の赤血球に対する結合性が増し、発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては溶血をきたす。スクリーニング検査として用いられ、確定診断のためにはハム試験を行う。
- ハム試験 Ham試験:(方法)洗浄赤血球に塩酸を加え、弱酸性(pH6.5-7.0)条件にする。(検査)溶血の存在。発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては弱酸性条件で補体に対する感受性が亢進するため
産婦人科
内分泌
視床下部-下垂体-糖質コルチコイド
高血圧
- 立位フロセミド負荷試験:(投与)フロセミド、(検査)血漿レニン濃度:フロセミドでhypovolemicとし歩行負荷で交感神経を興奮させレニンの分泌を促す。原発性アルドステロン症の場合、レニン高値のまま無反応。
膵臓
膵外分泌機能
腎臓
ガストリノーマ
感染症
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- 英
- direct、immediate、straightforward、directly
- 関
- 指揮、指示、指導、即時、即時型、速効性、直接型、直接的、配向、向ける、方向づける、率直、単刀直入、ダイレクト
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