- 英
- secretin test
- 同
- パンクレオザイミン・セクレチン試験 pancreozymin secretin test
- 関
- セクレチン
概念
判定
機能低下
機能亢進
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 便中エラスターゼ-1測定を中心とした膵外分泌機能検査の評価
- 膵外分泌機能の加齢による変化 : 内視鏡的純粋膵液採取法による検討
- 石橋 忠明
- 岡山醫學會雜誌 111(3), 61-69, 1999-08-31
- I syudied the relationship between aging and exocrine pancreatic function by endoscopic retrograde aspiration of pure pancreatic juice (PPJ). Control subjects consisted of 65 out-patients presenting m …
- NAID 10013177589
- 越智 浩二,松村 直樹,加藤 匡宏,水島 孝明,一村 光子,原田 英雄,谷崎 勝朗,光延 文裕,蓮岡 英明,鶴見 哲也
- 岡大三朝分院研究報告 68, 94-98, 1997-12
- … 粋膵液採取法の慢性膵炎診療における意義を検討した。本法を用い,セクレパン100単位静注後10分間膵液を採取するintaraductal secretin test(IDST,膵管内セクレチン試験)はこれまで膵外分泌機能検査のgold standardである十二指腸液を採取するセクレチン試験に代用ができ,しかも10分間の採取時間で終了する利点を有する。本法を施行することにより,蛋白栓が除去され,痔痛の消失に有用である。ま …
- NAID 120002308491
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★リンクテーブル★
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- 5歳の女性。強い空腹態と意識消失発作とを主訴に来院した。3年前から食事時間が遅れたり、家事で忙しく動き回ったときに強い空腹感を自覚していた。1か月前、市の健康診査で上部消化管造影のため1晩絶食したところ、冷汗、手指のふるえ及び集中力低下が認められた。昨日、朝食を抜いて外出した際、意識がもうろうとなったが、ジュースを飲んで回復した。身体所見:意識は清明。身長156cm、体重64kg。脈拍84/分、整。血圧132/80mmHg。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血清生化学所見:空腹時血糖48mg/dl、HbA1c4.2%、尿素窒素16.7mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、AST28単位(基準40以下)、ALT27単位(基準35以下)。血清抗インスリン抗体陰性。血清コルチゾール、ACTHおよびグルカゴンは正常。
- この患者の診断に有用なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [097I036]←[国試_097]→[097I038]
[★]
- 29歳の男性。手足のしびれ感と労作時の疲労感とを主訴に来院した。
- 20歳ころ健康診断で血清Caの低値とPの高値とを指摘されたが、自覚症状なく放置していた。最近になって、手足のしびれ感、労作時の疲労感および頭痛が現れた。
- 身長170cm、体重80kg。脈拍80/分、整。血圧130/80mmHg。Trousseau徴候陽性。血清生化学所見:Na142mEq/l、K4.0mEq/l、Ca5.8mg/dl、P6.0mg/dl。その他の一般検査所見に異常を認めない。
- 確定診断のために有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098I035]←[国試_098]→[098I037]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096B041]←[国試_096]→[096B043]
[★]
- 英
- chronic pancreatitis
- 関
- 膵炎
疫学
病因
- アルコール性が最も多く、胆石、栄養障害、家族性の物があるが、特発性のものが多い。(SSUR.628)
- アルコール性(50%以上)>特発性>胆石 (QB.B-357)
病態
- 慢性的な炎症による膵臓の線維化 → 内分泌機能低下、外分泌機能低下、門脈圧迫
症状
- 代償期には腹痛、非代償期には膵機能の廃絶による諸症状を呈する
- 非代償期には腹痛は見られる事は少なくなる(burn out現象)
代償期
- 飲酒、過食、脂肪食で誘発される上腹部痛、背部放散痛
非代償期
合併症
検査
- 腹部単純X線写真:膵石
- CT:膵管拡張、主膵管の数珠状拡張(QB.B-356)、膵石
- MRCP, ERCP:主膵管の拡張・狭窄
診断基準
- 慢性膵炎臨床診断基準2009
慢性膵炎の診断項目
- ①特徴的な画像所見
- ②特徴的な組織所見
- ③反復する上腹部痛発作
- ④血中または尿中膵酵素値の異常
- ⑤膵外分泌障害
- ⑥1日80g以上(純エタノール換算)の持続する飲酒歴
判定
- a.①または②の確診所見.
- b.①または②の準確診所見と,③④⑤のうち 2 項目以上.
- ③~⑥のいずれか 2 項目以上と早期慢性膵炎の画像所見が認められる.
診断項目の詳細
-
- a.膵管内の結石.
- b.膵全体に分布する複数ないしび漫性の石灰化.
- c.ERCP 像で,膵全体に見られる主膵管の不整な拡張と不均等に分布する不均一かつ不規則な分枝膵管の拡張.
- d.ERCP 像で,主膵管が膵石,蛋白栓などで閉塞または狭窄している時は,乳頭側の主膵管と分枝膵管の不規則な拡張.
- a.MRCP において,主膵管の不整な拡張と共に膵全体に不均一に分布する分枝膵管の不規則な拡張.
- b.ERCP 像において,膵全体に分布するび漫性の分枝膵管の不規則な拡張,主膵管のみの不整な拡張,蛋白栓のいずれか.
- c.CT において,主膵管の不規則なび漫性の拡張と共に膵辺縁が不規則な凹凸を示す膵の明らかな変形.
- d.US(EUS)において,膵内の結石または蛋白栓と思われる高エコーまたは膵管の不整な拡張を伴う辺縁が不規則な凹凸を示す膵の明らかな変形.
- 確診所見:膵実質の脱落と線維化が観察される.膵線維化は主に小葉間に観察され,小葉が結節状,いわゆる硬変様をなす.
- 準確診所見:膵実質が脱落し,線維化が小葉間または小葉間・小葉内に観察される.
- 以下のいずれかが認められる.
- a.血中膵酵素が連続して複数回にわたり正常範囲を超えて上昇あるいは正常下限未満に低下.
- b.尿中膵酵素が連続して複数回にわたり正常範囲を超えて上昇.
参考
- http://www.hpblondon.com/chronic-pancreatitis/
- http://www.hpblondon.com/chronic-pancreatitis/index_files/mrcp_chronic_pancreatitis.jpg
[★]
- 英
- pancreozymin secretin test
- 関
- セクレチン試験
[★]
- 英
- examination、test、testing、assessment、trial、exam、examine
- 関
- アセスメント、計測、検査、検定、試み、査定、試行、調べる、診断、治験、調査、テスト、判定、評価、検討、影響評価、実験デザイン、研究デザイン、データ品質、対応群、スコアリング法
循環器
肝臓異物排泄能
カルシウム
ビタミン
血液
- ショ糖溶血試験:(方法)等張ショ糖液に血液を加える。(検査)溶血の存在。低イオン強度では補体の赤血球に対する結合性が増し、発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては溶血をきたす。スクリーニング検査として用いられ、確定診断のためにはハム試験を行う。
- ハム試験 Ham試験:(方法)洗浄赤血球に塩酸を加え、弱酸性(pH6.5-7.0)条件にする。(検査)溶血の存在。発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては弱酸性条件で補体に対する感受性が亢進するため
産婦人科
内分泌
視床下部-下垂体-糖質コルチコイド
高血圧
- 立位フロセミド負荷試験:(投与)フロセミド、(検査)血漿レニン濃度:フロセミドでhypovolemicとし歩行負荷で交感神経を興奮させレニンの分泌を促す。原発性アルドステロン症の場合、レニン高値のまま無反応。
膵臓
膵外分泌機能
腎臓
ガストリノーマ
感染症
[★]
- 英
- secretin
- 商
- セクレパン
- 関
- 消化管ホルモン、セクレチン誘発試験
- SP.696-(膵液), 747-(消化管ホルモン)
- WIL. chapter38
分類
性状
- グルカゴン、GLP, VIPに似た27残基のアミノ酸
産生組織
標的組織
受容体
作用
食道
胃
膵臓
- (胆汁の分泌に関して?)セクレチンはコレシストキニンに拮抗する作用がある (SP.706)
- 十二指腸管腔をアルカリ性にすることで十二指腸の酵素が機能できるようにする。
胃と十二指腸の粘液細胞
- HCO3-分泌亢進 (First Aid step 1 2006 p.268)
肝?胆?
- 胆汁の産生促進(CBT QB vol2 p.295)
分泌の調整
- 分泌促進:十二指腸や上部空腸粘膜に蛋白質消化物や酸が触れたとき (SP.748)
- 分泌抑制:ソマトスタチン
分子機構
生合成
血清中セクレチンの意義
高値
-
- 「慢性膵炎の存在下でセクレチンレベルが上昇する」(QB.A-293)に関して教科書レベルでの記載はない。病態生理的には理解できるが。
低値
臨床関連