- 関
- アセチルコリン、冠攣縮薬物誘発試験、異型狭心症、冠攣縮性狭心症
概念
- 冠攣縮薬物誘発試験の一つで、心カテーテルによる冠攣縮誘発のためにアセチルコリンを冠動脈に投与するもの
参考
- 1. 冠攣縮性狭心症の診断と治療に関するガイドライン2008
- http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2008_ogawah_h.pdf
UpToDate Contents
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- 1. 最適な心臓負荷試験の選択selecting the optimal cardiac stress test [show details]
…may be candidates for stress testing. In contrast, cardiac stress testing as a screening test for CHD in asymptomatic patients is rarely indicated. Guidelines for stress testing have been proposed by several …
- 2. 負荷試験:薬剤やメチルキサンチン類の影響stress testing the effect of medications and methylxanthines [show details]
… therapy prior to stress testing. If the stress test is being performed primarily to diagnose the presence and/or extent of CHD, we will rarely withhold beta blocker therapy prior to stress testing in order to …
- 3. 血管攣縮性狭心症vasospastic angina [show details]
… if the stress test and ambulatory monitors are normal. This is particularly true if episodes of pain did not occur during ambulatory monitoring. Three provocative tests (ergonovine, acetylcholine, and …
- 4. 川崎病心臓血管後遺症:臨床症状および評価cardiovascular sequelae of kawasaki disease clinical features and evaluation [show details]
… considered: Exercise stress testing is preferred to pharmacologic stress testing because it is more physiologic. However, pharmacologic stress testing is appropriate for… Studies of coronary endothelial function in which acetylcholine was administered in the epicardial coronary arteries have also shown conflicting results .…
- 5. 微小血管性狭心症:冠動脈に異常所見のない狭心症microvascular angina angina pectoris with normal coronary arteries [show details]
…microvascular spasm: Reproduction of symptoms; ischemic ECG changes but no epicardial spasm during acetylcholine testing. Abnormal coronary microvascular resistance indices, eg, index of microcirculatory resistance … artery disease with a complete history, physical examination, resting electrocardiogram (ECG), and stress test. The diagnosis is usually not considered until after coronary angiography has been performed and …
Japanese Journal
- 松岡 勇樹,吉田 聡,市川 稔,高木 崇,義間 昌平,李 京美,坂東 和典,橋村 達郎,木島 祥行
- 心臓 51(5), 519-523, 2019
- … べての内服を中止し,硝酸イソソルビドテープを開始したところ,症状および心電図変化は消失した.器質的な冠動脈疾患の除外目的に冠動脈造影検査を施行したところ,有意狭窄病変を認めず,アセチルコリン負荷試験にて右冠動脈入口部に高度の攣縮が誘発された.これまでにはKounis症候群などアレルギー反応に伴う冠攣縮性狭心症は報告されているが,漢方薬投与を契機に発症した冠攣縮性狭心症は我々の検索 …
- NAID 130007847835
- 労作時息切れを主訴とし,冠攣縮による心収縮能低下を認めた17歳男性例
- 山口 斐,高野 寿一,中村 峻,笠野 健介,吉原 弘高,服部 英二郎,徳永 毅
- 心臓 51(4), 430-437, 2019
- … gadolinium enhancement;遅延造影)は認めなかった.原因検索目的にカテーテル検査を施行.CI 2.83 L/min/m<sup>2</sup>であった.冠動脈に器質的有意狭窄は認めないが全体的に狭小であった.アセチルコリン負荷試験を施行したところ,左前下行枝,左回旋枝に99%狭窄,右冠動脈は75%狭窄を認め,臨床症状と合致する強い息切れ症状と心電図変化を伴った.冠攣縮性狭心症の診断に至り,内服加療を開始した. …
- NAID 130007834909
- 左室憩室を起源とした心室頻拍が心停止の原因と考えられた20歳男性
- 千丈 創,三隅 寛恭,小宮山 伸之,川松 直人,木全 啓,横山 泰廣,吉野 邦彦,山崎 学,新沼 廣幸,丹羽 公一郎,阿部 恒平
- 心臓 50(5), 568-573, 2018
- … が循環動態が保てず,気管挿管管理下にPCPS・IABPを必要とした.一時PCPSからVV-ECMOに切り替えるなど呼吸循環管理に難渋したが,後遺症なく蘇生後13日で自立歩行が可能となった.冠動脈造影およびアセチルコリン負荷試験,心筋生検では異常を認めなかったが,心臓MRIで左室後側壁に径18mmの心室憩室を認めた.電気生理学的検査を行うと容易に心室頻拍が再現され,この憩室が起源と考えられた,心室頻拍根治を目的 …
- NAID 130007649510
Related Links
- アセチルコリン負荷〈acetylcholine(ACh)stress〉. 冠攣縮性狭心症が疑われる患者において、その誘発試験に寒冷負荷や過換気負荷が行われてきたが、誘発率は十分高くはない。. それに対し、アセチルコリンの冠動脈内投与は冠攣縮発作の誘発率が高い。. 冠動脈造影を施行し、有意な狭窄のないことを確認した後、攣縮の起こりやすいと推測される(あるいは両方の)冠 ...
- アセチルコリン負荷試験. 心臓カテーテル検査のひとつ。. アセチルコリンを冠動脈内に注入し、冠動脈が攣縮するかどうかで冠攣縮性狭心症を診断する試験。. アセチルコリンは本来、動脈拡張作用をもつが、攣縮し易い動脈の場合には血管収縮作用を示すことを利用した検査法である。.
- アセチルコリン負荷試験とは、異型狭心症(別名:冠攣縮性狭心症)の診断のために行う薬物負荷試験のことだ! 狭心症の疑いがあるにも関わらず冠動脈造影(CAG)で狭窄部位が認められないときに行われるぞ!
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- examination、test、testing、assessment、trial、exam、examine
- 関
- アセスメント、計測、検査、検定、試み、査定、試行、調べる、診断、治験、調査、テスト、判定、評価、検討、影響評価、実験デザイン、研究デザイン、データ品質、対応群、スコアリング法
循環器
肝臓異物排泄能
カルシウム
ビタミン
血液
- ショ糖溶血試験:(方法)等張ショ糖液に血液を加える。(検査)溶血の存在。低イオン強度では補体の赤血球に対する結合性が増し、発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては溶血をきたす。スクリーニング検査として用いられ、確定診断のためにはハム試験を行う。
- ハム試験 Ham試験:(方法)洗浄赤血球に塩酸を加え、弱酸性(pH6.5-7.0)条件にする。(検査)溶血の存在。発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては弱酸性条件で補体に対する感受性が亢進するため
産婦人科
内分泌
視床下部-下垂体-糖質コルチコイド
高血圧
- 立位フロセミド負荷試験:(投与)フロセミド、(検査)血漿レニン濃度:フロセミドでhypovolemicとし歩行負荷で交感神経を興奮させレニンの分泌を促す。原発性アルドステロン症の場合、レニン高値のまま無反応。
膵臓
膵外分泌機能
腎臓
ガストリノーマ
感染症
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- acetylcholine (K), ACh
- 化
- 塩化アセチルコリン、アセチルコリン塩化物 acetylcholine chloride
- 商
- オビソート、ノイコリンエー
- 関
- アセチルコリン受容体、アセチルコリンエステラーゼ、muscannic acetylcholine
作用機序
構造式
- 構造式:(CH3)3N+-CH2-CH2-OCO-CH3
代謝
薬理作用
心臓 (SPC.154)
- 洞房結節のK+に対する透過性を高め、静止電位を低下させるため
血管
血圧
平滑筋
分泌腺
骨格筋
交換神経終末
[★]
- 英
- load、charge、load
- 関
- 荷電、チャージ、電荷、荷重、帯電、負担、ロード
循環器
PT.291
前負荷 preload
- 心室の拡張終期に心室にある血液量、すなわち拡張終期容量(EDV)
後負荷 afterload
[★]
- 英
- choline
- 化
- 塩化コリン
- 関
- アセチルコリン
- choline + acetylCoA → acetylcholine + CoA