ブドウ糖負荷試験
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Japanese Journal
- 友寄 博子,浅川 牧夫
- 日本水産学会誌 75(2), 261-263, 2009-03-15
- 糖尿病の予防と治療には,インスリンの過剰分泌抑制や感受性の改善が必要である。そこで本研究では,トサカノリ,スサビノリ,クロメのインスリン様作用を比較した。その結果,スサビノリ抽出物が最も強い抑制作用を示し,中でも分子量1000以下の画分が強い作用を示した。次に,ラットにグルコース負荷試験を行ったところ,この画分を尾静脈投与した場合と経口投与した場合の両方で,コントロール群に比較して血糖値が有意に低 …
- NAID 110007131467
- インスリン分泌能の評価 グルコース負荷試験 (新時代の糖尿病学(2)病因・診断・治療研究の進歩) -- (糖尿病の疫学・病態・診断学の進歩 糖尿病検査学の進歩)
- プロピオン酸負荷試験でインスリン分泌を評価した黒毛和種の高血糖牛(短報)(内科学)
- 高須 正規,大場 恵典,井口 智詞,西飯 直仁,前田 貞俊,北川 均
- The journal of veterinary medical science 69(9), 985-987, 2007-09-25
- 高血糖の黒毛和種牛のインスリン分泌能評価のためにプロピオン酸負荷試験(PTT)を試みた.症例牛はグルコース負荷試験(GTT)でインスリン分泌の低下が示され,インスリン依存性糖尿病と診断された.正常牛ではPTTに対するインスリン分泌が認められたが,症例牛では認められなかった.GTTと同様に,PTTで症例牛のインスリン分泌の低下が示されたので,PTTが牛の糖尿病の診断に応用できる可能性が示唆された.
- NAID 110006388661
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- ブドウ糖を飲んだ後に血糖値がどのように推移するかをみて、糖尿病かどうかを判定を しようというのがブドウ糖負荷試験(GTT)です。なお、糖尿病には、1型糖尿病( インスリン依存型)と2型糖尿病(インスリン非依存型病)があります。
- 経口ブドウ糖負荷試験(けいこうブドウとうふかしけん、Oral glucose tolerance test, OGTT)は、糖尿病の診断方法のひとつ。糖尿病が疑われる患者に対し、短時間に一定 量のブドウ糖水溶液を飲んでもらい、一定時間経過後の血糖値の値から、糖尿病が 存在 ...
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★リンクテーブル★
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- 56歳の女性。心窩部痛と黒色便とを主訴に来院した。45歳ころから胸やけと心窩部痛とを繰り返し、胃酸過多と診断されて抗潰瘍薬を内服していた。しかし、消化器症状は軽快せず、下血が止らないため2か月前胃亜全摘術を受けた。昨夜再び黒色便が出現して入院した。身長156 cm、体重45kg。脈拍96/分、整。血圧102/70 mmHg。 眼瞼結膜に貧血を認め、上腹部に圧痛を認める。緊急内視鏡検査で十二指腸下行脚に新鮮な出血を認める。血清ガストリン値2,200pg/ml(基準20~160)。診断確定に有用な検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096I029]←[国試_096]→[096I031]
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- 英
- acromegaly
- 同
- 先端肥大症 末端肥大症、マリー症候群 Marie syndrome
- 関
- 成長ホルモン、難病
[show details]
概念
- 下垂体前葉より成長ホルモンが長期間、過剰に分泌されるために骨、結合組織、内臓の過剰発育をきたす疾患。
- 特定疾患治療研究事業の対象となる難病
病因
診断基準
- (参考1)
- (1)主症候(注1)
- ①手足の容積の増大
- ②先端巨大症様顔貌(眉弓部の膨隆、鼻・口唇の肥大、下顎の突出など)
- ③巨大舌
- (2)検査所見
- ①成長ホルモン(GH)分泌の過剰:血中GH値がブドウ糖75g経口投与で正常域まで抑制されない。(注2)
- ②血中IGF-1(ソマトメジンC)の高値(年齢・性別基準値の2SD以上)。(注3)
- ③CTまたはMRIで下垂体腺腫の所見を認める。(注4)
- 副症候および検査所見
- (1)発汗過多
- (2)頭痛
- (3)視野障害
- (4)女性における月経異常
- (5)睡眠時無呼吸症候群
- (6)耐糖能異常
- (7)高血圧
- (8)咬合不全
- (9)頭蓋骨および手足の単純X線の異常(注5)
- 確実例:1(1)①から③の1項目以上を満たし、かつ1(2)①から③すべての項目を満たすもの。
- 可能性を考慮:ブドウ糖負荷でGHが正常域に抑制されたり、臨床症候が軽微な場合でも、IGF-1が高値で、1(2)③を満たすもの。
- (注1)発病初期例や非典型例では症候が顕著でない場合がある。
- (注2)正常域とは血中GH底値1ng/ml(リコンビナントGHを標準品とするGH測定法)未満である。糖尿病、肝疾患、腎疾患、青年では血中GH値が正常域まで抑制されないことがある。また、本症では血中GH値がTRHやLH-RH刺激で増加(奇異性上昇)することや、ブロモクリプチンなどのドパミン作動薬で血中GH値が増加しないことがある。さらに、腎機能が正常の場合に採取した尿中GH濃度が正常値に比べ高値である。
- (注3)健常者の年齢・性別基準値を参照する。栄養障害、肝疾患、腎疾患、甲状腺機能低下症、コントロール不良の糖尿病などが合併すると血中IGF-Iが高値を示さないことがある。IGF-Ⅰの基準値としては別添の資料を参考のこと。
- (注4)明らかな下垂体腺腫所見を認めない時や、ごく稀にGHRH産生腫瘍の場合がある。
- (注5)頭蓋骨単純X線でトルコ鞍の拡大および破壊、副鼻腔の拡大と突出、外後頭隆起の突出、下顎角の開大と下顎の突出など、手X線で手指末節骨の花キャベツ様肥大変形、足X線で足底部軟部組織厚heelpadの増大=22mm以上を認める。
負荷試験のまとめ
病態
- 参考2
- 甲状繊維状:甲状腺は肥大するが、甲状腺ホルモンの量は正常である事が多い。一方で、下垂体腫瘍により中枢性の甲状腺機能低下症をきたす患者が少数存在する。
- 心血管系:高血圧(43%の症例に存在)、心肥大(高血圧、およびGHの直接的効果)、心筋症( → 拡張障害 + 不整脈 )、心不全(3-10%の症例)、弁膜症(心エコー上、30%の症例でAR, 5%の症例でMRが見いだされた)
- 睡眠時無呼吸
- 代謝:インスリン抵抗性を伴う高インスリン血症による糖尿病は10-20%の症例で見られ、耐糖能異常は50%の患者で見られる。
- 結腸の腫瘍:結腸粘膜上皮細胞の増殖におけるIGF-Iの関与、PPAR(peroxisome proliferator-activated receptor)遺伝子の発現低下が腫瘍発生のメカニズム?
検査
負荷試験の結果の見方
- QB-D253
- (1) QB.D-254 参考1 → 増加しない
QB.D-254
- ブドウ糖負荷試験:GH→ (正常:↓) ← コントロール不能?
- TRH、LH-RH:GH↑ (正常:→?)
- インスリン、低血糖、L-dopa負荷:GH→ (正常:↑) ← 十分にGHが分泌されているから、これ以上反応できない?
治療
- 方針:手術療法(腺腫摘出術)が第1選択となり、手術が不可能な例や拒否例、残存腺腫により高GHである例などで薬物療法を行う
- 経蝶形骨洞下垂体腺腫摘除術(ハーディ手術):トルコ鞍内に限局している例
- 経前頭骨下垂体腺腫摘除術:トルコ鞍上に進展している例
- 定位的放射線照射:従来の外部照射に比べ良好な治療成績が得られているが、放射線障害による下垂体機能低下が問題となっている。
治療効果の判定
- 足底部軟部組織厚heelpadは治療によって減少し、治療効果の判定に用いられる。(QB.D-253)
- IGF-1は治療効果の判定に有用、らしい。
参考
- http://www.nanbyou.or.jp/entry/287
- 2. [charged] Causes and clinical manifestations of acromegaly - uptodate [1]
[★]
- 英
- L-DOPA stimulation test
[show details]
L-ドーパ負荷試験 : 約 11 件
L-ドーパ試験 : 8 件
L-ドパ負荷試験 : nothing
L-ドパ試験 : 3 件
ドーパ負荷試験 : 12 件
ドーパ試験 : 11 件
レボドパ負荷試験 : 6 件
レボドパ試験 : 4 件
ドパミン負荷試験 : 2 件
ドパミン試験 : nothing
L-ドーパ負荷試験の結果の見方
- QB-D253
[★]
- 英
- glucose tolerance test、GTT, carbohydrate tolerance test, sugar tolerance test
- 同
- グルコース負荷試験、糖負荷試験、耐糖能検査
- 関
- 経口ブドウ糖負荷試験
[show details]
目的
- 糖尿病の診断のための検査
- 先端巨大症の診断のための検査:ブドウ糖負荷時に正常ではGH分泌低下、先端巨大症ではGH高値を維持
[★]
- 英
- oral glucose tolerance test, OGTT, oral glucose tolerance
- 関
- グルコース負荷試験、経口グルコース負荷試験。糖尿病、血糖値、HbA1c
[show details]
- 糖尿病の鑑別診断法の一種
- 慢性膵炎を疑う場合に、膵臓の内分泌機能を評価する場面でも用いられる、はず。
[★]
経口ブドウ糖負荷試験
[★]
- 英
- examination、test、testing、assessment、trial、exam、examine
- 関
- アセスメント、計測、検査、検定、試み、査定、試行、調べる、診断、治験、調査、テスト、判定、評価、検討、影響評価、実験デザイン、研究デザイン、データ品質、対応群、スコアリング法
循環器
肝臓異物排泄能
カルシウム
ビタミン
血液
- ショ糖溶血試験:(方法)等張ショ糖液に血液を加える。(検査)溶血の存在。低イオン強度では補体の赤血球に対する結合性が増し、発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては溶血をきたす。スクリーニング検査として用いられ、確定診断のためにはハム試験を行う。
- ハム試験 Ham試験:(方法)洗浄赤血球に塩酸を加え、弱酸性(pH6.5-7.0)条件にする。(検査)溶血の存在。発作性夜間血色素尿症 PNHにおいては弱酸性条件で補体に対する感受性が亢進するため
産婦人科
内分泌
視床下部-下垂体-糖質コルチコイド
高血圧
- 立位フロセミド負荷試験:(投与)フロセミド、(検査)血漿レニン濃度:フロセミドでhypovolemicとし歩行負荷で交感神経を興奮させレニンの分泌を促す。原発性アルドステロン症の場合、レニン高値のまま無反応。
膵臓
膵外分泌機能
腎臓
ガストリノーマ
感染症
[★]
- 英
- glucose, grape sugar, dextrose
- 商
- ブドウ糖注、グルノン
- 関
- GLUT、血中グルコース濃度、血糖値、GLUT
- グルコース1-リン酸、グルコース6-リン酸
分子量
- 血糖 100 mg/dl -> 1000 mg/l ; 1000 mg/l / 180 g/mol ≒5.6 mmol/l = 5.6 mM
尿細管におけるグルコースの再吸収 SP.801
- 近位尿細管における刷子縁で行われる。
- 管腔側に糖/Na+共輸送体 SGLT(SGLT1とSGLT2)が存在し、Naとグルコースを共輸送する
- SGLT2がグルコースの取り込みに貢献している(低親和性、高用量の輸送担体)
- 側底膜にはGLUT2が存在し、血液循環にグルコースを輸送する。
輸液で用いられるグルコース
- 末梢静脈:5%グルコース。5g/100g -> 50g/1L -> 50/180 Eq/L -> 277.78 mEq/L
臨床関連
[★]
- 英
- load、charge、load
- 関
- 荷電、チャージ、電荷、荷重、帯電、負担、ロード
循環器
PT.291
前負荷 preload
- 心室の拡張終期に心室にある血液量、すなわち拡張終期容量(EDV)
後負荷 afterload
[★]
- 英
- tolerance test、load test、challenge test
- 関
- 誘発試験
[★]
- 英
- course
- 関
- 過程、課程、経過