- 65歳の男性。吐血のため搬入された。起床時から悪心があり、朝食前に洗面器・いっぱいの吐血があった。肝硬変で通院中である。意識は清明。身長167cm、体重42kg。体温36.8℃。脈拍108/分、整。血圧96/60mmHg。腹部は膨隆。血液所見:赤血球 340万、Hb 8.5g/dl、Ht 26%、白血球 3,800、血小板 7.2万。血液生化学所見:総蛋白 5.5g/dl、アルブミン 2.9g/dl、尿素窒素 45mg/dl、クレアチニン 1.4mg/dl、総ビリルビン 1.3mg/dl、直接ビリルビン 0.8mg/dl、AST 55IU/l、ALT 30IU/l。
- 血管確保後にまず行うのはどれか。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 71歳の女性。高血圧症の通院加療中に血液生化学所見の異常を指摘され来院した。腹痛はない。血液所見:赤血球 407万、Hb 13.0gM、Ht 39%、白血球 7,800、血小板 26万。血液生化学所見:アルブミン 3.8g/dl、総ビリルビン 2.2mg/dl、AST 160IU/l、ALT 186IU/l、ALP 1,652IU/l(基準115-359)、アミラーゼ 62IU/l(基準37-160)。免疫学所見: CEA 2.9ng/m/(基準5以下).CA19-9 82U/m/(基準37以下)。上部消化管内視鏡写真(別冊No.4A)と磁気共鳴胆管膵管像(MRCP)(別冊No.4B)とを別に示す。
- この患者で誤っているのはどれか。
- a 動揺性の黄疸を呈する。
- b 膵・胆管合流異常を伴う。
- c 肝内胆管の拡張がみられる。
- d 膵頭十二指腸切除術を行う。
- e 膵体部癌よりも予後は良好である。
[正答]
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[★]
- 75歳の男性。一昨日から持続する前胸部痛と呼吸困難とを主訴に来院した。前胸部痛出現後も通常の生活を送っていた。高血圧の既往がある。12誘導心電図(別冊No.5A)と胸部エックス線写真(別冊No.5B)とを別に示す。
- 合併する病態として考えに<いのはどれか。
[正答]
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[★]