- 28歳の女性。1回経妊、1回経産。激しい下腹部痛と少量の性器出血とを主訴に来院した。月経発来が2週間遅れている。脈拍100/分、整。血圧80/46mmHg。妊娠反応は陽性であった。経腟超音波検査で子宮腔内に胎芽を認めず、付属器領域に胎嚢(GS)を認める。Douglas窩に大量の液体の貯留を醒める。
- 対応としてまず行うのはどれか。
- a 輸液
- b 腹部CT
- c 骨盤部MRI
- d 子宮卵管造影
- e 2週後の来院を指示
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 42歳の男性。発作性の呼吸困難を主訴に来院した。6か月前から朝になると胸苦しさを時々自覚していた。3か月前に息苦しさが生じ横になるとより苦しくなったため時間外の外来を受辞した。両側全肺野にwheezesを聴取し、点滴とβ2刺激薬の吸入とを行うと改善した。病院から家に戻ると症状は全くなくなっていた。毎日ではないが週に1回以上同じ発作を繰り返すので、何か治療をしてもらいたいという。来院時に自覚症状はない。既往歴とアレルギー歴とに特記すべきことはない。心音と呼吸音とに異常を認めない。尿、血液および胸部エックス線写真に異常を認めない。
- 対応で最も適切なのはどれか。
- a 入院
- b 発作時のみの外来受診
- c β2刺激薬の吸入による自己管理
- d 外来での点滴とβ2刺激薬の吸入
- e 副腎皮質ステロイド吸入薬による長期管理
[正答]
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- 71歳の女性。心窩部痛と嘔気とを主訴に夫に伴われて来院した。心窩部痛は半年前から時々出現し、その都度、市販の胃薬を服用して対処してきた。今朝から嘔気と冷汗とが加わった。既往歴に変形性膝関節症があり、市販の鎮痛薬を服用している。
- 緊急性を示唆する病歴情報はどれか。
[正答]
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