- 50歳の男性。呼吸困難のため搬入された。4日前に37.6℃の発熱と咽頭痛とがあり、市販の感冒薬を服用して様子をみていた。昨日から咽頭痛が悪化し、ものが飲み込みにくくなった。今朝から急激に増悪する嗄声と呼吸困難とを自覚している。意識は清明。身長170cm、体重72kg。体温39.6℃。呼吸数24/分。脈拍116/分、整。血圧 134/88mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度 SpO2 93%。著明な咽頭発赤と頭部の圧痛とを認める。吸気時晴鳴くstridor)を聴取する。腹部所見に異常を認めない。
- まず行うのはどれか。
- a 呼吸機能検査
- b 喉頭内視鏡検査
- c 尿中肺炎球菌抗原検査
- d A群β溶血性レンサ球菌迅速検査
- e インフルエンザウイルス抗原検査
[正答]
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★リンクテーブル★
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- 42歳の女性。左眼の流涙を主訴に来院した。数年前から左眼に涙がたまりやすいことを自覚しており、1年ほど前から流涙をきたすようになった。涙道造影で涙嚢は正常に描出されており、そこから尾側の鼻涙管が造影されない。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
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- 20歳の男性。物をかめないことを主訴に来院した。昨日、自転車を運転中に転倒し、顔面を強打した。顔面の皮下出血、腫脹および咬合異常を認める。眼球運動障害、頬部感覚異常および開口障害は認めない。
- 骨折部位として考えられるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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