- 58歳の男性。生来健康で医者にかかったことはほとんどない。喫煙歴はない。飲酒は日本酒2合/日を38年間。健康診断で、身長 163cm、体重 68kg、腹囲 87cm、血圧 128/72mmHg。血液生化学所見: 空腹時血糖 122mg/dl、HbA1c 5.6 %、HDL-コレステロール 46mg/dl、LDL-コレステロール 126mg/dl(基準65-139)、トリグリセリド 138mg/dl。安静時心電図で心房細動を認める。
- 産業医としてのこの男性への対応で最も適切なのはどれか。
- a 糖尿病の薬物療法
- b 脂質異常の薬物療法
- c 心房細動の精査・治療勧奨
- d 特定保健指導の積極的支援
- e 翌年の健康診断受診の指示
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 65歳の男性。悪心、下腿浮腫および労作時呼吸困難を主訴に来院した。10年前の健康診断で、蛋白尿と高血圧とを指摘されたが放置していた。1か月前から呼吸困難が徐々に出現し、体重が3kg増加した。血圧 178/96mmHg。下腿に圧痕浮腫を認める。血液所見: 赤血球 230万、Hb 6.8g/dl、Ht 21%、白血球 6,000、血小板 23万。血液生化学所見: 血糖 180mg/dl、尿素窒素 98mg/dl、クレアチニン 9.1mg/dl、Na 121mEq/l、K 8.2mEq/l、Cl 85mEq/l、Ca 8.1mg/dl、P 6.6mg/dl、動脈血ガス分析(自発呼吸、room air) : pH 7.32、PaO2 98Torr、PaCO2 29Torr、HCO3- 15 mEq/l。胸部エックス線写真(別冊No.9A)と心電図(別冊No.9B)とを別に示す。
- 緊急血液透析の準備中にまず行う治療はどれか。
[正答]
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[★]
- 56歳の男性。就労して社会復帰したいと希望して相談に来た。22歳から統合失調症で治療中である。これまでに被害妄想と幻聴を主症状として3回の入院治療歴がある。最近、欠勤が多く作業能率も低下していることから10年間勤めた工場を解雇された。それ以来、自宅で何もしないで過ごすようになった。
- 適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
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