- 50歳の男性。シートベルトを装着せずに車を運転し、電柱に正面衝突し搬入された。意識は清明。体温37.8℃。呼吸数30/分。脈拍132/分、整。血圧80/50mmHg。上腹部に圧痛を認める。腹部超音波検査で腹腔内に大量の液体貯留を認める。
- まず投与するのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A031]←[国試_104]→[104A033]
★リンクテーブル★
[★]
- 66歳の女性。倦怠感と腰痛とを主訴に来院した。半年程前から倦怠感があり徐々に増惑していたが、昨夕から急に腰痛を生じた。意識は清明。身長165cm、体重58kg。体温35.8℃。脈拍88/分、整。血圧128/76mmHg。肝・脾を触知しない。尿所見:蛋白1+、糖(-)。血液所見:赤血球 320万、Hb 9.8g/dl、Ht 30%、網赤血球 1.2%、白血球 6,300(桿状核好中球4%、分葉核好中球56%、好酸球3%、好塩基球1%、単球4%、リンパ球32%)、血小板 13万。血液生化学所見:血糖 96mg/dl、総蛋白 9.8g/dl、アルブミン 3.4g/dl、尿素窒素 38mg/dl、クレアチニン 2.1mg/dl、尿酸 8.2mg/dl、総コレステロール 212mg/dl、トリグリセリド 120mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、直接ビリルビン 0.4mg/dl、AST 28IU/l、ALT 32IU/l、LD 280IU/l(基準176-353)、Na 142mEq/l、K 4.2mEq/l、Cl 102mEq/l、Ca 10.4mg/dl、P 4.0mg/dl。血清蛋白電気泳動検査結果(別冊No.14)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A032]←[国試_104]→[104A034]
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- 74歳の男性。黄症と灰白色便とを主訴に来院した。意識は清明。身長167cm、体重56kg。体温37.6℃。脈拍80/分、整。血圧124/68mmHg。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球結膜に黄染を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟。上腹部に軽度の圧痛を認めるが、反跳痛や筋性防御を認めない。肝・脾を触知しない。腫瘍を触知しない。血液所見:赤血球 410万、Hb 12.8g/dl、Ht 37% 白血球 10,700、血小板 21万。血液生化学所見:総蛋白 6.7g/dl、アルブミン 2.8g/dl、総ビリルビン 14.2mg/dl、直接ビリルビン 10.0mg/dl、AST 125IU/l、ALT 278IU/l、ALP 1,24OIU/l(基準115-359)、γ-GTP 1,440IU/l(基準8-50)、アミラーゼ 125IU/l(基準37-160)。免疫学所見: CRP 0.2mg/dl、CEA 15.3ng/ml(基準5以下)、CA19-9 15,380 U/ml(基準37以下)。内視鏡的逆行性胆管膵管造影写真(ERCP)(別冊No.13)を別に示す。
- 処理としてまず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A030]←[国試_104]→[104A032]
[★]