- 英
- cluster headache
- 同
- ヒスタミン頭痛 histamine cephalalgia、ホートン頭痛 Horton's headache
- 関
- 群発性頭痛、頭痛、周期性片頭痛様神経痛、ホートン頭痛、ハリス片頭痛
診断基準
- 参考1.より
- A B～Dをみたす発作が5回以上ある
- B 未治療で一側性の重度～極めて重度の頭痛が、眼窩（がんか）部、眼窩上部または側頭部のいずれか1つ以上の部位に、15～180分間持続する
- C 頭痛と同側に少なくとも以下の1項目を伴う
- 1 結膜充血または流涙（あるいはその両方）
- 2 鼻閉または鼻漏（あるいはその両方）
- 3 眼瞼浮腫（がんけんふしゅ）
- 4 前頭部および顔面の発汗
- 5 縮瞳（しゅくどう）または眼瞼下垂（がんけんかすい）（あるいはその両方）
- 6 落ち着きがない、あるいは興奮した様子
- D 発作頻度は1回/2日～8回/日である
- E その他の疾患によらない
治療
- トリプタン製剤：強い血管収縮作用を有する。(禁忌)狭心症、動脈閉塞性疾患、前立腺肥大症
参考
- 1. 慢性頭痛 日本頭痛学会編／一般・GL（06年）／ガイドライン 群発頭痛はどのように診断するのですか
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』「2015/07/28 08:42:29」(JST)
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UpToDate Contents
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- 1. 群発頭痛：疫学、臨床的特徴、および診断 cluster headache epidemiology clinical features and diagnosis
- 2. 群発頭痛：治療および予後 cluster headache treatment and prognosis
- 3. 発作性片側頭痛：臨床的特徴および診断 paroxysmal hemicrania clinical features and diagnosis
- 4. 慢性連日性頭痛の概要 overview of chronic daily headache
- 5. 小児における頭痛：評価および全般的マネージメントの戦略へのアプローチ headache in children approach to evaluation and general management strategies
Japanese Journal
- 群発頭痛の診断と治療 (特集 実践! 頭痛診療 : 頭痛に悩む患者をどう診てどう治す?) -- (一次性頭痛 : 三叉神経・自律神経性頭痛(TACs))
- 今井 昇
- 内科 115(5), 767-771, 2015-05
- NAID 40020456294
- 一次性頭痛の病態はここまで解明された (特集 実践! 頭痛診療 : 頭痛に悩む患者をどう診てどう治す?) -- (頭痛一般)
- 柴田 護
- 内科 115(5), 729-734, 2015-05
- NAID 40020456254
- 頭痛の病態生理と治療 (平成26年度日本内科学会生涯教育講演会) -- (Aセッション)
- 荒木 信夫
- 日本内科学会雑誌 104(3), 502-507, 2015-03-10
- NAID 40020393091
- 中医診察ナビゲーション 難治性疾患の弁証論治 清熱化痰・涼肝熄風による群発頭痛(痰熱生風)治療
- 丁 元慶,陳 玉状
- 中医臨床 36(1), 52-59, 2015-03
- NAID 40020437059
Related Links
- 慢性頭痛のひとつである群発頭痛をご紹介します。群発頭痛はある時期に集中して起こり、男性に多くみられます。目の奥がえぐられるような痛みが特徴で、アルコールがトリガーになります。
- 群発頭痛の概要。 片側の眼窩部、眼窩上部、または側頭部の激しい疼痛と同時に、同じ側の眼球の結膜充血、涙、鼻閉・鼻汁などがみられ、同じ側の瞳孔の縮瞳や眼瞼下垂などを伴う頭痛を群発頭痛と呼びます。有病率は0・1％以下 ...
- 目の奥がえぐられるような痛み、片目と片方の首から頭痛がする･･･。それはもしかしたら群発頭痛かもしれません。原因、対処法、予防法、体験談などをまとめた群発頭痛の総合情報サイトです。みなさんからの体験談や口コミ ...
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| 関連記事 | 「群発」「痛」 |
「108H034」
- 次の文を読み、 33、 34の問いに答えよ。
- 42歳の女性。頭痛を主訴に来院した。
- 現病歴： 3年前から月 1、2回の頭痛を自覚していた。頭痛は両側の後頭部を中心とした持続性の鈍痛で、肩こりを伴っている。夕方になると頭痛が悪化するが、生活に支障をきたすほどの痛みではない。家事などで体を動かしている時のほうが多少痛みは和らぐ感じがする。悪心はない。頭痛に大きな変化はないが、昨日知人が脳梗塞で入院したという話を聞き、心配になって受診した。
- 既往歴：スギ花粉症。
- 生活歴：事務職。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。
- 家族歴：父親が 56歳時にくも膜下出血で死亡。母親が高血圧症で治療中。
- 現症：意識は清明。身長 158 cm、体重 52 kg。体温 36.3℃。脈拍 76/分、整。血圧 118/72 mmHg。神経学的所見に異常を認めない。
- 現時点で最も考えられるのはどれか。
※国試ナビ4※ ［108H033］←［国試_108］→［108H035］
「100A048」
- 25歳の女性。頭痛を主訴に来院した。15歳ころから月に1回程度の頻度で、片側の拍動性頭痛がみられ、半日で軽快していた。頭痛直前に視覚障害があり、頭痛時に嘔吐を伴い光がまぶしく感じるという。来院時、頭痛はなく、意識は清明である。身体所見と神経学的所見とに異常はない。最も考えられるのはどれか。
※国試ナビ4※ ［100A047］←［国試_100］→［100A049］
「096D045」
- 25歳の女性。頭痛を主訴に来院した。15歳ころから月に1回程度の頻度で、片側の拍動性頭痛がみられ、半日くらいで軽快していた。頭痛直前に視覚障害と、頭痛時に嘔吐と流涙とを伴うという。来院時、頭痛はなく、意識は清明である。一般身体所見と神経学的所見とに異常はない。最も考えられるのはどれか。
※国試ナビ4※ ［096D044］←［国試_096］→［096D046］
「111I025」
- VDT作業が誘因となるのはどれか。
※国試ナビ4※ ［111I024］←［国試_111］→［111I026］