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Japanese Journal
- 非とする立場から (第1土曜特集 輸液・栄養療法--EVIDENCE & CONTROVERSY) -- (シスプラチン使用の化学療法時に乳酸加リンゲル液による輸液とCa,Mg補充の同時投与は必要か)
- 必要とする立場から (第1土曜特集 輸液・栄養療法--EVIDENCE & CONTROVERSY) -- (シスプラチン使用の化学療法時に乳酸加リンゲル液による輸液とCa,Mg補充の同時投与は必要か)
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- 名称及び製剤 治療に関する項目 使用上の注意に関する項目 作用機序と体内動態 化学構造及び物性 乳酸リンゲル液 〔効〕循環血液量・組織間液の減少時における細胞外液の補給・補正,代謝性アシドーシスの補正. 〔用〕(注)1回500 ...
- 静脈確保したら乳酸加リンゲル液。だが、待って欲しい。病院実習で乳酸加リンゲル液がぶら下がっているのを君は見たことがあるか。 事例:北海道江別市 「90歳男性、意識がなく、呼吸もしていないようだ」との通報で出動した。傷 病者 ...
★リンクテーブル★
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- 次の文を読み、22~24の問いに答えよ。
- 20歳の男性。発熱と咽頭痛とを主訴に来院した。
- 現病歴 : 10日前から全身倦怠感、38℃前後の発熱および咽頭痛が出現した。さらに、食欲不振、眼瞼の浮腫および上腹部重圧感も加わってきた。近医で感冒として治療を受けたが改善しないため来院した。
- 家族歴・既往歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長173cm、体重73 kg。体温37.8℃。脈拍90/分、整。血圧134/90mmHg。咽頭部発赤、扁桃の腫大・発赤および表在リンパ節(顎下、側頚部、腋窩)の腫大を認める。聴診上異常はない。
- 検査所見 : 尿所見:比重1.030、蛋白(±)、糖(-)、ウロビリノゲン2+、潜血(-)。
- 血液所見:赤沈65 mm/1時間、赤血球505万、Hb 16.5 g/dl、Ht49%、白血球9,000、血小板20万。凝固系に異常はない。
- 血清生化学所見:総蛋白7.6 g/dl、γ-グロブリン20%、総コレステロール170 mg/dl、尿素窒素25 mg/dl、クレアチニン0.6mg/dl、GOT250単位(基準40以下)、GPT300単位(基準35以下)、LDH680単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ220単位(基準260以下)。CRP7.2mg/dl(基準0.3以下)。
[正答]
※国試ナビ4※ [095H023]←[国試_095]→[095H025]
[★]
- 2歳の男児。浜辺で遊んでいるうちにぐったりして、けいれんと嘔吐とを起こしたため救急車で搬送された。
- 昨日から家族と海水浴に来ている。患児は風邪気味であったが、昨日も海水パンツのまま日差しの強い浜辺で元気よく遊んだ。今日も朝から浜辺で遊んでいた。昼前からのどの渇きを訴えて頻繁に水を飲んでいたが、排尿はない。
- 午後3時ころ、ぐったりして、その後けいれんを起こし、嘔吐した。来院時、呼びかけには応じるが、傾眠状態である。全身の皮膚に発赤と腫脹とを認める。体温39.0℃。呼吸数36/分。脈拍128/分、整。血圧86/50mmHg。血液所見:赤血球430万、Hb14.0g/dl、Ht42%、白血球9,800。血清生化学所見:Na 135mEq/l、K 4.0mEq/l、Cl 93mEq/l。
[正答]
※国試ナビ4※ [099F022]←[国試_099]→[099F024]
[★]
- 58歳の女性。歩行中に自動車にはねられたため搬入された。意識は清明。身長156cm、体重58kg。体温36.2℃。呼吸数24/分。脈拍96/分、整。血圧106/62mmHg。左側胸部と腰部とに打撲痕があり自発痛を訴える。来院15分後に気分不快と寒気とを訴え、不穏状態となった。胸部エックス線写真と骨盤エックス線単純写真とを以下に示す。直ちに投与すべきものはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102E053]←[国試_102]→[102E055]
[★]
- 50歳の男性。シートベルトを装着せずに車を運転し、電柱に正面衝突し搬入された。意識は清明。体温37.8℃。呼吸数30/分。脈拍132/分、整。血圧80/50mmHg。上腹部に圧痛を認める。腹部超音波検査で腹腔内に大量の液体貯留を認める。
- まず投与するのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104A031]←[国試_104]→[104A033]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [098G103]←[国試_098]→[098G105]
[★]
- 心室圧-容積曲線を示す。
- 投与によってAからBに変化するのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104E028]←[国試_104]→[104E030]
[★]
- 英
- hypertonic lactated saline, HLS
- 同
- 高張乳酸リンゲル液
- 関
- 乳酸リンゲル液
[show details]
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- Ringer solution Ringer's solution, Ringer injection
- ラ
- solutio Ringeri, natrii chlonidi injectio composita
- 同
- リンガー液、リンゲル溶液、Ringer液、Ringer溶液
- 商
- アルスロマチック、ニソリM、ニソリ・S、ニソリ、ペロール、ラクトリンゲル、リナセート、ヴィーンF、ヴィーンD
組成
- 本剤は1容器(500mL)中に次の成分を含有する注射液である。
- 塩化ナトリウム 4.3g
- 塩化カリウム 0.15g
- 塩化カルシウム水和物 0.165g
電解質濃度
- Na+ 147mEq/L
- K+ 4mEq/L
- Ca2+ 4.5mEq/L
- Cl- 155.5mEq/L
性状
- 本剤は、無色澄明の注射液である。
- pH 約6.4(製造直後の平均実測値)、5.0~7.5(規格値)
浸透圧比
参考
- リンゲル液「オーツカ」(500mL瓶)/ *リンゲル液「オーツカ」(500mL袋)
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3319539A1023_1_05/3319539A1023_1_05?view=body
[★]
- 英
- lactate, lactate acid (K), lactic acid
- ラ
- acidum lacticum
- 同
- 2-ヒドロキシプロピオン酸 2-hydroxypropionic acid、α-オキシプロピオン酸 α-oxypropionic acid
- 関
- 乳酸デヒドロゲナーゼ
CH3-CH(OH)-COOH
概念
基準値
- 1–2 mmol/L, 10–20 mg/dL (HIM.Appendix)
単位
- 1 mEq/l(mmol/l) = 9.008 mg/dl
- 1 mg/dl = 1/9.008 mEq/l(mmol/l)