- 英
- nasal congestion、nasal obstruction、nasal stuffiness、congested nose、rhinostenosis
- 同
- 鼻づまり、鼻腔閉塞 rhinocleisis
- 関
- 鼻閉感、鼻道閉塞、鼻閉塞
WordNet
- narrowing of the passages in the nasal cavities
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/04/18 00:24:47」(JST)
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鼻詰まり(はなづまり)とは、鼻に関する症候のひとつ。鼻閉(びへい)とも称される。
症状
鼻詰まりとは片方または両方の鼻が詰まるものであるが、鼻に関する疾患では鼻詰まりのほか、くしゃみや鼻水、鼻出血、嗅覚・味覚の異常、飲み込みにくさ、不眠などが伴うことが多い。
原因
鼻の中にある血管に充血が生じたり、異物挿入、腫瘍、花粉などにより起こることが多い。
- 物理的なもの
- 先天的な疾患によるもの
- 疾患によるもの
- 鼻炎
- 急性鼻炎・慢性鼻炎・アレルギー性鼻炎・肥厚性鼻炎・花粉症など
- 副鼻腔炎
- 鼻中隔彎曲症
- 腫瘍によるもの
- そのほか
- 鼻茸
治療
原因となる疾患を特定の上、その疾患に対する治療が主な治療である。
関連項目
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- アレルギー疾患の治療薬(17)耳鼻咽喉科領域 抗プロスタグランジンD₂・トロンボキサンA₂薬
- P-218 スギ花粉症による鼻閉に対するfexofenadine/pseudoephedrine配合錠の有用性の検討(花粉症 治療,口演31,第26回日本アレルギー学会春季臨床大会)
- 竹内 裕美,福島 慶,森實 理恵,中村 陽祐,小山 哲史,榎本 雅夫,北野 博也
- アレルギー 63(3・4), 597, 2014-04-05
- NAID 110009848380
Related Links
- 鼻閉。どんな症状か 鼻閉とは鼻づまりのことで、すべてが病気によるものでは ありません。片側の鼻が数時間で左右交代に起こる鼻閉はネーザルサイクルといわれ、 生理的現象です。病的な鼻閉は、両側の鼻閉といつも同じ側の gooヘルスケア 家庭の 医学。
- 鼻づまり、鼻閉 笠井耳鼻咽喉科クリニック・自由が丘診療室 鼻づまりについて 「鼻が 詰まり、鼻で息が出来ない」というのは日常よく起こる症状の一つです。ひどい鼻 づまりがあってもあまり気にされない方も多いのですが、わずかな鼻詰まりでも酷く 鬱陶しいと ...
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★リンクテーブル★
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- 次の文を読み、35、36の問いに答えよ。
- 32歳の女性。持続する咳嗽を主訴に来院した。
- 現病歴:2か月前から鼻汁と鼻閉とを感じていた。1か月前から咳を自覚するようになり、3週前から咳が増強し、続いている。特に夜間に咳嗽が強い。
- 既往歴:5歳時にアトピー性皮膚炎を発症。
- 生活歴:両親と3人暮らし。事務職。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。5か月前からハムスターを飼っている。
- 家族歴:父親が高血圧症で治療中。
- 現症:意識は清明。身長160cm、体重50kg。体温36.4℃。脈拍88/分、整。血圧126/72mmHg。呼吸数20/分。SpO2 98%(room air)。咽頭粘膜に発赤を認めない。両側の胸部に強制呼出でwheezesを認める。胸部エックス線写真(別冊No.9)を別に示す。
- 外来で通院治療していたが、自宅で歯痛があり市販の鎮痛薬を服用したところ、約30分後喘鳴と呼吸困難とを生じたため受診した。意識は清明。両側の胸部にwheezesを聴取する。
[正答]
※国試ナビ4※ [107H035]←[国試_107]→[107H037]
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- 次の文を読み、35、36の問いに答えよ。
- 32歳の女性。持続する咳嗽を主訴に来院した。
- 現病歴:2か月前から鼻汁と鼻閉とを感じていた。1か月前から咳を自覚するようになり、3週前から咳が増強し、続いている。特に夜間に咳嗽が強い。
- 既往歴:5歳時にアトピー性皮膚炎を発症。
- 生活歴:両親と3人暮らし。事務職。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。5か月前からハムスターを飼っている。
- 家族歴:父親が高血圧症で治療中。
- 現症:意識は清明。身長160cm、体重50kg。体温36.4℃。脈拍88/分、整。血圧126/72mmHg。呼吸数20/分。SpO2 98%(room air)。咽頭粘膜に発赤を認めない。両側の胸部に強制呼出でwheezesを認める。胸部エックス線写真(別冊No.9)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [107H034]←[国試_107]→[107H036]
[★]
- 32歳の女性。くしゃみ、鼻汁および鼻閉を主訴に来院した。3年前から、毎年2月から4月にかけて同様の症状を繰り返していた。症状は外出時に増強し流涙を伴う。体温36.4℃。眼球結膜は軽度発赤している。咽頭扁桃に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。血液所見:赤血球 410万、Hb 14.0g/dl、Ht 39%、白血球 4,800(桿状核好中球2%、分葉核好中球41%、好酸球13%、好塩基球2%、単球5%、リンパ球37%)、血小板 21万。免疫学所見:CRP 0.3mg/dl、IgE 260IU/ml(基準250未満)、IgE RASTスコア:スギ3 (基準0)。
[正答]
※国試ナビ4※ [105I075]←[国試_105]→[105I077]
[★]
- 20歳の女性。強い頭痛発作を主訴に来院した。最近の10日間は仕事で多忙であったが、 2日前に一段落した。昨日の朝、目覚めたときから右側頭部が痛み始めた。痛みは急速に増悪して拍動性となり、約30分でピークに達して、立っていられなくなった。起き上がったり歩いたりすると痛みが増強した。その後、頭痛は徐々に軽減して数時間で消失した。同様の頭痛発作が3年前から年に2、3回出現するという。
- この疾患の頭痛発作時に伴いやすいのはどれか。 2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [106G055]←[国試_106]→[106G057]
[★]
- 40歳の男性。3週前からの右側の鼻閉と頬部違和感とを主訴に来院した。副鼻腔エックス線写真と副鼻腔単純CTとで右上顎洞に異常陰影を認めたため、内視鏡下に中鼻道から上顎洞組織の生検を行った。副鼻腔単純CT冠状断像と横断像(別冊No.4A、B)、生検組織のGrocott染色標本(別冊No.4C)を別に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [107A021]←[国試_107]→[107A023]
[★]
- 63歳の男性。複視を主訴に来院した。4か月前から少量の鼻出血を繰り返していた。2か月前から右難聴と鼻閉とを自覚していたが放置していた。最近になり右方視での複視を認めたため来院した。右上頚部に直径3cmの硬い腫瘤を触知する。インピーダンスオージオメトリで左耳はAタイプ、右耳はBタイプである。副鼻腔単純CTを以下に示す。
- この患者で正しいのはどれか。
- a. 鼻閉は副鼻腔炎による。
- b. 嗅覚低下を認める。
- c. 複視は外転神経障害による。
- d. 閉眼不全を認める。
- e. 耳管の開放症を認める。
※国試ナビ4※ [099H025]←[国試_099]→[099H027]
[★]
- 48歳の女性。鼻閉を主訴に来院した。 20年前から両側の鼻閉があり、風邪をひくと悪化した。鎮痛薬で気管支喘息を起こしたことがあった。左鼻腔の内視鏡像 (別冊No.5A)を別に示す。右鼻腔も同様の所見である。副鼻腔単純 CTの水平断像 (別冊No.5B)と冠状断像 (別冊 No.5C)を別に示す。
- 治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108A023]←[国試_108]→[108A025]
[★]
- 33歳の女性。急性の呼吸困難のため搬入された。3年前に喘息を発症し、近医で治療を受けていた。最近鼻閉がみられるので耳鼻咽喉科を受診したところ鼻ポリープを指摘された。本日歯痛が出現したので、家にある痛み止めを服用したところ重篤な呼吸困難が出現した。入院後直ちに酸素吸入とβ刺激薬投与を行った。
- 次に投与するのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102F021]←[国試_102]→[102F023]
[★]
- 26歳の男性。水様鼻漏と鼻閉とを主訴に来院した。6年前から通年性に水様鼻漏、鼻閉およびくしゃみを認めていたが、6か月前から増悪した。副鼻腔エックス線単純写真では異常を認めない。鼻内の写真を以下に示す。
- 診断に有用なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [101A051]←[国試_101]→[101A053]
[★]
- 26歳の男性。水様性鼻漏と鼻閉とを主訴に来院した。6年前から通年性に水様性鼻漏、鼻閉およびくしゃみを認めていたが、6か月前から増悪した。鼻粘膜は蒼白で、中等度に腫脹している。副鼻腔エックス線写真で異常を認めない。
- 診断に有用なのはどれか。2つ選べ。
- a 皮内テスト
- b 鼻汁細菌検査
- c 特異的IgE検査
- d 鼻腔通気度検査
- e 鼻汁中好中球検査
[正答]
※国試ナビ4※ [104I061]←[国試_104]→[104I063]
[★]
- 19歳の女性。鼻漏を主訴に来院した。数年前から鼻漏と鼻閉とが出現し、2週前から増悪したため受診した。通年性に症状があり起床時に激しい。右鼻腔の内視鏡像(別冊No. 26)を別に示す。
- 行うべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A049]←[国試_109]→[109A051]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [100B064]←[国試_100]→[100B066]
[★]
- 顔面を殴打された直後の患者の顔面骨3D-CT(別冊No. 1)を別に示す。症状として考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C014]←[国試_113]→[113C016]
[★]
- 急性副鼻腔炎の症状のうち、緊急手術の必要性を示唆するのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [112B012]←[国試_112]→[112B014]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [102A017]←[国試_102]→[102A019]
[★]
- 英
- allergic rhinitis AR
- 同
- 鼻アレルギー rhinoallergy nasal allergy, hayfever
- 関
- 鼻炎
概念
- くしゃみ、鼻汁過多、鼻閉を主訴とする鼻炎で、特定の抗原による鼻粘膜でのアレルギー反応によって生じる。
症状
治療法 (ガイドラインより)
重症度
|
軽症
|
中等症
|
重症
|
病型
|
|
くしゃみ・
|
鼻閉型
|
くしゃみ・
|
鼻閉型
|
鼻漏型
|
鼻漏型
|
治療
|
1.第2世代抗ヒスタミン薬
|
1.第2世代抗ヒスタミン薬
|
1.ロイコトリエン拮抗薬
|
局所ステロイド薬 + 第2世代抗ヒスタミン薬
|
局所ステロイド薬 + ロイコトリエン拮抗薬 またはトロンボキサン拮抗薬
|
2.遊離抑制薬
|
2.遊離抑制薬
|
2.トロンボキサン拮抗薬
|
|
3.局所ステロイド薬
|
3.局所ステロイド薬
|
1. 2. のいずれか
|
1.2.3.のいずれか 必要に応じて1.に2.または3.を併用する
|
|
必要に応じて点鼻用血管収縮薬を治療開始の5~7日間に限って用いる。
|
|
鼻閉型で鼻腔形成異常を伴う症例では手術
|
|
特異的免疫療法
|
アレルゲン除去・回避
|
ガイドライン
[★]
- 関
- congested nose、nasal obstruction、nasal stuffiness、rhinostenosis
[★]
鼻閉
- 関
- congested nose、nasal congestion、nasal obstruction、nasal stuffiness
[★]
鼻閉
- 関
- nasal congestion、nasal obstruction、nasal stuffiness、rhinostenosis
[★]
- 関
- congested nose、nasal congestion、nasal obstruction、rhinostenosis
[★]
- 関
- 鼻閉
- 器質的で不可逆的な変化による鼻閉。鼻中隔彎曲症、鼻茸、アデノイド増殖症などがある。薬物療法ではなく手術など侵襲的な治療が必要となる。
[★]
- 英
- nasal decongestant
- 関
- 鼻閉
[★]
- 英
- nasal congestion、nasal obstruction
- 関
- 鼻閉、鼻づまり、鼻道閉塞、鼻閉塞
[★]
- 英
- nasal obstruction
- 関
- 鼻閉、鼻閉感、鼻道閉塞